ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5646件中 3941-3950件を表示

ケルセチンのナノ乳濁液の調整と評価: バイオアベイラビリティと糖尿病の治療効果を改善する送達システム

Fabrication and Evaluation of Quercetin Nanoemulsion: A Delivery System with Improved Bioavailability and Therapeutic Efficacy in Diabetes Mellitus

著作名:
Manohar Mahadev
Hittanahalli S. Nandini
Ramith Ramu
Devegowda V. Gowda
Zainab M. Almarhoon
Mohammed Al-Ghorbani
Yahia N. Mabkhot
出典:
Pharmaceuticals
2022
15
70
DOI:
10.3390/ph15010070
要旨:
オイルにオレイン酸エチル、界面活性剤にポリソルベート20、共活性剤にLabrasolを用い、超音波照射して、ケルセチンの新規ナノ乳濁液を調製した。液滴サイズ125.51 nm、分散指数0.215、封入率87.04%を確認した。本製剤はケルセチン単...

イソラムネチンのヒト羊膜上皮幹細胞へのin vitro効果、in vivo心保護効果

Effects of Isorhamnetin in Human Amniotic Epithelial Stem Cells in vitro and Its Cardioprotective Effects in vivo

著作名:
Kazuhiro Aonuma
Farhana Ferdousi
Dong Zhu Xu
Kenichi Tominaga
Hiroko Isoda
出典:
Frontiers in Cell and Developmental Biology
2020
8
578197
DOI:
10.3389/fcell.2020.578197
要旨:
Vitro: ヒト羊膜上皮幹細胞をイソラムネチンで処置すると、心肥大や心筋線維化に関連する、TGFβシグナル伝達・コラーゲン機能・炎症を有意に抑制した。Vivo: アンジオテンシンIIで惹起したマウスの心肥大および心筋線維化は、イソラム...

摘出したラットの心臓の虚血再灌流傷害にアポトーシスを軽減する、イソラムネチンの心保護効果

Cardioprotective effect of isorhamnetin against myocardial ischemia reperfusion (I/R) injury in isolated rat heart through attenuation of apoptosis

著作名:
Yan Xu
Chun Tang
Shengyu Tan
Juan Duan
Hongmei Tian
Yu Yang
出典:
Journal of Cellular and Molecular Medicine
2020
24
6253-6262
DOI:
10.1111/jcmm.15267
要旨:
摘出したラットの心臓を用いて、虚血再灌流傷害に対するイソラムネチンの保護効果を検証した。イソラムネチンは心臓の損傷を軽減し、心筋梗塞を縮小し、乳酸脱水素酵素とクレアチンキナーゼを増大した。同時に、左室拡張期圧・冠血流...

糖尿病とその合併症に対するイソラムネチンの効果: in vitroおよびin vivo研究のレビューと関与する分子経路のトランスクリプトーム解析

Effects of Isorhamnetin on Diabetes and Its Associated Complications: A Review of In Vitro and In Vivo Studies and a Post Hoc Transcriptome Analysis of Involved Molecular Pathways

著作名:
Feten Zar Kalai
Mondher Boulaaba
Farhana Ferdousi
Hiroko Isoda
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2022
23
704
DOI:
10.3390/ijms23020704
要旨:
タイトルには糖尿病とその合併症とあるが、イソラムネチンに関する総合的な総説と見なせる。イントロではイソラムネチンの生理活性全般を鳥瞰するが、化学構造や生合成経路にまで言及している。本論では、イソラムネチンの糖尿病と合...

食物性ケルセチンとケンフェロール: ヒトにおけるバイオアベイラビリティと有望な循環器に関連する生物活性

Dietary Quercetin and Kaempferol: Bioavailability and Potential Cardiovascular-Related Bioactivity in Humans

著作名:
Wijdan M. Dabeek
Melissa Ventura Marra
出典:
Nutrients
2019
11
2288
DOI:
10.3390/nu11102288
要旨:
ヒト体内動態を中心とする、ケルセチンとケンフェロールの総説。イントロでは、食物ごとに両者の含量を一覧表にまとめている。本論では、ケルセチンとケンフェロールを別々に、食物の摂取量とフラボノイド換算量・人数・尿排泄量もし...

ケルセチンのヒトのバイオアベイラビリティにおける個体間変動

Bioavailability of Quercetin in Humans with a Focus on Interindividual Variation

著作名:
A. Filipa Almeida
Grethe Iren A. Borge
Mariusz Piskula
Adriana Tudose
Liliana Tudoreanu
Kateřina Valentová
Gary Williamson
Cláudia N. Santos
出典:
Comprehensive Reviews in Food Science and Food Safety
2018
17
714-731
DOI:
10.1111/1541-4337.12342
要旨:
ケルセチンのヒト体内動態に関する総説。まず、ケルセチンの代謝を2枚のパネルに図示する。片方は、フラボノイド骨格を有したまま、グルクロン酸・メチルエーテル・硫酸エステルが結合する経路について、関与する酵素と代謝物の構造を...

ヨーロッパブドウの葉から得たケルセチン-3-O-グルクロン酸ブチルとクラリスロマイシンとの組合せは、強力な抗ピロリ菌活性を示す

Quercetin -3-O-β-D-glucouronide butyl ester from Vitis vinifera leaves of potent anti-helicobacter pylori activity and impact of its combination with clarithromycin

著作名:
Mohamed Elraey
Abdelbaset Elgamal
出典:
Egyptian Journal of Chemistry
2022
65
2-4
DOI:
10.21608/EJCHEM.2022.106639.4896
要旨:
ヨーロッパブドウの葉をエタノール水で抽出して、ケルセチン-3-O-グルクロン酸抱合体と、そのブチルエステルを得た。6種のクラリスロマイシン耐性ピロリ菌を用いて、薬効を評価した。ブチルエステルとクラリスロマイシンの組合せのみ...
要旨:
医療従事者120名を対象とする、ケルセチンによるCOVID-19の予防効果を検証した臨床研究。ランダムに半分に分け、60名はケルセチンフィトソーム®を1日2回、250 mgづつ摂取し、残る60名はプラセボを服用した。摂取期間は3か月とし、3...
要旨:
石油排気ナノ粒子をラットに気管内注入すると、脳内の活性酸素種が増大し、アミロイドβ42が蓄積した。しかし、ケルセチンを予め投与したラットでは、これらの異常が軽減され、脳保護効果を認めた。
要旨:
ケルセチンを含む安定なリポソームナノ製剤を開発し、その諸物性を測定した。Vitro: 虚血再灌流傷害をシミュレーションした細胞モデルにて、リポソーム製剤は炎症誘導性サイトカインを下方調節した。Vivo: ラットの肝臓を虚血再灌流し...