ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 3341-3350件を表示

パキシリンのミトコンドリアBKチャネルの阻害作用は、ケルセチンが無効にする

Flavonoid quercetin abolish paxilline inhibition of the mitochondrial BK channel

著作名:
Rafał Paweł Kampa
Aleksandra Gliździńska
Adam Szewczyk
Piotr Bednarczyk
Sławomir Filipek
出典:
Mitochondrion
2022
65
23-32
DOI:
10.1016/j.mito.2022.04.005
要旨:
ケルセチンは原形質膜に存在するチャネルと比較して、1/10の濃度でミトコンドリアのBKチャネルを活性化した。しかも、BKチャネル阻害剤として知られているパキシリンの存在下でも活性化が見られ、競争的な結合を示唆した。分子ドッキ...

高尿酸血症および痛風性関節炎におけるケルセチンの利点の総説

A review on benefits of quercetin in hyperuricemia and gouty arthritis

著作名:
Thanutchaporn Nutmakul
出典:
Saudi Pharmaceutical Journal
2022
30
918-926
DOI:
10.1016/j.jsps.2022.04.013
要旨:
高尿酸血症および痛風性関節炎に対するケルセチンの薬効をまとめた総説。高尿酸血症に関しては、尿酸の産出抑制作用・尿酸排出の促進・臨床研究に章分けして、ケルセチンの効果を論じる。ケルセチンの抗炎症作用は、NLRP3インフラマソ...

ケルセチンの非線形分子動力学: 肝保護における役割

Nonlinear molecular dynamics of quercetin in Gynocardia odorata and Diospyros malabarica fruits: Its mechanistic role in hepatoprotection

著作名:
Arabinda Ghosh
Pranjal Sarmah
Harun Patel
Nobendu Mukerjee
Rajbardhan Mishra
Saad Alkahtani
Rajender S. Varma
Debabrat Baishya
出典:
PLoS ONE
2022
17
e0263917
DOI:
10.1371/journal.pone.0263917
要旨:
四塩化炭素で惹起したラットの肝損傷を、ケルセチンが改善した。ケルセチンの投与は、ビリルビン・SGOT・SGPTを減少して、肝機能パラメーターを改善した。ケルセチンはまた、四塩化炭素がもたらした各種遺伝子(HGF・TIMP1・MMP2)の発...

COPDのマウスモデルにてイソラムネチンは、Nrf2/Keap1経路を調節して気道の炎症を緩和する

Isorhamnetin Alleviates Airway Inflammation by Regulating the Nrf2/Keap1 Pathway in a Mouse Model of COPD

著作名:
Yifan Xu
Jing Li
Zhiwei Lin
Weiquan Liang
Lijie Qin
Jiabin Ding
Shuqi Chen
Luqian Zhou
出典:
Frontiers in Pharmacology
2022
13
860362
DOI:
10.3389/fphar.2022.860362
要旨:
タバコの煙の暴露とリポ多糖の気管内吸入にて、COPDのモデルマウスを確立した。イソラムネチンの投与は用量依存的に、COPDがもたらした白血球の動員・IL-6およびMCP-1の発現・気管支肺胞洗浄液で発現するT細胞を軽減した。その結果、...
要旨:
トランスサイレチンは血中に存在する蛋白質であるが、病理的条件下では本来の構造を失い、原線維の形成やアミロイド疾患の発症につながる可能性がある。ケルセチンは、トランスサイレチンに高い親和性を示した。そこで、植物から単離...

ケルセチンによるCOVID-19の治療と予防: 臨床研究・発明的組成物・特許文献の展望

The Therapeutic and Prophylactic Potential of Quercetin against COVID-19: An Outlook on the Clinical Studies, Inventive Compositions, and Patent Literature

著作名:
Mohd Imran
Hamdy Khamees Thabet
Saleh I. Alaqel
Abdullah R. Alzahrani
Abida Abida
Mohammed Kanan Alshammari
Mehnaz Kamal
Anupama Diwan
Syed Mohammed Basheeruddin Asdaq
Sultan Alshehri
出典:
Antioxidants
2022
11
876
DOI:
10.3390/antiox11050876
要旨:
ケルセチンによるCOVID-19の治療効果と予防効果をまとめた総説。臨床研究に関しては、ClinicalTrials.govに登録した計15件を一覧表にした。構成は、完了した試験が8件(内4件が論文発表済み)、中止した試験が1件、被験者の募集中が4件...

イソラムネチンは炎症応答を抑制して、リポ多糖が誘発した急性肺損傷からマウスを保護する

Isorhamnetin protects mice from lipopolysaccharide-induced acute lung injury via the inhibition of inflammatory responses

著作名:
Gefu Chi
Weiting Zhong
Yan Liu
Gejin Lu
Hongming Lü
Dacheng Wang
Fei Sun
出典:
Inflammation Research
2016
65
33–41
DOI:
10.1007/s00011-015-0887-9
要旨:
リポ多糖で惹起したマウスの急性肺損傷は、イソラムネチンが改善した。イソラムネチンは、TNF-α・IL-1β・IL-6の分泌を抑制し、好中球浸潤とむくみを軽減した。リポ多糖がもたらしたNF-κBの活性化とERK・JNK・IκBaのリン酸化は、イソラ...

老化細胞除去剤のダサチニブとケルセチンの組合せは、YTHDF2依存的にTRAF6/MAPK/NF-κB軸を介して、ヒト臍帯静脈内皮細胞の老化を緩和する

Senolytics Cocktail Dasatinib and Quercetin Alleviate Human Umbilical Vein Endothelial Cell Senescence via the TRAF6-MAPK-NF-κB Axis in a YTHDF2-Dependent Manner

著作名:
T. Fan
Y. Du
M. Zhang
A. R. Zhu
J. Zhang
出典:
Gerontology
2022
68
920–934
DOI:
10.1159/000522656
要旨:
ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVECs)をリポ多糖で刺激すると、細胞老化を誘発した。老化細胞除去剤として知られているダサチニブとケルセチンの組合せは、自己分泌と傍分泌を阻害して、リポ多糖による細胞老化を軽減した。組合せはまた、TNF...

ケルセチンはEph/Cav-1シグナル伝達を調節して、慢性腎不全の血管内皮機能を改善する

Quercetin regulates vascular endothelium function in chronic renal failure via modulation of Eph/Cav-1 signaling

著作名:
Jing Chen
Huaming Zhang
Yanbo Yang
Bo Chen
出典:
Drug Development Research
2022
83
1167-1175
DOI:
10.1002/ddr.21940
要旨:
Vivo: 慢性腎不全のモデルラットにケルセチンを投与すると、血中の尿素およびクレアチニンを減少して、腎機能の改善を示唆した。染色試験の結果は、血管内皮の損傷の軽減を示した。Vitro: ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVECs)を、リポ多糖お...

造影剤がラットに誘発した腎症に対する、ホウ酸とケルセチンの効果

The effects of boric acid and quercetin on contrast media-induced nephropathy in rats

著作名:
Kenan Yilmaz
Selcuk Yazici
Teoman Ozcan
Eren Altun
出典:
Brazilian Journal of Pharmaceutical Sciences
2022
58
e19246
DOI:
10.1590/s2175-97902022e19246
要旨:
造影剤を注射したラットは、腎管の壊死を誘発し、血中の尿素・クレアチニン・硝酸イオン・亜硝酸イオンが上昇した。しかし、ケルセチンとホウ酸の組合せを予め投与すると、造影剤の処置後も正常状態をキープした。なお、ホウ酸の単独...