ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 3251-3260件を表示
要旨:
トリプルネガティブ乳癌細胞に、小胞体ストレスを与えてアポトーシスを誘導する戦略に、ルチンの可能性を調査した。ルチンはMDA-MB-231細胞の増殖を強く阻害して、IC50値は40±1.0 µMであった。同時にルチンは、ASK1とJNKの発現を顕著...

槐花とルチンは、NF-κBシグナル伝達経路と腸内細菌叢を標的として、化学的に誘発したマウスの大腸炎を緩和する

Sophora japonica flowers and their main phytochemical, rutin, regulate chemically induced murine colitis in association with targeting the NF-κB signaling pathway and gut microbiota

著作名:
Yan Liu
Weisu Huang
Shengyang Ji
Jing Wang
Jingyang Luo
Baiyi Lu
出典:
Food Chemistry
2022
393
133395
DOI:
10.1016/j.foodchem.2022.133395
要旨:
化学物質で惹起した大腸炎のマウスに、槐花抽出物もしくはルチンを投与すると、炎症と酸化ストレスを顕著に改善した。慢性的な腸のバリア機能不全の解消は、密着結合蛋白質の増大と、腸内毒素の軽減から確認した。槐花抽出物とルチン...

抗炎症作用を示す、ルチンを担持した刺激応答性ヒドロゲル

Rutin-Loaded Stimuli-Responsive Hydrogel for Anti-Inflammation

著作名:
Hongyue Wang
Lin Wang
Shasha Guo
Zehao Liu
Luqing Zhao
Renzhong Qiao
Chao Li
出典:
ACS Applied Materials & Interfaces
2022
14
26327–26337
DOI:
10.1021/acsami.2c02295
要旨:
グアノシンーフェニルホウ酸系ヒドロゲルにルチンを担持して、NMR・UV・原子間顕微鏡で構造を確認した。この製剤は、24時間以内に90%のルチンを放出し、酸性領域および活性酸素種が存在する培地では、完全な放出となった。従って、pH...

栄養補助食品としてのケルセチンの安全性

Safety Aspects of the Use of Quercetin as a Dietary Supplement

著作名:
Susanne Andres
Sophie Pevny
Rainer Ziegenhagen
Nadiya Bakhiya
Bernd Schäfer
Karen Ildico Hirsch-Ernst
Alfonso Lampen
出典:
Molecular Nutrition & Food Research
2018
62
1700447
DOI:
10.1002/mnfr.201700447
要旨:
ケルセチンの安全性に関する総説。1日1000 mg以上のケルセチンを12週間以上に渡って摂取した臨床研究の論文は、存在しなかった。そこで、ケルセチンと薬物の相互作用に着目して、臨床試験と動物実験の論文を整理した。各論として、腎...

カフェ酸とケルセチンの、ヒト肝臓チトクロームP450活性阻害

Evaluation of Inhibitory Effects of Caffeic acid and Quercetin on Human Liver Cytochrome P450 Activities

著作名:
Himanshu Rastogi
Snehasis Jana
出典:
Phytotherapy Research
2014
28
1873-1878
DOI:
10.1002/ptr.5220
要旨:
カフェ酸とケルセチンの、ヒト薬物代謝酵素チトクロームP450ファミリーに対する作用を調べた。カフェ酸とケルセチンは、CYP1A2(Ki = 1.16, 0.93 μM)とCYP2C9(Ki = 0.95, 1.67 μM)に競合的な阻害作用を示した。カフェ酸はCYP2D6を阻害...

ケルセチンとチモキノンの、ヒトチトクロームP450活性阻害

Studying the Inhibitory Effect of Quercetin and Thymoquinone on Human Cytochrome P450 Enzyme Activities

著作名:
Fawzy Elbarbry
Aimy Ung
Khaled Abdelkawy
出典:
Pharmacognosy Magazine
2017
13
S895–S899
DOI:
10.4103/0973-1296.224342
要旨:
ケルセチンとチモキノンの、ヒト薬物代謝酵素チトクロームP450ファミリーに対する作用を調べた。ケルセチンは、CYP1A2とCYP2E1の阻害作用は弱かったが、CYP2D6を強く阻害し、CYP2C19とCYP3A4には中程度の阻害作用を示した。一方、チモ...

老化を介するケルセチンの抗癌効果

Senescence-mediated anticancer effects of quercetin

著作名:
Serpil Özsoy Gökbilen
Eda Becer
Hafize Seda Vatansever
出典:
Nutrition Research
2022
104
82-90
DOI:
10.1016/j.nutres.2022.04.007
要旨:
ケルセチンの癌細胞への作用を、アポトーシスの促進と増殖抑制に絞り、細胞老化の観点から整理した総説。根底にある考えは、ケルセチンで癌細胞を老化させ、癌細胞にアポトーシスを誘導して増殖を抑制する点にある。前半では、細胞老...

実施要因計画法と抗アクネ菌試験による、ケルセチンゲル製剤の最適化

Optimization of Quercetin Gel Formulation using Factorial Design Method and Antibacterial Test against Propionibacterium acnes

著作名:
M. Andi Chandra
Ilham Kuncahyo
Ana Indrayati
出典:
Borneo Journal of Pharmacy
2022
5
126–135
DOI:
10.33084/bjop.v5i2.3321
要旨:
粘度・分散性・抗アクネ菌活性・フランツ拡散を品質パラメータとして、実施要因計画法により、ケルセチンゲル製剤を最適化した。カーボポール940・グリセリン・プロピレングリコールの組合せは、製剤の物理的品質試験に影響を及ぼし、...

TGF-β1/Smad3およびTGF-β1/p38 MAPK経路を介してイソラムネチンは、オートファジーの低減と細胞外マトリックス形成の阻害により、肝線維症を抑制する

Isorhamnetin Inhibits Liver Fibrosis by Reducing Autophagy and Inhibiting Extracellular Matrix Formation via the TGF-β1/Smad3 and TGF-β1/p38 MAPK Pathways

著作名:
Ning Liu
Jiao Feng
Xiya Lu
Zhilu Yao
Qing Liu
Yang Lv
Yuru Han
Jingfan Deng
Yingqun Zhou
出典:
Mediators of Inflammation
2019
2019
6175091
DOI:
10.1155/2019/6175091
要旨:
肝線維症のマウスモデルとして、四塩化炭素の腹腔内注射と胆管結紮の2通りを確立した。両モデルともイソラムネチンを投与すると、肝星細胞の活性化・細胞外マトリックスの蓄積・オートファジーが阻害され、肝線維症を顕著に抑制した。...

ケルセチンがキサンチンオキシダーゼを阻害する機構の洞察

Mechanistic insights into the inhibition of quercetin on xanthine oxidase

著作名:
Cen Zhang
Rui Wang
Guowen Zhang
Deming Gong
出典:
International Journal of Biological Macromolecules
2018
112
405-412
DOI:
10.1016/j.ijbiomac.2018.01.190
要旨:
ケルセチンは可逆的にキサンチンオキシダーゼを阻害して、尿酸と超酸化物の生成を抑制した。そのIC50値は、尿酸が2.74 μM、超酸化物が2.90 μMであった。分子ドッキングは、キサンチンオキシダーゼの結合ドメインにおけるケルセチンの...