ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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6354件中 4201-4210件を表示

虚血再灌流傷害に対する抗酸化的な循環器保護: レスベラトロールとケルセチンの有望的な役割

Antioxidant Cardioprotection against Reperfusion Injury: Potential Therapeutic Roles of Resveratrol and Quercetin

著作名:
Ramón Rodrigo
Catalina Retamal
Denisse Schupper
Diego Vergara-Hernández
Sarmistha Saha
Elisabetta Profumo
Brigitta Buttari
Luciano Saso
出典:
Molecules
2022
27
2564
DOI:
10.3390/molecules27082564
要旨:
急性心筋梗塞の治療には、経皮的冠動脈形成術を行う。しかし、虚血再灌流傷害が伴い、その範囲は梗塞の50%に及ぶジレンマがある。虚血再灌流傷害は酸化ストレスに起因するため、典型的な抗酸化剤であるケルセチンとレスベラトロール...

フッ化ナトリウムがラットの腎臓に誘発した酸化ストレスに対するケルセチンの改善効果

Ameliorative Effects of Quercetin on Sodium Fluoride-Induced Oxidative Stress in Rat’s Kidney

著作名:
Seyed Mohammad Nabavi
Seyed Fazel Nabavi
Solomon Habtemariam
Akbar Hajizadeh Moghaddam
Ali Mohammad Latifi
出典:
Renal Failure
2012
34
901-906
DOI:
10.3109/0886022X.2012.687347
要旨:
フッ化ナトリウムをラットに投与すると、その酸化ストレスにより、腎毒性を誘発した。すなわち、GSHが顕著に減少し、SODとカタラーゼの活性が低下した。血中のクレアチニン・尿素・尿素窒素の上昇は、糸球体の損傷を示唆した。しかし...

ケルセチンはSIRT1/AMPK経路を活性化し、酸化ストレスが原因の小胞体ストレスを抑制して、敗血症が誘発した急性肺損傷を軽減する

Quercetin attenuates sepsis-induced acute lung injury via suppressing oxidative stress-mediated ER stress through activation of SIRT1/AMPK pathways

著作名:
Aming Sang
Yun Wang
Shun Wang
Qingyuan Wang
Xiaohua Wang
Xinyi Li
Xuemin Song
出典:
Cellular Signalling
2022
97
110363
DOI:
10.1016/j.cellsig.2022.110363
要旨:
Vivo: マウスの盲腸を結紮で穴を空けて、敗血症のモデルを確立した。ケルセチンを投与すると、敗血症に起因する肺組織の病変と酸化的な損傷を軽減した。Vitro: マウス由来肺上皮細胞MLE-12をリポ多糖で刺激して、敗血症による急性肺損...

高脂肪食マウスにて、腸内細菌叢はルチンの抗肥満効果を媒介する

Intestinal Flora Mediates Antiobesity Effect of Rutin in High-Fat-Diet Mice

著作名:
Xu Yan
Yuanyuan Zhai
Wenling Zhou
Yuan Qiao
Lingling Guan
Hao Liu
Jizhi Jiang
Liang Peng
出典:
Molecular Nutrition & Food Research
2022
66
2100948
DOI:
10.1002/mnfr.202100948
要旨:
高脂肪食で惹起したマウスにルチンを投与すると、対照群と比べて顕著に体重を減少し、インスリン抵抗性を改善した。ルチンはまた、腸のバリア機能に好ましく作用して、内毒素血症と全身性の炎症を減少した。糞便から抽出した16S rRNA...
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のモデルラットに、1%のグルタミンと1%のトコフェロールを含むケルセチンを投与し、各種パラメータを測定した。その結果、GSHレベルとTGF-βの発現は正常ラット以上にまで高まった。また、IL-10は増...

プリオンにケルセチンが結合すると、フィブリル化を促進してプロテアーゼ感受性を高め、緩い構造のアミロイドに変化する

Quercetin binding accelerates prion fibrillation into proteinase sensitive and loosely structured amyloids

著作名:
Kun-Hua Yu
Cheng-Ping Jheng
Cheng-I Lee
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2022
151
113177
DOI:
10.1016/j.biopha.2022.113177
要旨:
プリオン蛋白質にケルセチンが結合した構造が明らかになり、結合部位の詳細が分子レベルで視覚化された。従来のアミロイド形成とは違い、ケルセチンはプリオンのフィブリル化を加速した。その結果、プリオンのプロテアーゼ感受性が高...

ケルセチンはリソソーム機能とオートファジーフラックスを回復して、パルミチン酸が誘発したアポトーシスから膵β細胞を保護する

Quercetin protects against palmitate-induced pancreatic β-cell apoptosis by restoring lysosomal function and autophagic flux

著作名:
Hao Liu
Wenling Zhou
Lan Guo
Heng Zhang
Lingling Guan
Xu Yan
Yuanyuan Zhai
Yuan Qiao
Zai Wang
Junhua Zhao
Kangbo Lyu
Ping Li
Haitao Wang
Liang Peng
出典:
The Journal of Nutritional Biochemistry
2022
107
109060
DOI:
10.1016/j.jnutbio.2022.109060
要旨:
パルミチン酸で刺激した膵β細胞のアポトーシスは、ケルセチンが低減した。しかし、ケルセチンの保護作用は、オートファジーの阻害もしくはオートファジーの主要遺伝子のサイレンシングで停止した。一方パルミチン酸は、オートファゴソ...

イソケルセチンはNLRP3が誘発するパイロトーシスを抑制して、睡眠不足による海馬ニューロンの損傷を軽減する

Isoquercetin alleviates sleep deprivation dependent hippocampal neurons damage by suppressing NLRP3-induced pyroptosis

著作名:
Hairui Zhou
Jingru Wu
Yu Gong
Zilong Zhou
Jingtao Wang
出典:
Immunopharmacology and Immunotoxicology
2022
44
766-772
DOI:
10.1080/08923973.2022.2082976
要旨:
睡眠不足に起因する認知機能の低下は、イソケルセチンが改善した。Vivo: 睡眠不足のマウスにイソケルセチンを投与すると、モリスの水迷路のスコアが顕著に向上し、海馬ニューロンの病変を改善した。イソケルセチンはまた、睡眠不足が...
要旨:
Vivo: 2,2'-アゾビス(2-メチルプロピオナミジン)二塩酸塩で酸化ストレスを与えたマウスにルチンを投与した。ルチンは肝組織の酸化的な損傷を改善し、抗酸化物質(カタラーゼ・SOD・GPx)を増大して、酸化還元不均衡を改善した。Vitro: H...
要旨:
老化したヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVECs)を高濃度(45 mM)グルコースに暴露して、糖尿病のシミュレーションとした。その後、クルクミン・ポリダチン・ケルセチンの単独あるいは組合せを作用して、HUVECsの挙動を比較した。組合せは、それ...