ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5645件中 3451-3460件を表示

多発性硬化症のラットモデルにて、ケルセチンはフリーラジカルによる損傷を改善する

Effects of Quercetin on Improving the Damage Caused by Free Radicals in the Rat Models of Multiple Sclerosis

著作名:
Elina Mirzazadeh
Shiva Khezri
Seyed Mesam Abtahi Froushani
出典:
Iranian South Medical Journal
2019
22
1-15
DOI:
10.29252/ismj.22.1.1
要旨:
多発性硬化症のモデルとしての実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)ラットを用いて、ケルセチンの薬効を評価した。モルモットの脊髄ホモジネートにてEAEを惹起して、ケルセチン処置の有無を比較した。EAEがもたらした、血中ミエロペルオキシ...

3-ニトロプロピオン酸が誘発したハンチントン病のラットモデルにて、ケルセチンは行動障害を改善し、星状細胞とミクログリアを回復し、セロトニン代謝を低下する

Quercetin Improves Behavioral Deficiencies, Restores Astrocytes and Microglia, and Reduces Serotonin Metabolism in 3-Nitropropionic Acid-Induced Rat Model of Huntington’s Disease

著作名:
Joy Chakraborty
Raghavendra Singh
Debashis Dutta
Amit Naskar
Usha Rajamma
Kochupurackal P. Mohanakumar
出典:
CNS Neuroscience & Therapeutics
2014
20
10-19
DOI:
10.1111/cns.12189
要旨:
3-ニトロプロピオン酸(3-NP)で惹起したハンチントン病のモデルラットを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンの投与は、3-Npがもたらした不安・運動障害・歩行障害を大幅に軽減した。ケルセチンは、3-NPによるセロトニン代謝の増...

6-ヒドロキシドーパミンによる片側線条体病変がラットに誘発した震えに、ケルセチンが拮抗する

Antagonism of quercetin against tremor induced by unilateral striatal lesion of 6-OHDA in rats

著作名:
Xin Mu
Xia Yuan
Li-Da Du
Guo-Rong He
Guan-Hua Du
出典:
Journal of Asian Natural Products Research
2016
18
65-71
DOI:
10.1080/10286020.2015.1057576
要旨:
6-ヒドロキシドーパミンでラットに、片側線条体病変と震えを惹起して、パーキンソン病のモデルとした。ケルセチンを投与すると、筋肉の震えを大幅に軽減した。ケルセチンは、ラットの爆発的な発作の頻度を用量および時間依存的に低下...

食物性ケルセチンは肥満と糖尿病を伴うアルツハイマー病のマウスモデルの記憶障害を改善し、ATF4の発現を抑制する

Dietary Quercetin Ameliorates Memory Impairment in a Murine Model of Alzheimer’s Disease with Obesity and Diabetes, Suppressing ATF4 Expression

著作名:
Kiyomi Nakagawa
Masashi Ueda
Masanori Itoh
Saiful Islam
Tana N.
Toshiyuki Nakagawa
出典:
Journal of Neurology and Neuroscience
2017
8
234
DOI:
10.21767/2171-6625.1000234
要旨:
アルツハイマー病のモデルであるAPPマウスと、肥満および糖尿病のモデルdb/dbマウスを交配して、APP;db/dbマウスなる、肥満と糖尿病を伴うアルツハイマー病のモデルマウスを作成した。このAPP;db/dbマウスが6~9週齢に達すると、アルツ...

