ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 4361-4370件を表示

低酸素がラットの肺に誘発する血管漏出の、ケルセチンによる予防効果

Prophylactic efficacy of Quercetin in ameliorating the hypoxia induced vascular leakage in lungs of rats

著作名:
Ankit Tripathi
Bhuvnesh Kumar
Sarada S.K. Sagi
出典:
PLoS ONE
2019
14
e0219075
DOI:
10.1371/journal.pone.0219075
要旨:
低酸素状態で惹起したラットの肺損傷(特に血管漏出)を、ケルセチンが予防した。低酸素状態に移行する1時間前にケルセチンを投与すると、しない場合と比べて肺の水分含量と血管漏出とを顕著に減少させた。ケルセチンの効果として、以下...

呼吸窮迫症候群の肺上皮の脂質過酸化に対する、N-アセチルシステインとルチンの保護効果

Protective effects of N-acetylcysteine and rutin on the lipid peroxidation of the lung epithelium during the adult respiratory distress syndrome

著作名:
Oreste Ortolani
Anna Conti
Angelo Raffaele De Gaudio
Maria Masoni
Gianpaolo Novelli
出典:
Shock
2000
13
14–18
DOI:
?
要旨:
呼吸窮迫症候群の青年36名を対象とする、臨床研究。ランダムに患者を3群に分けた: コントロール(プラセボ)群・N-アセチルシステイン(NAC)単独群・NAC/ルチン併用群。6日間の投与期間で、気道上皮被覆液中のマーカーの変化をモニタした...
要旨:
ルチンは、血管細胞融着分子(VCAM)および一酸化窒素合成酵素(iNOS)を阻害する。その結果、エンドトキシン(リポ多糖)で惹起される急性肺損傷を予防できた。

ルチンはAktのリン酸化を阻害して、MIP-2とMMP-9の発現を下方調節して、リポ多糖が誘発する急性肺損傷を保護する

Protective effect of rutin on LPS-induced acute lung injury via down-regulation of MIP-2 expression and MMP-9 activation through inhibition of Akt phosphorylation

著作名:
Wen-Ying Chen
Yi-Chun Huang
Ming-Ling Yang
Chien-Ying Lee
Chun-Jung Chen
Chung-Hsin Yeh
Pin-Ho Pan
Chi-Ting Horng
Wu-Hsien Kuo
Yu-Hsiang Kuan
出典:
International Immunopharmacology
2014
22
409-413
DOI:
10.1016/j.intimp.2014.07.026
要旨:
モデル動物にリポ多糖を注射すると、急性肺損傷を起こし、肺水腫や炎症を呈する。予めルチンを投与すると、効果的に抑制した。作用機序として、リポ多糖で活性化される炎症関連蛋白質MIP-2およびMMP-9を、ルチンが阻害することが示唆...

ルチンは酸化ストレスとMAPK/NF-κB経路を阻害して、リポ多糖が誘発した急性肺損傷を減少する

Rutin decreases lipopolysaccharide-induced acute lung injury via inhibition of oxidative stress and the MAPK–NF-κB pathway

著作名:
Chung-Hsin Yeh
Jiann-Jou Yang
Ming-Ling Yang
Yi-Ching Li
Yu-Hsiang Kuan
出典:
Free Radical Biology and Medicine
2014
69
249-257
DOI:
10.1016/j.freeradbiomed.2014.01.028
要旨:
モデル動物にリポ多糖を注射すると、急性肺損傷の状態を起こす。予めルチンを投与すると、効果的に抑制した。リポ多糖で活性化されるMAPK/NF-κBシグナル伝達を、ルチンが阻害する作用機序が示唆された。

亜鉛ナノ粒子のラットの前立腺への影響と、ルチンの保護的役割: 組織学的および生化学的研究

The effect of Zinc Nanoparticles on Adult rat Prostate gland and the Possible Protective role of Rutin: histological and biochemical study

著作名:
Heba Hashem
Mariam Assad Amin
出典:
The Egyptian Journal of Histology
2022
45
372-385
DOI:
10.21608/EJH.2021.65558.1438
要旨:
亜鉛ナノ粒子で惹起した前立腺毒性から、ケルセチンがラットを保護した。亜鉛ナノ粒子を投与すると、腺房の変性・空胞化・内層細胞の核濃縮をもたらし、 線維筋性間質が厚くなり、陽性PCNA免疫反応が増加した。しかし、ルチンを共投与...

シスプラチンが誘発する泌尿生殖器毒性に対するケルセチンの保護効果

Protective effects of quercetin against cisplatin induced urogenital organ toxicity

著作名:
Tarık Emre ŞENER
Selin ÇADIRCI
Özge ÇEVİK
Feriha ERCAN
M. Kutay KÖROĞLU
Selin ŞAKARCAN
Göksel ŞENER
出典:
Journal of Research in Pharmacy
2020
24
640-647
DOI:
10.35333/jrp.2020.219
要旨:
制癌剤シスプラチンで惹起したラットの泌尿生殖器毒性を、ケルセチンが効果的に保護した。膀胱・精巣・陰茎海綿体の各組織にて、シスプラチンはマロンジアルデヒド・8-ヒドロキシ-2'-デオキシグアニジン・GSHを顕著に増大させ、カスパ...

ケルセチンは、シクロスポリンで処置したラットの性行動を強化し、視床下部のエクトヌクレオチダーゼ活性を改善する

Quercetin enhances sexual behavior and improves ectonucleotidases activity in the hypothalamus of rats treated with cyclosporine

著作名:
Ayodeji Augustine Olabiyi
Yemisi Rufina AlliSmith
Victor Okoliko Ukwenya
出典:
Journal of Food Biochemistry
2021
45
e13864
DOI:
10.1111/jfbc.13864
要旨:
高血圧ラットにシクロスポリンで惹起した勃起不全を、ケルセチンが改善した。ケルセチンは、交尾の機会とエクトヌクレオチダーゼ活性を促進した。シクロスポリンはアデノシンデアミナーゼ(ADA)の活性を増加させNOを低下させたが、ケル...

糖尿病性勃起不全に対するルチンの効果: オスラットにおける精巣バイオマーカーの関与

Effect of rutin on diabetic-induced erectile dysfunction: Possible involvement of testicular biomarkers in male rats

著作名:
A. S. Al-Roujeaie
H. M. Abuohashish
M. M. Ahmed
O. A. Alkhamees
出典:
Andrologia
2017
49
e12737
DOI:
10.1111/and.12737
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病状態のラットの勃起不全を、ルチンが改善した。ルチンを5週間投与すると、性行為の頻度、精子の数・運動性・生存性に改善が見られた。

保存剤にケルセチンを添加すると、凍結解凍したオンドリの精液の質が向上する

Supplementation of Beltsville extender with quercetin improves the quality of frozen-thawed rooster semen

著作名:
S. Siari
M. Mehri
M. Sharafi
出典:
British Poultry Science
2022
63
252-260
DOI:
10.1080/00071668.2021.1955331
要旨:
ブロイラーの精子を凍結解凍する際の、ケルセチンの添加と品質への影響を評価した。ケルセチンを10もしくは15 mMの濃度で添加すると、精子の運動性・直線運動速度・膜機能性が著しく増加した。また10 mMの濃度では、前進運動性・曲線...