ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 4381-4390件を表示

五酸化二バナジウムがオスラットに誘発する酸化ストレスと生殖ホルモンかく乱は、ケルセチンが緩和する

Quercetin Mitigates Vanadium-Pentoxide-Induced Oxidative Stress and Reproductive-Hormone Disruption in Male Rats

著作名:
Tamer S. Imam
Walaa M. Elhady
Rasha Thabet Metwaly Alam
Haiam A. Mohammed
出典:
Advances in Animal and Veterinary Sciences
2020
8
490-498
DOI:
10.17582/journal.aavs/2020/8.5.490.498
要旨:
五酸化二バナジウムで惹起したラットの生殖障害を、ケルセチンが効果的に保護した。バナジウムは精子形成を阻害し、精子の運動性と総数を減少させ、異常精子が増大した。しかし、ケルセチンはこのような状態を正常化した。また、ケル...

ケルセチンは用量および時間依存的に、ヒト精子の運動性を高める

Quercetin Enhances Human Sperm Motility in a Dose and Time Dependent Manner

著作名:
Seda Karabulut
Oya Korkmaz
Ceren Erdem Altun
Asuman Demiroğlu Zergeroğlu
İlknur Keskin
出典:
Acta Pharmaceutica Sciencia
2020
58
170-178
DOI:
10.23893/1307-2080.APS.05810
要旨:
ケルセチンはヒトから採取した精子を、濃度および作用時間依存的に賦活した。94検体を培養した際の、ケルセチン濃度の違いを比較した。顕著な運動性の改善が見られた培養条件は、0.05Mで1時間と、0.1Mで2時間であった。これらの結果は...

塩化水銀がオスラットに誘発する生殖障害に対するルチンの保護効果

Protective effect of rutin on mercuric chloride-induced reproductive damage in male rats

著作名:
Fatih Mehmet Kandemir
Cuneyt Caglayan
Emrah Hicazi Aksu
Serkan Yildirim
Sefa Kucukler
Cihan Gur
Gizem Eser
出典:
Andrologia
2020
52
e13524
DOI:
10.1111/and.13524
要旨:
塩化水銀で惹起した精子毒性を、ルチンが効果的に保護した。ラットに塩化水銀を投与すると、精原細胞の壊死と分解・異常精子の増大と共に、炎症性のマーカー(マロンアルデヒド・TNF‐α・COX‐2)が増大する。ルチンはこのような異常を改...

ケルセチンとルチンは、スルファサラジンが誘発したラットの精子毒性・生殖ホルモンの変化・ステロイド産生酵素の不均衡を改善する

Quercetin and rutin ameliorates sulfasalazine-induced spermiotoxicity, alterations in reproductive hormones and steroidogenic enzyme imbalance in rats

著作名:
S. O. Osawe
E. O. Farombi
出典:
Andrologia
2018
50
e12981
DOI:
10.1111/and.12981
要旨:
リウマチ薬スルファサラジンで惹起した、精子毒性(同剤の副作用)からの保護効果を検証した。ラットにスルファサラジンを過剰投与すると、生殖器の縮小・精子の減少・血中男性ホルモンの低下などが見られる。しかし、ルチンもしくはケ...

拘束ストレスに起因するマウスの精子形成異常への、ルチンが果たす保護的役割

Protective roles of Rutin against restraint stress on spermatogenesis in testes of adult mice

著作名:
Asif Mehfooz
Quanwei Wei
Kaizhi Zheng
Mohamed Babo Fadlalla
Gracijela Maltasic
Fangxiong Shi
出典:
Tissue and Cell
2018
50
133-143
DOI:
10.1016/j.tice.2018.01.003
要旨:
拘束ストレスは、マウスの精子形成に悪影響を及ぼすが、ルチンはこれを改善する。1日4時間、円錐形の容器で身動き出来なくしたマウスは、体重・精巣・精巣上体・胸腺・内臓脂肪が縮小し、精子のテストステロン濃度・数・運動性・生存...

