ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5645件中 3461-3470件を表示

ケルセチンの発癌予防能力に対する、慢性的で予測不可能なストレスの影響

Effect of chronic unpredictable stress on the chemopreventive potential of Quercetin in experimental carcinogenesis

著作名:
Nida Suhail
Sabiha Fatima
Ashwag Saleh Alsharidah
Tehreem Aftab
Naheed Banu
出典:
Toxicology and Environmental Health Sciences
2022
14
213–222
DOI:
10.1007/s13530-022-00132-x
要旨:
発癌性物質7,12-ジメチルベンズ[a]アントラセンおよび発癌促進物質12-O-テトラデカノイルホルボール 13-アセタートを塗布して、マウスに皮膚癌を誘発した。ケルセチンの投与は、抗酸化状態を高め、脂質過酸化とDNA損傷を減少して、腫...

ケルセチンはNrf2/HO-1シグナル伝達経路を介して、シスプラチンが心筋細胞に誘発した酸化的損傷とアポトーシスを軽減する

Quercetin Mitigates Cisplatin-Induced Oxidative Damage and Apoptosis in Cardiomyocytes through Nrf2/HO-1 Signaling Pathway

著作名:
Shih-Hao Wang
Kun-Ling Tsai
Wan-Ching Chou
Hui-Ching Cheng
Yu-Ting Huang
Hsiu-Chung Ou
Yun-Ching Chang
出典:
The American Journal of Chinese Medicine
2022
50
1281-1298
DOI:
10.1142/S0192415X22500537
要旨:
シスプラチンは汎用される抗癌剤だが、強い心筋毒性の副作用がある。心筋細胞H9c2にシスプラチンを作用させ、毒性のシミュレーションとしてケルセチン添加の有無を比較した。ケルセチンはNrf2とHO-1の発現を促進して、シスプラチンが...
要旨:
HepG2細胞をカフェイン・クマリン・ケルセチンで処置すると、それぞれ69, 44, 12種類のシグナル伝達に変化が起きた。その内9種の経路に、11種の同時応答キナーゼが関与していた。同定された同時応答キナーゼの中で、CDK1・MAPK1・MAPK...

λ-シハロトリンがラットに誘発した肝毒性および腎毒性に対する、ルチンとβ-シクロデキストリンの保護効果

Protective effect of rutin and β-cyclodextrin against hepatotoxicity and nephrotoxicity induced by lambda-cyhalothrin in Wistar rats: Biochemical, pathological indices and molecular analysis

著作名:
Walaa A. Ali
Walaa A. Moselhy
Marwa A. Ibrahim
Maha M. Amin
Shaimaa Kamel
Ehab B. Eldomany
出典:
Biomarkers
2022
27
625-636
DOI:
10.1080/1354750X.2022.2087003
要旨:
ラットに殺虫剤λ-シハロトリンを投与すると肝および腎損傷が誘発され、TNF-αが上昇し、NRF-2は減少した。しかし、このバイオマーカーの関係はルチンの共投与で逆転した。ルチンとβ-シクロデキストリンを組合せると、更に良好な保護効...

ネットワーク薬理学による、ケルセチンがヘモクロマトーシスに作用する主要メカニズムの解明

Network pharmacology-based identification of the key mechanism of quercetin acting on hemochromatosis

著作名:
Haoxuan Ding
Lingjun Chen
Zuopeng Hong
Xiaonan Yu
Zhonghang Wang
Jie Feng
出典:
Metallomics
2021
13
mfab025
DOI:
10.1093/mtomcs/mfab025
要旨:
ヘモクロマトーシスは、体内に過剰な鉄分が蓄積されて発症する。本研究では、ヘモクロマトーシスに対するケルセチンの保護効果と、そのメカニズムをネットワーク薬理学にて解明した。ヘモクロマトーシスの疾患標的をデータベースで探...

脂質を基盤とするナノ製剤で経口送達されたルチンは、プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)を阻害して強力な抗血栓効果を発揮する

Orally delivered rutin in lipid-based nano-formulation exerts strong antithrombotic effects by protein disulfide isomerase inhibition

著作名:
Dan Chen
Yurong Liu
Peiwen Liu
Yang Zhou
Longguang Jiang
Cai Yuan
Mingdong Huang
出典:
Drug Delivery
2022
29
1824-1835
DOI:
10.1080/10717544.2022.2083726
要旨:
ルチンのプロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)阻害作用は、血栓症治療薬として期待される。しかし、ルチンの水溶性とバイオアベイラビリティの低さが、克服すべき問題点である。そこで、ルチンのナトリウム塩(NaR)と脂質を基盤と...

ケルセチンはブロイラーの炎症を軽減し、腸内細菌叢を保護する

Quercetin Reduces Inflammation and Protects Gut Microbiota in Broilers

著作名:
Lei Sun
Lewei Guo
Gaoqing Xu
Zhiqiang Li
Michael Osei Appiah
Lianyu Yang
Wenfa Lu
出典:
Molecules
2022
27
3269
DOI:
10.3390/molecules27103269
要旨:
リポ多糖で刺激したブロイラーの空腸には、炎症が誘発された。すなわち、TNF-α・IL-1β・IL-6・IL-8・IFN-γ・Bax・カスパーゼ-3の発現が上昇し、ZO-1・オクルディン・Bcl-2の発現は低下した。しかし、ケルセチンの共投与はリポ多糖の悪...
要旨:
ツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)は、トウモロコシの世界的な害虫であり、その対策が渇望されている。ツマジロクサヨトウの幼虫を用いて、糸葉泡立草(Solidago graminifolia)抽出物の殺虫活性を、エタノール・ジクロロメタ...

イワシ油の酸化安定性に対する、ルチンとルチンエステルとの相乗効果

Probing the synergistic effects of rutin and rutin ester on the oxidative stability of sardine oil

著作名:
Vaisali Chandrasekar
Selva Sudha Arunachalam
Haritha Hari
Apurva Shinkar
Prasanna D. Belur
Regupathi Iyyaswami
出典:
Journal of Food Science and Technology
2022
59
4198–4209
DOI:
10.1007/s13197-022-05473-6
要旨:
ルチンとルチンのエステル誘導体との混合物は、n-3 多価不飽和脂肪酸(PUFA)を多く含むイワシ油の酸化安定性を向上した。イワシ油を37℃の暗所で12日間保存した際の、ルチンとルチンのエステル誘導体との配合比率を検討した。両者の組合...

フォルシチアシドおよびルチンの、アセチルコリンエステラーゼ(AChE)との相互作用

Study of the interactions of forsythiaside and rutin with acetylcholinesterase (AChE)

著作名:
Xiaojuan Yan
Tinggui Chen
Liwei Zhang
Huizhi Du
出典:
International Journal of Biological Macromolecules
2018
119
1344-1352
DOI:
10.1016/j.ijbiomac.2018.07.144
要旨:
フォルシチアシドとルチンは、アセチルコリンエステラーゼ(AChE)の阻害作用を有している。フォルシチアシド-AChE複合体にルチンを添加した場合と、ルチン-AChE複合体にフォルシチアシドを添加した場合の両方で、複合体の蛍光が打消...