ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 4391-4400件を表示

グルタミン酸デヒドロゲナーゼ1のノックダウンがき起こす、HCC細胞のミトコンドリア媒介性アポトーシス: ケルセチンと過メチル化アニゴプライシンAによる阻害

Mitochondria-Mediated Apoptosis of HCC Cells Triggered by Knockdown of Glutamate Dehydrogenase 1: Perspective for Its Inhibition through Quercetin and Permethylated Anigopreissin A

著作名:
Michela Marsico
Anna Santarsiero
Ilaria Pappalardo
Paolo Convertini
Lucia Chiummiento
Alessandra Sardone
Maria Antonietta Di Noia
Vittoria Infantino
Simona Todisco
出典:
Biomedicines
2021
9
1664
DOI:
10.3390/biomedicines9111664
要旨:
肝細胞癌の特徴として、ヒトグルタミン酸デヒドロゲナーゼ1(hGDH1)の上方調節がある。 hGLUD1遺伝子のサイレンシングとGDH1の阻害は、細胞増殖の減少、Bcl-2発現レベルの減少、ミトコンドリア量と膜電位の低下を示した。すなわち、GDH...

ケルセチンと熱ショック蛋白質70は、ユビキチン様蛋白質MNSFβの抗炎症作用を相互調節する

Quercetin and HSC70 coregulate the anti-inflammatory action of the ubiquitin-like protein MNSFβ

著作名:
Morihiko Nakamura
Yuki Fukuma
Kaori Notsu
Megumi Kono
出典:
Molecular Biology Reports
2022
49
1213–1222
DOI:
10.1007/s11033-021-06949-y
要旨:
マクロファージRAW264.7をリポ多糖で刺激した際の、ケルセチンとユビキチン様蛋白質MNSFβの挙動を調べた。リポ多糖はNO産生を誘導するが、ケルセチンは濃度依存的に抑制した。ケルセチンと熱ショック蛋白質70はERK1/2を活性化して、リ...

5-フルオロウラシルが誘発したマウスの腸粘膜炎に対する、ケルセチンナノ乳濁液の保護効果

The protective effects of quercetin nano-emulsion on intestinal mucositis induced by 5-fluorouracil in mice

著作名:
Mandana Lotfi
Sohrab Kazemi
Fatemeh Shirafkan
Rezvan Hosseinzadeh
Anahita Ebrahimpour
Mohammad Barary
Terence T. Sio
Seyed Mohammad Hosseini
Ali Akbar Moghadamnia
出典:
Biochemical and Biophysical Research Communications
2021
585
75-81
DOI:
10.1016/j.bbrc.2021.11.005
要旨:
5-FUで惹起したマウスの腸粘膜炎に、ケルセチンのナノ乳濁液が保護効果を示した。5-FUがもたらした腸組織の病変や、血中の酸化/抗酸化バランスは、ナノ乳濁液が改善した。しかし、炎症誘導性遺伝子NF-κBおよびHIF-1αの発現は減少した...
要旨:
殺虫剤ロテノンで惹起したパーキンソン病のモデルラットを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンを予め投与した際の予防効果と、ロテノン処置後にケルセチンを投与する治療効果の2通りを比較した。ケルセチンの投与は、ロテノンが...

ケルセチン-3-ルチノシド(ルチン)は、放射線が誘発したC57bl6マウスの遺伝子毒性と酸化的損傷を保護する

Quercetin 3 Rutinoside Facilitates Protection Against Radiation Induced Genotoxic and Oxidative Damage A Study in C57bl 6 Mice

著作名:
Savita Verma
Ajaswrata Dutta
出典:
Defence Life Science Journal
2021
6
128-137
DOI:
10.14429/dlsj.6.16219
要旨:
予めルチンを投与したマウスに、2 Gyのガンマ線を照射した。ルチンは投与量依存的にフリーラジカルを除去し、金属イオンを捕捉して、過酸化脂質の生成を阻害した。ルチンはまた、血中および肝組織中のGSHを上昇させ、マロンジアルデヒ...

ラットの精巣を虚血再灌流した際の酸化ストレスへの、ルチンとナリンギンの保護効果

Protective Effects of Rutin and Naringin in Testicular Ischemia-Reperfusion Induced Oxidative Stress in Rats

著作名:
Butchi Raju Akondi
Siva Reddy Challa
Annapurna Akula
出典:
Journal of Reproduction & Infertility
2011
12
209-214
DOI:
?
要旨:
ルチンとナリンギンの併用投与は、精巣における虚血再灌流した際のラットの酸化ストレス軽減に有効であった。共投与はマロンジアルデヒドを減少させ、SODを上昇させて、精巣保護作用を示した。

シクロホスファミドが誘発したオスラットの生殖毒性は、ルチンが改善する

Rutin Ameliorates Cyclophosphamide-induced Reproductive Toxicity in Male Rats

著作名:
S. O. Abarikwu
C. A. Otuechere
M. Ekor
K. Monwuba
D. Osobu
出典:
Toxicology International
2012
19
207-214
DOI:
?
要旨:
ルチンの精子保護作用は、化学物質(シクロホスファミド)による損傷に対しても、有効であった。シクロホスファミドがもたらした、ラットの精子数の減少、精子の運動性の低下、異常精子の増加をルチンが改善した。

ストレプトゾトシンが誘発するI型糖尿病ラットの精子の質に対する、ルチンとナリンギンの保護効果

Protective Effect of Rutin and Naringin on Sperm Quality in Streptozotocin (STZ) Induced Type 1 Diabetic Rats

著作名:
Raju Butchi Akondi
Phani Kumar
Akula Annapurna
Manasa Pujari
出典:
Iranian Journal of Pharmaceutical Research
2011
10
585-596
DOI:
10.22037/IJPR.2011.999
要旨:
I型糖尿病のモデルラットにおいて、生成する活性酸素種は精子を損傷する。しかし、ルチンとナリンギンを併用して投与すると、優れた精子保護効果を認めた。

ケルセチン・ルチン・ナリンゲニン・エピカテキンがヒト精子に及ぼす脂質過酸化の影響

Effect of quercetin, rutin, naringenin and epicatechin on lipid peroxidation induced in human sperm

著作名:
E. Moretti
L. Mazzi
G. Terzuoli
C. Bonechi
F. Iacoponi
S. Martini
C.Rossi
G. Collodel
出典:
Reproductive Toxicology
2012
34
651-657
DOI:
10.1016/j.reprotox.2012.10.002
要旨:
脂質が酸化的に分解されるような過酷な条件では、精子は生存不可能である。しかし、ルチンおよびケルセチンの優れた抗酸化作用は、酸化条件下における精子の生存率を濃度依存的に改善した。なお、ナリンゲニンの保護効果は低く、エピ...

青酸イオンがWistarラットに誘発した精巣組織病理に対するケルセチンの調節効果

Regulatory effects of quercetin on testicular histopathology induced by cyanide in Wistar rats

著作名:
Adeoye O. Oyewopo
Opeyemi Adeleke
Olawumi Johnson
Adebanji Akingbade
Kehinde S. Olaniyi
Emmanuel D. Areola
Olorunfemi Tokunbo
出典:
Heliyon
2021
7
e07662
DOI:
10.1016/j.heliyon.2021.e07662
要旨:
青酸イオンはラットの精子数・生存率・正常精子を極端に減少させ、マロンジアルデヒドを増大させ、精巣組織には精子がない状態を呈した。ケルセチンを共投与すれば、この様な異常が回避できた。また、後から投与した際の治療効果も認...