ルチンは抗酸化防御を強化して、イノシシの精子を凍結損傷から保護する

Rutin protects boar sperm from cryodamage via enhancing the antioxidative defense

著作名:
Dejun Xu
Lin Wu
Li Yang
Dingbang Liu
Huali Chen
Guoxia Geng
Qingwang Li
出典:
Animal Science Journal
2020
91
e13328
DOI:
10.1111/asj.13328
要旨:
イノシシの精子を凍結保存する際、ルチンを0.4~0.6 mMの濃度で添加すると、精子の生存率・ミトコンドリアの活性・形質膜および先体膜の無欠性を最大化した。

ルチンはPI3K/Aktシグナル経路を活性化して、ライディッヒ細胞に過酸化水素が誘発した酸化的損傷とアポトーシスを軽減する

Rutin attenuates H2O2-induced oxidation damage and apoptosis in Leydig cells by activating PI3K/Akt signal pathways

著作名:
Jianhua Sun
Heng Wang
Bei Liu
Wenhao Shi
Juanzi Shi
Zhou Zhang
Junping Xing
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2017
88
500-506
DOI:
10.1016/j.biopha.2017.01.066
要旨:
精巣を構成するライディッヒ細胞への、酸化ストレスからの保護効果。過酸化水素を同細胞に作用させるとアポトーシスが起こるが、ルチンが効果的に保護した。PI3K/Akt系のシグナル伝達を、ルチンが活性化するメカニズムを明らかにした。

ルチンはグルタチオンおよびグルタチオンペルオキシダーゼを活性化して、成体ラットの精巣にカドミウムが誘発する酸化ストレス下にて、エタノールの悪影響を保護する

Rutin, an antioxidant flavonoid, induces glutathione and glutathione peroxidase activities to protect against ethanol effects in cadmium-induced oxidative stress in the testis of adult rats

著作名:
S. O. Abarikwu
P. D. Olufemi
C. J. Lawrence
F. C. Wekere
A. C. Ochulor
A. M. Barikuma
出典:
Andrologia
2017
49
e12696
DOI:
10.1111/and.12696
要旨:
カドミウムとエタノールとを共投与すると、ラットの生殖毒性が出現し、精子の質の低下や睾丸内での酸化ストレスを招く。しかし、ルチンを予め投与しておけば、このような毒性を回避できる。ルチンは抗酸化物質グルタチオンの生成を促...

ルチンは成体オスラットの酸化ストレスとアポトーシスを抑制して、シスプラチンが誘発した生殖障害を改善する

Rutin ameliorates cisplatin-induced reproductive damage via suppression of oxidative stress and apoptosis in adult male rats

著作名:
E. H. Aksu
F. M. Kandemir
M. Özkaraca
A. D. Ömür
S. Küçükler
S. Çomaklı
出典:
Andrologia
2017
49
e12593
DOI:
10.1111/and.12593
要旨:
シスプラチンで惹起したラットの生殖毒性を、ルチンが軽減した。ルチンの投与により、精子の運動能力・副睾丸の精子密度・死亡率・形態的異常が改善された。

イソケルシトリンはNrf2を介してアルドラーゼCを上方調節し、酸素グルコース欠乏-再酸素化がSH-SY5Y細胞に誘発する損傷を改善する

Isoquercitrin Upregulates Aldolase C Through Nrf2 to Ameliorate OGD/R-Induced Damage in SH-SY5Y Cells

著作名:
Shi-Chang Cai
Chuan-An Yi
Xiang-Shang Hu
Gen-Yun Tang
Li-Ming Yi
Xiu-Ping Li
出典:
Neurotoxicity Research
2021
39
1959–1969
DOI:
10.1007/s12640-021-00430-1
要旨:
ヒト神経芽細胞株SH-SY5Yへの酸素グルコース欠乏-再酸素化を、脳卒中のモデルとして確立した。酸素グルコース欠乏-再酸素化はアポトーシスを誘導して細胞の生存率を低下させたが、イソケルシトリンの処置で回避できた。イソケルシトリ...