ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 3651-3660件を表示

創傷を治癒するナノカプセル化ケルセチンの調製と評価

Fabrication and evaluation of nanoencapsulated quercetin for wound healing application

著作名:
T. Nalini
S. Khaleel Basha
A. Mohamed Sadiq
V. Sugantha Kumari
出典:
Polymer Bulletin
2023
80
515–540
DOI:
10.1007/s00289-022-04094-5
要旨:
ケルセチンを担持したアルギン酸を、キトサンのナノ粒子で封じ込め、新規ナノ製剤を設計した。24時間で、63%のケルセチンを放出することを確認した。ラットの創傷の治癒に要す時間は、通常のケルセチンと比べてはるかに早かった。新規...

ケルセチンを含むタマネギ抽出物の毎日の摂取は、健常者の食後の内皮機能を改善する

Chronic Intake of Onion Extract Containing Quercetin Improved Postprandial Endothelial Dysfunction in Healthy Men

著作名:
Hideki Nakayama
Nobuaki Tsuge
Hiroshi Sawada
Yukihito Higashi
出典:
Journal of the American College of Nutrition
2013
32
160-164
DOI:
10.1080/07315724.2013.797858
要旨:
27~62歳の健常者22名を対象とする、ケルセチンの摂取が食後の内皮機能に与える影響を検証した、観察研究。1日1回、51 mg(アグリコン換算)のケルセチンを含む4.3 gのタマネギ抽出物を、30日間摂取した。内皮機能の評価は血流依存性血管...

フルクトースで活性化したヒト由来肝星細胞LX-2対するケルセチンの効果: in vitro研究

Effect of Quercetin on the fructose-activated human hepatic stellate cells, LX-2, an in-vitro study

著作名:
Elham Shakerian
Reza Afarin
Rasoul Akbari
Narges Mohammadtaghvaei
出典:
Molecular Biology Reports
2022
49
2839–2845
DOI:
10.1007/s11033-021-07097-z
要旨:
ヒト由来肝星細胞LX-2をフルクトースで刺激して、慢性肝損傷における肝線維症を細胞レベルでシミュレーションした。48時間のフルクトース処置をした後、24時間、ケルセチンを作用させた。肝線維症の原因物質(TGF-β・αSMA・コラーゲン-...

化学療法で老化した乳癌細胞を、ヒドロキシ基をブロックしたケルセチン誘導体が除去する老化細胞除去作用

Senolysis-Based Elimination of Chemotherapy-Induced Senescent Breast Cancer Cells by Quercetin Derivative with Blocked Hydroxy Groups

著作名:
Anna Lewińska
Paweł Przybylski
Jagoda Adamczyk-Grochala
Dominika Błoniarz
Grzegorz Litwinienko
Maciej Wnuk
出典:
Cancers
2022
14
605
DOI:
10.3390/cancers14030605
要旨:
ダサニチブで老化させた細胞をケルセチンで取り除く「老化細胞除去」の効率を改良すべく、エトポシドと新規ケルセチン誘導体との組合せを検討した。B環のカテコールをケタールで保護し、残りの3か所のフェノールをアセチル化した誘導...

膠芽腫細胞株に対するケルセチンの細胞毒性・アポトーシス・ストレス応答に関する予備的な研究

A Preliminary Study of the Effect of Quercetin on Cytotoxicity, Apoptosis, and Stress Responses in Glioblastoma Cell Lines

著作名:
Magdalena Kusaczuk
Rafał Krętowski
Monika Naumowicz
Anna Stypułkowska
Marzanna Cechowska-Pasko
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2022
23
1345
DOI:
10.3390/ijms23031345
要旨:
膠芽腫細胞株のA172とLBC3の両方に、ケルセチンは細胞死をもたらし、脳腫瘍への有効性を示唆した。A172にケルセチンは、カスパーゼ3および7によるアポトーシスを誘導し、活性酸素を発生し、小胞体ストレスを増大した。一方、LBC3に対...

アクリルアミドがラットに誘発した酸化ストレス・生化学的変化・組織病変に対するルチンの保護効果

Protective efficacy of rutin against acrylamide-induced oxidative stress, biochemical alterations and histopathological lesions in rats

著作名:
Chhavi Uthra
Mohd Salim Reshi
Amita Jaswal
Deepa Yadav
Sadhana Shrivastava
Neelu Sinha
Sangeeta Shukla
出典:
Toxicology Research
2022
11
215–225
DOI:
10.1093/toxres/tfab125
要旨:
アクリルアミドで惹起したラットの毒性は、ルチンが効果的に保護した。アクリルアミドはアセチルコリンエステラーゼ活性を低下し、肝臓、腎臓、脳に過酸化脂質を増大し、GSHと抗酸化物質(SOD・カタラーゼ)は減少した。アクリルアミド...

抗生物質シプロフロキサシンがラットに誘発した神経毒性に対するルチンの効果

Study of the effect of Rutin against Neurotoxicity -induced by ciprofloxacin antibiotic in Albino rat

著作名:
Ahmed J. Al-Naely
Hussein A. Al-hamadawi
Jameel K. Alumeri
出典:
Archives of Razi Institute
2022
77
835-841
DOI:
10.22092/ARI.2022.357094.1971
要旨:
正常ラットに抗生物質シプロフロキサシンを投与すると、マロンジアルデヒドが顕著に上昇した。先にシプロフロキサシンを投与し後からルチンを投与した場合と、両者を同時投与した場合には、マロンジアルデヒドの上昇を抑え、正常レベ...

ラットから摘出した灌流心臓における、シスプラチンが用量依存的に誘発した毒性に対するルチン三水和物の保護効果

Protective Effect of Rutin Trihydrate Against Dose-Dependent, Cisplatin-Induced Cardiac Toxicity in Isolated Perfused Rat’s Heart

著作名:
Ishfaq A. Bukhari
Osama Y. Mohamed
Abdulrahman M. Alhowikan
Rahmathunnisa Lateef
Hanan Hagar
Raghad A. Assiri
Wa’ad Massoud A. Alqahtani
出典:
Cureus
2022
14
e21572
DOI:
10.7759/cureus.21572
要旨:
ラットから摘出した灌流心臓にシスプラチンを作用させると、濃度依存的に心毒性を惹起した。シスプラチン処置する10分前からルチン三水和物(1 µM/L)を摘出心臓に灌流すると、シスプラチンの有害な影響を有意に弱めた。また、シスプラ...

高グルコース培地におけるSprague-Dawleyラット由来の海馬ニューロンのアポトーシスとMAPK伝達経路に対する、ケルセチン・オレアノール酸・イカリインの有効性

Efficacy of quercetin, oleanolic acid, icariin on apoptosis and mitogen-activated protein kinases signaling pathways in hippocampal neurons of Sprague-Dawley rats cultured with high glucose medium

著作名:
Bin Yan
Jingbo Wang
Guoqing Tian
出典:
Journal of Traditional Chinese Medicine
2021
41
732-738
DOI:
10.19852/j.cnki.jtcm.2021.05.008
要旨:
生後24時間のSprague-Dawleyラットから採取した海馬ニューロンを、グルコース濃度が異なった条件で培養した。高グルコース下では、アポトーシス速度が加速され、p38 MAPKとJNKのリン酸化された割合が増大した。しかし、ケルセチン・オ...
要旨:
COPDの予防効果の検証を目的として、煙草の煙に暴露したマウスへのケルセチン投与の影響を比較した。1日に12本の紙巻煙草に相当する煙に晒すことを、60日間継続した。ケルセチンを投与していないマウスは、肺組織の病変に加えて、呼吸...