ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 4141-4150件を表示

塩化水銀がSprague-Dawleyラットに誘発する腎毒性に対する、ケルセチンの保護効果

Protective Effects of Quercetin Against HgCl2-Induced Nephrotoxicity in Sprague-Dawley Rats

著作名:
Yu Jin Shin
Jeong Jun Kim
Ye Ji Kim
Won Hee Kim
Eun Young Park
In Young Kim
Han-Seung Shin
Kyeong Seok Kim
Eui-Kyung Lee
Kyu Hyuck Chung
Byung Mu Lee
Hyung Sik Kim
出典:
Journal of Medicinal Food
2015
18
524-534
DOI:
10.1089/jmf.2014.3242
要旨:
塩化水銀で惹起したラットの急性腎毒性を、ケルセチンが効果的に保護した。ケルセチンは、腎臓に蓄積された水銀を速やかに減少させた。塩化水銀で急上昇した尿排泄関連マーカー(KIM-1・NGAL・MCP-1・TIMP-1・VEGF)も、ケルセチンが減...

アデニンが誘発する慢性腎臓病のラットモデルにて、ルチンは腎臓と心臓の構造と機能を改善する

The flavonoid rutin improves kidney and heart structure and function in an adenine-induced rat model of chronic kidney disease

著作名:
Vishal Diwan
Lindsay Brown
Glenda C. Gobe
出典:
Journal of Functional Foods
2017
33
85-93
DOI:
10.1016/j.jff.2017.03.012
要旨:
アデニンで惹起したラットの慢性腎臓病および心不全を、ルチンが効果的に保護した。ルチンは、アデニンが増大させたPLA2およびHO-1の発現を正常値に戻した。また、上昇した血圧も正常に戻った。

ルチンは閉塞性腎症のラットの腎間質性線維症を改善する

Rutin ameliorates kidney interstitial fibrosis in rats with obstructive nephropathy

著作名:
Bin Wang
Ding Liu
Qiu-hua Zhu
Min Li
Hua Chen
Ying Guo
Li-pei Fan
Liang-sheng Yue
Liu-yang Li
Ming Zhao
出典:
International Immunopharmacology
2016
35
77-84
DOI:
10.1016/j.intimp.2016.03.029
要旨:
閉塞性腎症におけるルチンの保護効果を、片側尿管結紮を施したラットで検証した。ルチンの服用は、腎内間質の損傷を減らし、コラーゲンの蓄積を抑制した。ルチンは、マクロファージの浸潤と、炎症誘発性サイトカインの発現とを抑制した。
要旨:
既存薬カルフィルゾミブで惹起したラットの腎毒性を、ルチンが効果的に保護した。ルチンの抗酸化作用は、NOSが介在するNF-κB伝達に起因する炎症を抑える。

シスプラチンがヒト由来メサンギウム細胞に誘発する、アポトーシス経路を介した損傷に対する、ルチンの効果

Effect of rutin on cisplatin-induced damage in human mesangial cells via apoptotic pathway

著作名:
Y. Zhang
Q. Wang
Y.-D. Wang
B. Sun
X.-W. Leng
Q. Li
L.-Q. Ren
出典:
Human & Experimental Toxicology
2019
38
118-128
DOI:
10.1177/0960327118785233
要旨:
ヒト由来メサンギウム細胞(腎臓の血管周囲に存在する細胞)にシスプラチンを作用させると、その毒性で細胞が死滅する。しかしルチンを添加すると、細胞の生存率を改善した。

ルチンは炎症を抑制し、抗酸化物質およびSIRT1を上方調節して、マウスの急性腎障害を軽減する

Rutin, a quercetin glycoside, alleviates acute endotoxemic kidney injury in C57BL/6 mice via suppression of inflammation and up-regulation of antioxidants and SIRT1

著作名:
Mohammad-Reza Khajevand-Khazaei
Parvaneh Mohseni-Moghaddam
Marjan Hosseini
Leila Gholami
Tourandokht Baluchnejadmojarad
Mehrdad Roghani
出典:
European Journal of Pharmacology
2018
833
307-313
DOI:
10.1016/j.ejphar.2018.06.019
要旨:
急性腎障害のモデルマウスを用いた、ルチンの薬効評価。リポ多糖で惹起した急性腎障害は、ルチンが効果的に緩和した。ルチンが低下させた血中バイオマーカーは、クレアチン・尿素窒素・マロンジアルデヒド・グルタチオンであった。

四塩化炭素がマウスに誘発する腎臓の酸化ストレス・炎症・アポトーシスに対するルチンの保護効果と、セラミド・MAPK・p53・カルパインとの関連

Protective effect of rutin against carbon tetrachloride-induced oxidative stress, inflammation and apoptosis in mouse kidney associated with the ceramide, MAPKs, p53 and calpain activities

著作名:
Jie-Qiong Ma
Chan-Min Liu
Wei Yang
出典:
Chemico-Biological Interactions
2018
286
26-33
DOI:
10.1016/j.cbi.2018.03.003
要旨:
四塩化炭素で惹起したマウスの腎毒性を、ルチンが保護した。ルチンが持つ抗酸化および抗炎症作用により、腎臓のアポトーシスを抑制した。ルチンは、腎臓中のセラミド・MAPK類・p53・カルパインを減少させた。
要旨:
シスプラチンで惹起したラットの腎毒性を、ルチンが効果的に保護した。シスプラチンは、血中の尿素窒素とクレアチニンを上昇させ、腎組織のマロンジアルデヒドを増大した。うっ血、単核細胞炎症、細胞浸潤、アポトーシスを伴う急性尿...

ケルセチンはM1/M2マクロファージ極性化を調節して、腎臓の損傷と腎線維化を改善する

Quercetin ameliorates kidney injury and fibrosis by modulating M1/M2 macrophage polarization

著作名:
Hong Lu
Lianfeng Wu
Leping Liu
Qingqing Ruan
Xing Zhang
Weilong Hong
Shijia Wu
Guihua Jin
Yongheng Bai
出典:
Biochemical Pharmacology
2018
154
203-212
DOI:
10.1016/j.bcp.2018.05.007
要旨:
ケルセチンの腎保護作用に関する、メカニズムの詳細を研究した。ケルセチンは腎間質にて、CD68+マクロファージの浸潤を阻害し、iNOSとIL-12を低減した。マクロファージの比率(F4/80+/CD11b+/CD86+)は、損傷した腎臓におけるM1マクロフ...

ルチンは酸化ストレス・アポトーシス・炎症を改善して、バンコマイシンが誘発したラットの腎毒性を軽減する

Rutin Attenuates Vancomycin-Induced Nephrotoxicity by Ameliorating Oxidative Stress, Apoptosis, and Inflammation in Rats

著作名:
Shaoqi Qu
Cunchun Dai
Fengting Lang
Longfei Hu
Qihe Tang
Haixia Wang
Yanping Zhang
Zhihui Hao
出典:
Antimicrobial Agents and Chemotherapy
2019
63
e01545-18
DOI:
10.1128/AAC.01545-18
要旨:
多剤耐性菌にも効力を示すバンコマイシンには腎毒性という欠点があり、その使用が著しく制限されている。ラットにバンコマイシンで惹起した腎臓中の、酸化ストレス・炎症性細胞浸潤・アポトーシス・炎症性マーカーの発現を、ルチンは...