ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 4291-4300件を表示

ビスフェノールAおよびフタル酸ジブチルの曝露が誘発した心臓の酸化ストレスと炎症は、ルチンがNRF-2/NF-κB経路を介して防止する

Rutin prevents cardiac oxidative stress and inflammation induced by bisphenol A and dibutyl phthalate exposure via NRF-2/NF-κB pathway

著作名:
Olufemi I. Oluranti
Babatunde A. Alabi
Olugbenga S. Michael
Alaba O. Ojo
Bosede P. Fatokun
出典:
Life Sciences
2021
284
119878
DOI:
10.1016/j.lfs.2021.119878
要旨:
ビスフェノールA(BPA)とフタル酸ジブチル(DBP)に起因する酸化ストレスと炎症から、ルチンがラットの心臓を保護した。BPA単独投与は、SOD活性を低下させ、血中NF-κBが増大した。DBP単独投与は、カタラーゼ活性を低下させ、GSHとNrf2が...

イソプロテレノールがラットに誘発した心毒性にて、リコペンとケルセチンは抗酸化遺伝子経路を調節する

Quercetin with lycopene modulates enzymic antioxidant genes pathway in isoproterenol cardiotoxicity in rats

著作名:
Lijuan Chen
Xiaoli Wu
Weiwei Wang
Xia Wang
Jianhua Ma
出典:
Libyan Journal of Medicine
2021
16
1943924
DOI:
10.1080/19932820.2021.1943924
要旨:
ケルセチンとリコペンとの組合せを予め投与すると、イソプロテレノールで惹起したラットの心毒性を軽減した。組合せは、酸化ストレスの指標であるマロンジアルデヒドとグルタチオンジスルフィドの上昇を抑制した。組織的には、心筋原...

虚血再灌流傷害におけるケルセチンの心保護効果は、一酸化窒素システムとミトコンドリアK-ATPチャネルが媒介する

Cardioprotective Effect Of Quercetin Against Ischemia/Reperfusion Injury Is Mediated Through NO System And Mitochondrial K-ATP Channels

著作名:
Ying Liu
Yi Song
Siyuan Li
Li Mo
出典:
Cell Journal
2021
23
184-190
DOI:
10.22074/cellj.2021.7183
要旨:
ラットの心臓を虚血再灌流する際の、灌流液にケルセチンを添加して、再灌流の開始と同時にケルセチンを投与した。その結果、ケルセチン処置しない場合と比べて顕著に、最大左室圧を改善し、クレアチンキナーゼの循環器への放出を阻害...

アンジオテンシンIIが誘発する心筋細胞H9c2の肥大において、ルチンはケルセチンとは異なる方法でMAPK経路を調節する

Rutin Modulates MAPK Pathway Differently from Quercetin in Angiotensin II-Induced H9c2 Cardiomyocyte Hypertrophy

著作名:
Hawa Nordin Siti
Juriyati Jalil
Ahmad Yusof Asmadi
Yusof Kamisah
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2021
22
5063
DOI:
10.3390/ijms22105063
要旨:
心筋細胞H9c2に、アンジオテンシンIIを作用させて細胞肥大を惹起した。細胞の表面面積が拡大し、細胞内スーパーオキシドアニオンが増え、NADPH酸化酵素とNO合成酵素が増大し、SOD活性と亜硝酸レベルが低下した。しかし、ルチンもしく...

糖尿病のモデルラットにおける、メラトニン・ケルセチン・レスベラトロールによる心保護の可能性

Cardioprotective potential of melatonin, quercetin and resveratrol in an experimental model of diabetes

著作名:
N. Bostancıeri
H. Elbe
M. Eşrefoğlu
N. Vardı
出典:
Biotechnic & Histochemistry
2022
97
152-157
DOI:
10.1080/10520295.2021.1918766
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病モデルラットにケルセチン、メラトニン、レスベラトロールをそれぞれ投与して、心保護効果を比較した。抗アポトーシスは、ケルセチンとレスベラトロールが同等だった。3化合物とも、糖尿病に起因...

