ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 4261-4270件を表示

ケルセチンはSIRT1/ERK経路を活性化して、イソニアジドが誘発したHepG2細胞のアポトーシスを保護する

Quercetin protected against isoniazid-induced HepG2 cell apoptosis by activating the SIRT1/ERK pathway

著作名:
Yueming Zhang
Wenrui Zhang
Lina Tao
Jinghui Zhai
Huan Gao
Yanqing Song
Xiaoyu Qu
出典:
Journal of Biochemical and Molecular Toxicology
2019
33
e22369
DOI:
10.1002/jbt.22369
要旨:
イソニアジドは汎用されている抗結核薬であるが、肝毒性がある。イソニアジドを作用させたHepG2細胞にケルセチンを加えると、生存率が著しく延びた。ケルセチンはSIRT1/ERK経路を調節して、HepG2細胞のアポトーシスを阻害した。

四塩化炭素がオスラットに誘発した肝腎毒性と性腺機能低下症は、ルチンが改善する

Rutin ameliorates carbon tetrachloride (CCl4)-induced hepatorenal toxicity and hypogonadism in male rats

著作名:
Hany Elsawy
Gehan M. Badr
Azza Sedky
Basem M. Abdallah
Abdullah M. Alzahrani
Ashraf M. Abdel-Moneim​
出典:
PeerJ
2019
7
e7011
DOI:
10.7717/peerj.7011
要旨:
四塩化炭素によるラットの肝臓・腎臓・精巣の損傷を、ルチンが緩和した。四塩化炭素の単独投与群とルチンとの共投与群とを比較したところ、後者の方が、各バイオマーカー(トランスアミナーゼ、アルカリホスファターゼ、総ビリルビン、...
要旨:
コンカナバリンAで惹起したマウスの急性劇症肝炎を、イソラムネチンが効果的に緩和した。イソラムネチンは、血中および肝組織中の炎症誘導性サイトカインを減少させ、肝臓の損傷を修復した。イソラムネチンはまた、P38/PPAR-αパスウェ...

腎虚血における、ケルセチンおよび遠隔虚血処置による肝および腎保護

Hepatorenal protection during renal ischemia by quercetin and remote ischemic perconditioning

著作名:
Firouzeh Gholampour
Zahra Sadidi
出典:
Journal of Surgical Research
2018
231
224-233
DOI:
10.1016/j.jss.2018.05.036
要旨:
腎臓の虚血再灌流傷害に対する、ケルセチンの投与と、遠隔虚血処置(大腿動脈を2分間虚血し、その後3分間再灌流することを4回繰り返す)との組合せ効果をラットで検証した。腎臓の虚血再灌流は、クレアチニン排出障害に代表される腎不全...

ショ糖を大量かつ慢性摂取した老齢ラットの肝代謝への影響、ルチンと微量栄養素による調節

Effect of high chronic intake of sucrose on liver metabolism in aging rats. Modulation by rutin and micronutrients

著作名:
Eva Gatineau
Frédéric Capel
Dominique Dardevet
Jérémie David
Corinne Pouyet
Sergio Polakof
Laurent Mosoni
出典:
Journal of Physiology and Biochemistry
2018
74
569–577
DOI:
10.1007/s13105-018-0628-y
要旨:
老齢ラットに高ショ糖食を5カ月間投与すると、血中脂肪値が上昇し、遺伝子の発現にも変化が見られた。しかし、ルチンと微量栄養素(ビタミンE, A, D・セレン・亜鉛)を共投与すると、肝臓への中性脂肪の浸潤が抑制できた。

チオアセトアミドがラットに誘発する肝毒性に対する、ケルセチンとエラグ酸の肝保護作用

Hepatoprotective influence of quercetin and ellagic acid on thioacetamide-induced hepatotoxicity in rats

著作名:
Nehal A. Afifi
Marwa A. Ibrahim
Mona K. Galal
出典:
Canadian Journal of Physiology and Pharmacology
2018
96
624–629
DOI:
10.1139/cjpp-2017-0651
要旨:
チオアセトアミドで惹起したラットの肝毒性を、ケルセチンとエラグ酸との組合せが効果的に保護した。肝臓の線維化に関連する遺伝子(MMP2およびMMP9)の発現レベルが、有意に改善された。

II型糖尿病モデルマウスの肝障害に対する、ルチンの保護効果

Protective effects of rutin on liver injury in type 2 diabetic db/db mice

著作名:
Weishi Liang
Dandan Zhang
Jiali Kang
Xubing Meng
Jingbo Yang
Lei Yang
Ning Xue
Qingyao Gao
Shuying Han
Xiangbo Gou
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2018
107
721-728
DOI:
10.1016/j.biopha.2018.08.046
要旨:
II型糖尿病のモデルマウスを用いて、ルチンの肝保護効果を検証した。ルチンの投与は、肝細胞の壊死と変性を抑制した。また、ビトロ実験では、ルチンが終末糖化産物の生成を抑制することを確認した。

チオアセトアミドがWistarラットに誘発した肝毒性のルチンによる改善

Amelioration of thioacetamide-induced liver toxicity in Wistar rats by rutin

著作名:
Seema Zargar
Tanveer A. Wani
Abir Abdullah Alamro
Majid Ahmad Ganaie
出典:
International Journal of Immunopathology and Pharmacology
2017
30
207-214
DOI:
10.1177/0394632017714175
要旨:
チオアセトアミドはラットに肝毒性を惹起し、肝臓中のDNAを分解する。しかし、予めルチンを2週間投与しておけば、たとえチオアミドで分解されたDNAでも、修復が見られた。

NF-κB/IκBα・p38 MAPK・Bcl-2/Baxシグナル伝達の調節を介して、ケルセチンは肝線維症の進行を阻害する

Inhibitory effects of quercetin on the progression of liver fibrosis through the regulation of NF-кB/IкBα, p38 MAPK, and Bcl-2/Bax signaling

著作名:
Rong Wang
Hai Zhang
Yuanyuan Wang
Fuxing Song
Yongfang Yuan
出典:
International Immunopharmacology
2017
47
126-133
DOI:
10.1016/j.intimp.2017.03.029
要旨:
四塩化炭素で惹起したラットの肝線維化の進行を、ケルセチンがくい止めた。ケルセチンの抗線維化は、Bcl-2/Baxによる抗アポトーシスのシグナル伝達と深く関連している。ケルセチンは、肝星細胞の活性化に関わる蛋白質の働きを抑制して...

5-フルオロウラシルがラットに誘発する肝毒性への、ルチンとケルセチンの保護効果

The protective effect of rutin and quercetin on 5-FU-induced hepatotoxicity in rats

著作名:
Volkan Gelen
Emin Şengül
Semin Gedikli
Gözde Atila
Hamit Uslu
Mustafa Makav
出典:
Asian Pacific Journal of Tropical Biomedicine
2017
7
647-653
DOI:
10.1016/j.apjtb.2017.06.013
要旨:
抗癌剤5-FUで惹起したマウスの肝毒性を、ルチンまたはケルセチンが緩和した。5-FUは血中の肝機能のマーカーAST・ALT・LDH・ALPの上昇をもたらしたが、ルチンまたはケルセチンの投与で正常化した。