ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5642件中 3491-3500件を表示

高脂肪食マウスにて、腸内細菌叢はルチンの抗肥満効果を媒介する

Intestinal Flora Mediates Antiobesity Effect of Rutin in High-Fat-Diet Mice

著作名:
Xu Yan
Yuanyuan Zhai
Wenling Zhou
Yuan Qiao
Lingling Guan
Hao Liu
Jizhi Jiang
Liang Peng
出典:
Molecular Nutrition & Food Research
2022
66
2100948
DOI:
10.1002/mnfr.202100948
要旨:
高脂肪食で惹起したマウスにルチンを投与すると、対照群と比べて顕著に体重を減少し、インスリン抵抗性を改善した。ルチンはまた、腸のバリア機能に好ましく作用して、内毒素血症と全身性の炎症を減少した。糞便から抽出した16S rRNA...
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のモデルラットに、1%のグルタミンと1%のトコフェロールを含むケルセチンを投与し、各種パラメータを測定した。その結果、GSHレベルとTGF-βの発現は正常ラット以上にまで高まった。また、IL-10は増...

プリオンにケルセチンが結合すると、フィブリル化を促進してプロテアーゼ感受性を高め、緩い構造のアミロイドに変化する

Quercetin binding accelerates prion fibrillation into proteinase sensitive and loosely structured amyloids

著作名:
Kun-Hua Yu
Cheng-Ping Jheng
Cheng-I Lee
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2022
151
113177
DOI:
10.1016/j.biopha.2022.113177
要旨:
プリオン蛋白質にケルセチンが結合した構造が明らかになり、結合部位の詳細が分子レベルで視覚化された。従来のアミロイド形成とは違い、ケルセチンはプリオンのフィブリル化を加速した。その結果、プリオンのプロテアーゼ感受性が高...

ケルセチンはリソソーム機能とオートファジーフラックスを回復して、パルミチン酸が誘発したアポトーシスから膵β細胞を保護する

Quercetin protects against palmitate-induced pancreatic β-cell apoptosis by restoring lysosomal function and autophagic flux

著作名:
Hao Liu
Wenling Zhou
Lan Guo
Heng Zhang
Lingling Guan
Xu Yan
Yuanyuan Zhai
Yuan Qiao
Zai Wang
Junhua Zhao
Kangbo Lyu
Ping Li
Haitao Wang
Liang Peng
出典:
The Journal of Nutritional Biochemistry
2022
107
109060
DOI:
10.1016/j.jnutbio.2022.109060
要旨:
パルミチン酸で刺激した膵β細胞のアポトーシスは、ケルセチンが低減した。しかし、ケルセチンの保護作用は、オートファジーの阻害もしくはオートファジーの主要遺伝子のサイレンシングで停止した。一方パルミチン酸は、オートファゴソ...

イソケルセチンはNLRP3が誘発するパイロトーシスを抑制して、睡眠不足による海馬ニューロンの損傷を軽減する

Isoquercetin alleviates sleep deprivation dependent hippocampal neurons damage by suppressing NLRP3-induced pyroptosis

著作名:
Hairui Zhou
Jingru Wu
Yu Gong
Zilong Zhou
Jingtao Wang
出典:
Immunopharmacology and Immunotoxicology
2022
44
766-772
DOI:
10.1080/08923973.2022.2082976
要旨:
睡眠不足に起因する認知機能の低下は、イソケルセチンが改善した。Vivo: 睡眠不足のマウスにイソケルセチンを投与すると、モリスの水迷路のスコアが顕著に向上し、海馬ニューロンの病変を改善した。イソケルセチンはまた、睡眠不足が...
要旨:
Vivo: 2,2'-アゾビス(2-メチルプロピオナミジン)二塩酸塩で酸化ストレスを与えたマウスにルチンを投与した。ルチンは肝組織の酸化的な損傷を改善し、抗酸化物質(カタラーゼ・SOD・GPx)を増大して、酸化還元不均衡を改善した。Vitro: H...
要旨:
老化したヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVECs)を高濃度(45 mM)グルコースに暴露して、糖尿病のシミュレーションとした。その後、クルクミン・ポリダチン・ケルセチンの単独あるいは組合せを作用して、HUVECsの挙動を比較した。組合せは、それ...

癌の予防と治療における、ケルセチンの標的としての非コードRNA

The Targeting of Noncoding RNAs by Quercetin in Cancer Prevention and Therapy

著作名:
Man Wang
Xinzhe Chen
Fei Yu
Lei Zhang
Yuan Zhang
Wenguang Chang
出典:
Oxidative Medicine and Cellular Longevity
2022
2022
4330681
DOI:
10.1155/2022/4330681
要旨:
癌に対するケルセチンの予防および治療効果を、癌関連の非コードRNAに焦点を当てた総説。始めにケルセチンと非コードRNAの概略を述べている。次いで、癌と関連する非コードRNAについて、マイクロRNA・長鎖RNA・環状RNAに章分けして論...

イソラムネチン: ステロイド産出酵素とアポトーシス遺伝子との発現を調節して、ドキソルビシンがラットに誘発した精巣損傷を軽減するフラボノイド

Isorhamnetin: a flavonoid, attenuated doxorubicin-induced testicular injury via regulation of steroidogenic enzymes and apoptotic signaling gene expression in male rats

著作名:
Shama Mustafa
Muhammad Umar Ijaz
Qurat ul Ain
Tayyaba Afsar
Ali Almajwal
Huma Shafique
Suhail Razak
出典:
Toxicology Research
2022
11
475–485
DOI:
10.1093/toxres/tfac024
要旨:
ドキソルビシンを投与したオスラットは、酸性ホスファターゼ・乳酸脱水素酵素・γ-グルタミル転移酵素の活性が低下し、同時に抗酸化酵素(カタラーゼ・SOD・GPx)は活性も発現量も低下した。ドキソルビシンはマロンジアルデヒドを上昇し...

アネクトキルス・ロクスバーギー抽出物由来のフラボノイドは、老化したマウスのSIRT1シグナル伝達経路を調節して、記憶力の低下を改善し、神経細胞のアポトーシスを減少する

Anoectochilus roxburghii flavonoids extract ameliorated the memory decline and reduced neuron apoptosis via modulating SIRT1 signaling pathway in senescent mice

著作名:
Zhijun Zeng
Cong Chen
Ying Situ
Zhibin Shen
Yanfen Chen
Zhisi Zhang
Chunping Tang
Tao Jiang
出典:
Journal of Ethnopharmacology
2022
205
115361
DOI:
10.1016/j.jep.2022.115361
要旨:
アネクトキルス・ロクスバーギー(アジア諸国の伝統療法で汎用されるハーブ)抽出物由来のフラボノイド(ARF)の抗老化作用を、老齢マウスで検証した。18月齢のマウスにARFを投与すると、モリスの水迷路のスコアが大幅に向上し、記憶力低...