ルチンは、塩化カドミウムと酢酸鉛に曝露したオスラットの心臓と赤血球の膜結合型ATPアーゼ活性を改善する

Rutin Improves Cardiac and Erythrocyte Membrane–Bound ATPase Activities in Male Rats Exposed to Cadmium Chloride and Lead Acetate

著作名:
Olufemi I. Oluranti
Victor A. Adeyemo
Esther O. Achile
Bosede P. Fatokun
Alaba O. Ojo
出典:
Biological Trace Element Research
2022
200
1181–1189
DOI:
10.1007/s12011-021-02711-4
要旨:
ラットにカドミウムや鉛を投与(共投与またはカドミウムの単独投与)すると、赤血球のNa+/K+-ATPアーゼ活性が低下するが、ルチンを共投与すると上昇した。心臓のNa+/K+-ATPアーゼ活性低下は、カドミウムと鉛の共投与時に見られたが、こ...

糖尿病性心筋症を改善するケルセチンのナノ乳濁液

Synthesis of an environmentally quercetin nanoemulsion to ameliorate diabetic-induced cardiotoxicity

著作名:
Jihan Hussein
Mehrez E. El-Naggar
出典:
Biocatalysis and Agricultural Biotechnology
2021
33
101983
DOI:
10.1016/j.bcab.2021.101983
要旨:
界面活性剤の濃度が異なる3種類のケルセチン-ナノ乳濁液を調製し、糖尿病性心筋症の病態モデルラットを用いて薬効を評価した。ケルセチンの投与は、心係数・総抗酸化物質・心筋の炎症および変性を正常化した。糖尿病で悪化した血糖値...

SIRT1/TMBIM6関連のマイトファジーと小胞体ストレスを調節して、ケルセチンは心筋細胞の低酸素症に対する脆弱性を改善する

Quercetin Improves Cardiomyocyte Vulnerability to Hypoxia by Regulating SIRT1/TMBIM6-Related Mitophagy and Endoplasmic Reticulum Stress

著作名:
Xing Chang
Tian Zhang
Qingyan Meng
Shiyuan Wang
Peizheng Yan
Xue Wang
Duosheng Luo
XiuTeng Zhou
Ruifeng Ji
出典:
Oxidative Medicine and Cellular Longevity
2021
2021
5529913
DOI:
10.1155/2021/5529913
要旨:
ヒト由来心筋細胞を低酸素/再酸素灌流に晒すと、酸化ストレスを惹起して細胞が損傷する。しかし、予めケルセチンを添加すると、これを阻止できた。ケルセチンは低酸素/再酸素灌流に伴う活性酸素に起因する、マイトファジー(オートファ...

5-フルオロウラシルがラットに誘発した心毒性における、ルチンとケルセチンの心電図パラメータ改善効果

The effects of rutin and quercetin on ECG parameters in 5-FU-induced cardiotoxicity rat model

著作名:
Volkan Gelen
Emin Şengül
Dursun Ali Çınar
出典:
World Journal of Advanced Research and Reviews
2021
9
253-257
DOI:
10.30574/wjarr.2021.9.3.0104
要旨:
抗癌剤5-FUで惹起したラットの心毒性から、ルチンもしくはケルセチンが保護効果を示した。5-FUは洞頻脈と心電図の異常(ST上昇・QRS波の短縮・P波の継続時間の変化)をもたらしたが、ルチン・ケルセチンとも同程度の改善効果を示した。

ヒドロキシクロロキンが誘発する心毒性の保護剤として有望なケルセチン

Potential Use of Quercetin as Protective Agent against Hydroxychloroquine Induced Cardiotoxicity

著作名:
Mona G Amer
Nader M. Mohamed
出典:
Journal of Biomedical Research & Environmental Sciences
2021
2
185-192
DOI:
10.37871/jbres1208
要旨:
抗マラリア剤ヒドロキシクロロキンで惹起したラットの心毒性から、ケルセチンが効果的に心筋を保護した。ケルセチンは、トロポニン-I(心筋梗塞のマーカー)とマロンジアルデヒドを減少させ、総抗酸化物質を増大させた。よって、ヒドロ...