ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 4341-4350件を表示

アレルギー性疾患におけるケルセチンの有望な効果

Quercetin with the potential effect on allergic diseases

著作名:
Morteza Jafarinia
Mahnaz Sadat Hosseini
Neda kasiri
Niloofar Fazel
Farshid Fathi
Mazdak Ganjalikhani Hakemi
Nahid Eskandari
出典:
Allergy, Asthma & Clinical Immunology
2020
16
36
DOI:
10.1186/s13223-020-00434-0
要旨:
動物実験を中心とする、ケルセチンの抗アレルギー作用に焦点を当てた総説。アレルギー性喘息・アレルギー性鼻炎・アトピー皮膚炎の各章を設けて、最近の文献を例示した。

喘息アレルギー患者におけるケルセチンの効果: 血中インターロイキン-5・血中好酸球の絶対量・FEV1・臨床的改善

The Effect of Quercetin on Plasma Interleukin-5, Blood Eosinophil Absolute, %FEV1, and Clinical Improvement of Asthma Alergy Patient

著作名:
Hesti Nila Mayasari
Suradi Suradi
Ana Rima Setijadi
出典:
Jurnal Respirologi Indonesia
2020
40
16-23
DOI:
10.36497/jri.v40i1.98
要旨:
喘息患者34名を対象とする、臨床研究。半分の17名は従来の治療法を継続し、残り半分の17名は、従来の治療に加えてケルセチン(500 mg/day)を28日間服用した。ケルセチン群は対照群と比較して、血中のIL-5値を下げ、FVE1の改善が顕著で...

デスフルランの吸入がラットに誘発した酸化的および炎症性肺損傷における、ルチンの保護効果

Oxidative and pro-inflammatory lung injury induced by desflurane inhalation in rats and the protective effect of rutin

著作名:
Mustafa Tosun
Hasan Olmez
Edhem Unver
Yusuf Kemal Arslan
Ferda Keskin Cimen
Adalet Ozcicek
Mehmet Aktas
Halis Suleyman
出典:
Advances in Clinical and Experimental Medicine
2021
30
941–948
DOI:
10.17219/acem/136194
要旨:
麻酔薬デスフルランで惹起した肺損傷から、ルチンがラットを効果的に保護した。デスフルランは肺組織中のマロンジアルデヒド・TNF-α・NF-κBの上昇とGSHの低下をもたらし、組織には多形核白血球の炎症・出血・肺胞損傷・むくみが見られ...

低酸素における、肺サーファクタント蛋白質の発現の変化: ケルセチンによる有益な予防

Hypoxia-mediated alterations in pulmonary surfactant protein expressions: Beneficial effects of quercetin prophylaxis

著作名:
Ankit Tripathi
Bhuvnesh Kumar
Sarada S.K. Sagi
出典:
Respiratory Physiology & Neurobiology
2021
291
103695
DOI:
10.1016/j.resp.2021.103695
要旨:
低酸素状態における肺への損傷予防効果を、ケルセチンと気管支拡張剤サルブタモールとで比較した。ラットにそれぞれの薬物を投与した後、低酸素状態(高度7,620 m)に6時間晒した。両方とも、低酸素状態で変化した肺中のNrf-2・HO-1・サ...

ケルセチン: 低酸素環境下での肺胞バリアの完全性の救世主

Quercetin: a savior of alveolar barrier integrity under hypoxic microenvironment

著作名:
Ankit Tripathi
Puja P. Hazari
Anil K. Mishra
Bhuvnesh Kumar
Sarada S.K. Sagi
出典:
Tissue Barriers
2021
9
1883963
DOI:
10.1080/21688370.2021.1883963
要旨:
ケルセチンは、高地のような低酸素状態でも、肺胞上皮バリアの頑健性を維持できることを動物実験で検証した。ラットにケルセチンを投与して1時間後に、7,620 mの低酸素状態に6時間曝した。低酸素下にて、ケルセチンは蛋白質の酸化を阻...

実験的な胸膜炎症における、ケルセチンとクルクミンの効果

Quercetin and curcumin effects in experimental pleural inflammation

著作名:
Cristina Bidian
Daniela-Rodica Mitrea
Olivia Gabriela Vasile
Adriana Filip
Adriana Florinela Cătoi
Remus Moldovan
Nicoleta Decea
Adriana Albu
出典:
Medicine and Pharmacy Reports
2020
93
260 - 266
DOI:
10.15386/mpr-1484
要旨:
カラギーナンで惹起したラットの胸膜炎を、ケルセチンおよびクルクミンの組合せが効果的に保護した。組合せを投与すると、マロンジアルデヒドを減少させ、セルロプラスミンとグルタチオン値を正常化した。また肺組織のレドックスバラ...

妊娠中のマウスが微小粒子状物質に曝露した際の、母体免疫・酸化ストレス・炎症に対するケルセチンの保護効果

The Influence of Quercetin on Maternal Immunity, Oxidative Stress, and Inflammation in Mice with Exposure of Fine Particulate Matter during Gestation

著作名:
Wei Liu
Minjia Zhang
Jinqiu Feng
Aiqin Fan
Yalin Zhou
Yajun Xu
出典:
International Journal of Environmental Research and Public Health
2017
14
592
DOI:
10.3390/ijerph14060592
要旨:
妊娠したマウスが微小粒子状物質PM2.5に暴露した際の影響と、ケルセチン投与との関係を検証した。PM2.5は末梢血中のT細胞数を上昇させ、これに伴ってIL-2・IL-6・IL-8・HO-1が増大した。ケルセチンは、T細胞(CD4+およびCD8+)を減少し...

慢性的なストレスが誘発するうつ病は、ケルセチンが阻害する: ニトロソ化ストレスおよびアポトーシスとの関連

Quercetin Inhibits Chronic Stress-Induced Depression Associated with the Inhibition of Nitrosative Stress and Apoptosis

著作名:
Ismaeel Bin-Jaliah
出典:
International Journal of Pharmacology
2021
17
319-327
DOI:
10.3923/ijp.2021.319.327
要旨:
予測不可能で慢性的なストレスを3週間与えたラットの脳組織には、iNOS・マロンジアルデヒド・p53・Bax・カスパーゼ-3が上昇するが、ケルセチンの投与で抑制できた。ケルセチンは脳組織のSODとBcl-2を顕著に増大し、ストレスがもたらし...

単胃動物とヒトの腸機能への、シトルリンおよびケルセチンの有望な関わり: 包括的なレビュー

Potential Implications of Citrulline and Quercetin on Gut Functioning of Monogastric Animals and Humans: A Comprehensive Review

著作名:
Victoria Anthony Uyanga
Felix Kwame Amevor
Min Liu
Zhifu Cui
Xiaoling Zhao
Hai Lin
出典:
Nutrients
2021
13
3782
DOI:
10.3390/nu13113782
要旨:
動物実験を中心に、ケルセチンとシトルリンが腸機能に与える影響をまとめた総説。まずイントロ代わりに、両者の代謝について概要を述べている。本題では、シトルリン・ケルセチン・両者の組合せに章分けしているが、3番目に重点が置か...
要旨:
ラットから採取した大動脈を収縮させ、アンジオテンシンIIを作用させて培養すると、アセチルコリンによる弛緩作用が阻害された。アンジオテンシンIIによる内皮機能不全であるが、ケルセチン、イソラムネチン、SODの存在下では防止でき...