ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5642件中 3471-3480件を表示
要旨:
ポロキサマー407を腹腔内投与して惹起した脂質異常症モデルラットは、行動評価試験の結果、正常と比べて記憶障害が著しかった。しかし、ポロキサマー407処置の前にケルセチンを予め投与するか、ポロキサマー407処置後にシンバスタチン...
要旨:
マウス由来メサンギウム細胞をグルコースで刺激して、慢性腎臓病の細胞シミュレーションとした。グルコースは、炎症サイトカイン(TNF-α・TGF-β1)・マロンジアルデヒド・SMAD2・SMAD3・SMAD4を上昇し、SMAD7を減少した。しかし、ケルセ...

新しい第Xa因子の有望な阻害剤としてのケルセチン・ルチン・トロキセルチン: in silico研究およびin vitro抗凝固活性

In Silico and In Vitro Anticoagulant Activity Detection of Quercetin, Rutin, and Troxerutin as New Potential Inhibitors of Factor Xa

著作名:
Ghalia M. Sabbagh
Lara M. Al-Beik
Ibrahim Hadid
出典:
Egyptian Journal of Chemistry
2023
66
151-166
DOI:
10.21608/EJCHEM.2022.140123.6144
要旨:
第Xa因子は、抗凝固薬の標的として知られている。ケルセチン・ルチン・トロキセルチンの第Xa因子阻害作用を、既存の第Xa因子阻害剤リバーロキサバンと比較した。分子ドッキングで予測した第Xa因子との親和性は、リバーロキサバン(-149...
要旨:
トリプルネガティブ乳癌細胞に、小胞体ストレスを与えてアポトーシスを誘導する戦略に、ルチンの可能性を調査した。ルチンはMDA-MB-231細胞の増殖を強く阻害して、IC50値は40±1.0 µMであった。同時にルチンは、ASK1とJNKの発現を顕著...

槐花とルチンは、NF-κBシグナル伝達経路と腸内細菌叢を標的として、化学的に誘発したマウスの大腸炎を緩和する

Sophora japonica flowers and their main phytochemical, rutin, regulate chemically induced murine colitis in association with targeting the NF-κB signaling pathway and gut microbiota

著作名:
Yan Liu
Weisu Huang
Shengyang Ji
Jing Wang
Jingyang Luo
Baiyi Lu
出典:
Food Chemistry
2022
393
133395
DOI:
10.1016/j.foodchem.2022.133395
要旨:
化学物質で惹起した大腸炎のマウスに、槐花抽出物もしくはルチンを投与すると、炎症と酸化ストレスを顕著に改善した。慢性的な腸のバリア機能不全の解消は、密着結合蛋白質の増大と、腸内毒素の軽減から確認した。槐花抽出物とルチン...

抗炎症作用を示す、ルチンを担持した刺激応答性ヒドロゲル

Rutin-Loaded Stimuli-Responsive Hydrogel for Anti-Inflammation

著作名:
Hongyue Wang
Lin Wang
Shasha Guo
Zehao Liu
Luqing Zhao
Renzhong Qiao
Chao Li
出典:
ACS Applied Materials & Interfaces
2022
14
26327–26337
DOI:
10.1021/acsami.2c02295
要旨:
グアノシンーフェニルホウ酸系ヒドロゲルにルチンを担持して、NMR・UV・原子間顕微鏡で構造を確認した。この製剤は、24時間以内に90%のルチンを放出し、酸性領域および活性酸素種が存在する培地では、完全な放出となった。従って、pH...

栄養補助食品としてのケルセチンの安全性

Safety Aspects of the Use of Quercetin as a Dietary Supplement

著作名:
Susanne Andres
Sophie Pevny
Rainer Ziegenhagen
Nadiya Bakhiya
Bernd Schäfer
Karen Ildico Hirsch-Ernst
Alfonso Lampen
出典:
Molecular Nutrition & Food Research
2018
62
1700447
DOI:
10.1002/mnfr.201700447
要旨:
ケルセチンの安全性に関する総説。1日1000 mg以上のケルセチンを12週間以上に渡って摂取した臨床研究の論文は、存在しなかった。そこで、ケルセチンと薬物の相互作用に着目して、臨床試験と動物実験の論文を整理した。各論として、腎...

カフェ酸とケルセチンの、ヒト肝臓チトクロームP450活性阻害

Evaluation of Inhibitory Effects of Caffeic acid and Quercetin on Human Liver Cytochrome P450 Activities

著作名:
Himanshu Rastogi
Snehasis Jana
出典:
Phytotherapy Research
2014
28
1873-1878
DOI:
10.1002/ptr.5220
要旨:
カフェ酸とケルセチンの、ヒト薬物代謝酵素チトクロームP450ファミリーに対する作用を調べた。カフェ酸とケルセチンは、CYP1A2(Ki = 1.16, 0.93 μM)とCYP2C9(Ki = 0.95, 1.67 μM)に競合的な阻害作用を示した。カフェ酸はCYP2D6を阻害...

ケルセチンとチモキノンの、ヒトチトクロームP450活性阻害

Studying the Inhibitory Effect of Quercetin and Thymoquinone on Human Cytochrome P450 Enzyme Activities

著作名:
Fawzy Elbarbry
Aimy Ung
Khaled Abdelkawy
出典:
Pharmacognosy Magazine
2017
13
S895–S899
DOI:
10.4103/0973-1296.224342
要旨:
ケルセチンとチモキノンの、ヒト薬物代謝酵素チトクロームP450ファミリーに対する作用を調べた。ケルセチンは、CYP1A2とCYP2E1の阻害作用は弱かったが、CYP2D6を強く阻害し、CYP2C19とCYP3A4には中程度の阻害作用を示した。一方、チモ...

老化を介するケルセチンの抗癌効果

Senescence-mediated anticancer effects of quercetin

著作名:
Serpil Özsoy Gökbilen
Eda Becer
Hafize Seda Vatansever
出典:
Nutrition Research
2022
104
82-90
DOI:
10.1016/j.nutres.2022.04.007
要旨:
ケルセチンの癌細胞への作用を、アポトーシスの促進と増殖抑制に絞り、細胞老化の観点から整理した総説。根底にある考えは、ケルセチンで癌細胞を老化させ、癌細胞にアポトーシスを誘導して増殖を抑制する点にある。前半では、細胞老...