授乳中マウスのカドミウム曝露は、F1世代に学習および記憶障害を引起こす: ケルセチンによる改善

Cadmium exposure during lactation causes learning and memory-impairment in F1 generation mice: amelioration by quercetin

著作名:
Sumita Halder
Rajarshi Kar
Vikas Galav
Ashish K. Mehta
Swapan K. Bhattacharya
Pramod K. Mediratta
Basu D. Banerjee
出典:
Drug and Chemical Toxicology
2016
39
272-278
DOI:
10.3109/01480545.2015.1092042
要旨:
授乳中のメスマウスにカドミウムを7日連続して投与すると、新生児に学習および記憶障害を誘発した。子マウスの受動回避試験スコアの顕著な低下は、学習障害を示唆したが、ケルセチンの投与でスコアは向上した。また、モリスの水迷路の...
要旨:
ラットにカドミウムを強制投与した際の、ケルセチン共投与の有無を比較した。カドミウムがもたらす記憶障害と不安様行動は、ケルセチンが抑制した。カドミウムは、大脳皮質と海馬のアセチルコリンエステラーゼ活性を低下し、視床下部...

ポリ塩化ビフェニル(PCB)に暴露したラットの海馬における、密着結合蛋白質と脳由来神経栄養因子(BDNF)シグナル伝達分子に対するケルセチンの影響

Impact of quercetin on tight junctional proteins and BDNF signaling molecules in hippocampus of PCBs-exposed rats

著作名:
Kandaswamy Selvakumar
Senthamilselvan Bavithra
Gunasekaran Krishnamoorthy
Jagadeesan Arunakaran
出典:
Interdisciplinary Toxicology
2018
11
294 - 305
DOI:
10.2478/intox-2018-0029
要旨:
ポリ塩化ビフェニル(PCB)の腹腔内投与を30日間継続したラットは、血中にPCBを検出した。しかし、ケルセチンを同時投与すると、血中にはPCBの代謝物を認めた。ケルセチンはまた、PCBが低下したテストステロンとエストラジオールの血中...

槐花のエタノール抽出物は、スコポラミンがマウスに誘発した認知障害を軽減する

Ethanolic extract of Sophora japonica flower buds alleviates cognitive deficits induced by scopolamine in mice

著作名:
Tung Thanh Bui
Hai Thanh Nguyen
出典:
Oriental Pharmacy and Experimental Medicine
2017
17
337–344
DOI:
10.1007/s13596-017-0286-6
要旨:
スコポラミンで惹起したマウスの認知障害を、槐花抽出物が効果的に改善した。槐花抽出物の投与は、スコポラミンが低下したY字迷路試験とモリスの水迷路のスコアを有意に改善し、認知障害の改善を示した。脳組織においては、アセチルコ...

ケルセチンー亜鉛ービタミンC複合体の抗サイトカインストーム活性

The Anti-Cytokine Storm Activity of Quercetin Zinc and Vitamin C Complex

著作名:
Hayder B. Sahib
Omer Abid Kathum
Rafal Shakeeb Alanee
Rehab A. M Jawad
Ahmed Majeed Al-Shammari
出典:
Advances in Virology
2022
2022
1575605
DOI:
10.1155/2022/1575605
要旨:
リポ多糖でマウスにサイトカインストーム(血中サイトカインの急激な上昇)を惹起した。血中のIL-1およびIL-6が急上昇した結果、肺および腎組織に損傷をもたらした。しかし、ケルセチンー亜鉛ービタミンC複合体を予め投与したマウスでは...

トウダイグサから抽出したケルセチンナノ粒子の、マウスの肺損傷に対する有益な役割

Beneficial roles of quercetin nanoparticles extracted from euphorbia helioscopia against lung damage in mice

著作名:
Batoul Mohamed Izzularab
Amira M. Beltagy
Mervet Meged
Ehab Tousson
Doha M. Beltagy
出典:
Egyptian Journal of Chemistry
2022
65
1487-1494
DOI:
10.21608/EJCHEM.2022.137018.6043
要旨:
トウダイグサ抽出物を精製して、純粋なケルセチンを得た。さらに、ポリビニルアルコール法を利用して、ケルセチンナノ粒子も得た。それぞれをエールリッヒ腹水癌のマウスに投与して、肺損傷の改善効果を比較した。ケルセチンは、抗酸...