ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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6976件中 381-390件を表示

結腸直腸癌に対するケルセチンの有望な価値: 前臨床研究のシステマティックレビューとメタ解析

The potential value of quercetin for colorectal cancer: a systematic review and a meta-analysis of preclinical studies

著作名:
Xiucheng Duan
Liyuan Zhang
Fenye Liu
出典:
Frontiers in Pharmacology
2025
16
1642957
DOI:
10.3389/fphar.2025.1642957
要旨:
2025年4月までに発表された、結腸直腸癌のモデル動物にてケルセチンの効果を検証した論文17件のシステマティックレビューとメタ解析を行った。結論として、ケルセチンは結腸直腸癌に有効である。ケルセチンは結腸直腸癌の発生率を低減...

イソラムネチンはTWEAK/Fn14を介した上皮間葉転換を標的として、腎間質線維化を軽減する

Isorhamnetin attenuates renal interstitial fibrosis by targeting TWEAK/Fn14-mediated epithelial–mesenchymal transition

著作名:
Yaping Chen
Wenchuan Luo
Hongxiang Guan
Zixin Chen
Zhihui Chen
Lijuan Xiao
Wen Xu
Mei Huang
Ya Lin
Yuqin Zhang
Weihua Peng
Lihong Nan
出典:
Frontiers in Immunology
2025
16
1649327
DOI:
10.3389/fimmu.2025.1649327
要旨:
片側尿管結紮で惹起した腎間質線維化のモデルラットにイソラムネチンを投与すると、α-SMA・III型コラーゲン・フィブロネクチンを減少して線維化を抑制した。イソラムネチンはまた、E-カドヘリンの発現も上昇して上皮間葉転換をを阻害...

自然感染した羊から分離したPasteurella Multocidaに暴露したマウスにおける、鼻腔内ナノ粒子システムを用いるルチンの保護効果

Assessment of Protective Effect of Rutin Utilizing Advanced Intranasal Nanoparticulate System in Mice Model after Experimental Challenge with Pasteurella Multocida Isolated from Naturally Infected Sheep

著作名:
Iman A. M. Abdel-Rahman
Amany M. Mohamed
Nagwa I. Toaleb
Ahmad M. Allam
Sherein S. Abdelgayed
Abeer Saad Hassan
Sahar Hussein Abdalla Hekal
出典:
Egyptian Journal of Veterinary Sciences
2025
56
1805-1822
DOI:
10.21608/ejvs.2024.297980.2183
要旨:
ルチンをヒドロキシプロピルメチルセルロースナノ粒子に担持して、粘膜付着性の鼻腔内送達システムを設計した。Pasteurella Multocidaに感染したマウスに、得られたナノ製剤を鼻腔内投与した。ナノ製剤はフリーのルチンと比べて顕著に...

ダサチニブとケルセチンは血中の代謝物と腸内細菌叢を調節して、II型糖尿病の合併症としての骨粗鬆症を軽減する

Dasatinib and Quercetin alleviate type 2 diabetic osteoporosis by regulating serum metabolite and gut microbiome

著作名:
Junzheng Yang
Hua Zhang
Zhuoxu Gu
Guanghui Zhou
Guihong Liang
Lingfeng Zeng
Jinlong Zhao
Weiyi Yang
Jun Liu
Jianke Pan
出典:
Frontiers in Microbiology
2025
16
1631082
DOI:
10.3389/fmicb.2025.1631082
要旨:
II型糖尿病が骨粗鬆症を併発するマウスモデルを確立し、ダサチニブとケルセチンとの組合せを投与した。組合せは空腹時血糖値を低下すると共に、骨量・骨梁数・骨梁幅を増加し、骨梁間隙は減少して骨粗鬆症を改善した。組合せはまた、...

ルチン: 癌の免疫療法に有望な新規A2AR拮抗薬

Rutin: A Novel A2AR Antagonist with Promising Therapeutic Potential for Cancer Immunotherapy

著作名:
Sarah Kandoussi
Soumaya Rafii
Yassine El Ghallab
Souha Sahraoui
Abdallah Badoua
出典:
Journal of Bioinformatics and Systems Biology
2025
8
51-57
DOI:
10.26502/jbsb.5107104
要旨:
アデノシンA2A受容体(adenosine A2A receptor, A2AR)は免疫チェックポイントであり、腫瘍細胞にて活性化され、免疫監視を回避する。よって、A2ARは抗腫瘍免疫を再活性化する標的として注目を集めている。A2ARに親和性のある化合物を分...

ケルセチンは小胞体ストレス経路を調節して、高尿酸血症のラットにおける腎障害を改善する

Quercetin ameliorates renal injury in hyperuricemic rats via modulating ER stress pathways

著作名:
Huan Liu
Qi Yang
Shuiying Wang
Tingting Wang
Lihua Pan
Xue Wang
Yangfeng Chi
Zhouhui Jin
出典:
Frontiers in Pharmacology
2025
16
1660599
DOI:
10.3389/fphar.2025.1660599
要旨:
アデニンとオキソン酸カリウムで惹起した高尿酸血症(慢性腎臓病のリスク要因)のモデルラットにケルセチンを投与すると、腎機能を顕著に改善した。ケルセチンは用量依存的に、尿中のアルブミン/クレアチニン比を減少し、血中のクレアチ...

イソケルシトリンが肉類の色調を保持する機構に関する包括的な研究

A comprehensive study on the color preservation mechanism of isoquercitrin in meat-based food systems

著作名:
Xiangyang Zhang
Yupei Sun
Zongwei Yu
Guoqiang Cai
Jianzeng Xin
Sheng Liu
出典:
Food Chemistry: X
2025
30
102936
DOI:
10.1016/j.fochx.2025.102936
要旨:
色調は肉類の鮮度の指標となるが、ミオグロビンの挙動に左右される。イソケルシトリンはミオグロビンに結合して、ミオグロビンの二次構造と配座に変化が見られた。その結果、ミオグロビンの表面疎水性は9.7%減少し、不溶性は27%減少し...
要旨:
エタノールで惹起した肝障害のモデルマウスにケルセチンを投与すると、血中の中性脂肪とASTが低下し、肝組織の脂肪の蓄積が減少した。トランスクリプトーム解析とメタボロミクス解析を併用した結果、ケルセチンはプリン代謝経路を活性...
要旨:
多層カーボンナノチューブにキトサンを結合して新規複合材料を調製し、ケルセチンおよびメトトレキサートを別々に担持した。得られたナノ製剤の粒径はそれぞれ、143.1および124.5 nmであった。関節リウマチのモデル動物に両ナノ製剤を...
要旨:
バルプロ酸で惹起した自閉症のモデルラットにケルセチンを投与すると、オープンフィールド試験における自閉症的行動が顕著に減少した。ケルセチンは小脳中マロンジアルデヒド・TNF-α・IL-6を減少し、SODとIL-10は増加して抗酸化作用と...