ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 4411-4420件を表示

マウスの精巣の密着および細胞間結合に対する、酢酸鉛とケルセチンの影響

The Effect of Lead Acetate and Quercetin on the Tight and Gap Junctions in the Mouse Testis

著作名:
Parisa Dolati
Zahra Khodabandeh
Mohammad Javad Zamiri
Iman Jamhiri
Davood Mehrabani
出典:
Biological Trace Element Research
2020
198
535–543
DOI:
10.1007/s12011-020-02079-x
要旨:
マウスの血液ー精巣間のバリアを形成する密着結合蛋白質における、遺伝子発現の変化を調べた。酸化鉛・ケルセチン・両者の組合せをそれぞれ投与した場合、いずれも投与しないコントロール群と比べて減少した。よって、酸化鉛が惹起す...

アザチオプリンが誘発するラットの生殖機毒性に対するルチンの効果

Effect of the rutin on azathioprine-induced toxicity in reproductive function male rats

著作名:
Nassam Emad Daim
Hussein Khudair Al-Mayali
出典:
Eurasian Journal of Biosciences
2020
14
4637-4644
DOI:
?
要旨:
免疫抑制剤アザチオプリンで惹起したラットの精巣および精巣上体組織の損傷を、ルチンが効果的に保護した。アザチオプリンは、血中の黄体形成ホルモン・卵胞刺激ホルモン・テストステロンを顕著に低下させたが、ルチンを共投与すると...

酢酸鉛の毒性による精巣の構造変化とアポトーシスに対する、ケルセチンの保護効果

Protective Effect of Quercetin on Testis Structure and Apoptosis Against Lead Acetate Toxicity: an Stereological Study

著作名:
Zahra Khodabandeh
Parisa Dolati
Mohammad Javad Zamiri
Davood Mehrabani
Hossein Bordbar
Sanaz Alaee
Iman Jamhiri
Negar Azarpira
出典:
Biological Trace Element Research
2021
199
3371–3381
DOI:
10.1007/s12011-020-02454-8
要旨:
酢酸鉛で惹起したマウスの精巣毒性を、ケルセチンが効果的に保護した。酢酸鉛は、精巣細胞を減らし、Bcl-2を下方調節し、Baxを上方調節し、アポトーシスを促進した。しかし、ケルセチンを共投与すると、この様な異常が回避できた。

夏の熱ストレスを受けたウサギの精巣機能に対するケルセチンの影響

Impact of quercetin supplementation on testicular functions in summer heat-stressed rabbits

著作名:
Z. Naseer
E. Ahmad
M. Aksoy
E.T. Epikmen
出典:
World Rabbit Science
2020
28
19-27
DOI:
10.4995/wrs.2020.12420
要旨:
夏の暑い中にウサギを曝すと副睾丸が退化するが、ケルセチンを同時に投与すれば防げた。ケルセチンは、精子の寿命・濃度・運動性・ミトコンドリア電位を改善し、精巣中のマロンジアルデヒドを低減した。ケルセチンはまた、暑さの中で...

レスベラトロールとケルセチンは、慢性ストレスにさらされたラットのうつ様行動を弱め、精管の収縮障害を回復する

Resveratrol and quercetin attenuate depressive-like behavior and restore impaired contractility of vas deferens in chronic stress-exposed rats: involvement of oxidative stress and inflammation

著作名:
Tuğçe Demirtaş Şahin
Semil Selcen Gocmez
Gökhan Duruksu
Yusufhan Yazir
Tijen Utkan
出典:
Naunyn-Schmiedeberg's Archives of Pharmacology
2020
393
761–775
DOI:
10.1007/s00210-019-01781-5
要旨:
予測不可能で軽度なストレスを継続すると、ラットの精管の収縮性が低下した。しかし、ケルセチンもしくはレスベラトロールを投与すると、精管組織の炎症と酸化ストレスが軽減され、収縮性も回復した。

シスプラチンが担癌マウスに誘発する組織毒性に対するルチンの保護効果

Histoprotective effect of rutin against cisplatin-induced toxicities in tumor-bearing mice: Rutin lessens cisplatin-induced toxicities

著作名:
R. Prasad
S. B. Prasad
出典:
Human & Experimental Toxicology
2020
40
245-258
DOI:
10.1177/0960327120947793
要旨:
癌を担持したマウスにシスプラチン処置をすると、本来の癌治療効果に加え、重篤な毒性を惹起する。肝臓における類洞拡張、腎臓における糸球体の劣化・細胞浸潤、精巣におけるセルトリ細胞の液胞形成・細精管損傷が相当する。しかし、...

ブスルファンが誘発するラットの精巣損傷に対するルチンの保護効果

The protective effect of rutin against busulfan-induced testicular damage in adult rats

著作名:
Sunny O. Abarikwu
Chidimma J. Mgbudom-Okah
Chigozie L. Onuah
出典:
Drug and Chemical Toxicology
2022
45
1035-1043
DOI:
10.1080/01480545.2020.1803905
要旨:
制癌剤ブスルファンで惹起したラットの精巣毒性を、ルチンが効果的に保護した。ブスルファンが増大させた3β-ヒドロキシステロイド脱水素酵素を、ルチンが減少させたが、テストステロン(男性ホルモン)の働きには影響を与えなかった。ブ...

ケルセチンは酸化ストレスとオートファジーを軽減して、カドミウムによるラットの精巣毒性を保護する

Protective effect of quercetin on rat testes against cadmium toxicity by alleviating oxidative stress and autophagy

著作名:
Jicang Wang
Huali Zhu
Ke Wang
Zijun Yang
Zongping Liu
出典:
Environmental Science and Pollution Research
2020
27
25278–25286
DOI:
10.1007/s11356-020-08947-2
要旨:
カドミウムで惹起したラットの精巣毒性を、ケルセチンが効果的に保護した。カドミウムは体重を減少させ精巣を損傷するが、ケルセチンはこれらを緩和した。カドミウムはマロンジアルデヒド・P62・LC3-IIを増大させ、SOD・GPx・CAT・グ...

ディーゼル排気粒子がラットに誘発した腎皮質損傷の生体力学的側面とケルセチン前処理の腎保護効果: 組織学的および生化学的研究

The biomechanistic aspects of renal cortical injury induced by diesel exhaust particles in rats and the renoprotective contribution of quercetin pretreatment: Histological and biochemical study

著作名:
Ahmed A. Morsi
Hanan Fouad
Wardah Abdullah Alasmari
Eman Mohamed Faruk
出典:
Environmental Toxicology
2022
37
310-321
DOI:
10.1002/tox.23399
要旨:
ディーゼル排気粒子に暴露したラットは、腎組織のマロンジアルデヒドが上昇し、SODとカタラーゼが減少し、糸球体の萎縮と鬱血が見られた。また、Becn1、ATG5、LC3βの遺伝子発現も増加した。ケルセチンを予め投与すると、上記の腎組織...

高用量のビタミンD2がゼブラフィッシュ胚に誘発する酸化ストレス・発生毒性・催奇形性は、ケルセチンが軽減する

Quercetin Mitigates Oxidative Stress, Developmental Toxicity and Teratogenic Effects Induced by High-dose Vitamin D2 in Zebrafish Embryos

著作名:
Sukkum Ngullie Chang
Hyun Jin Kim
Sun Chul Kang
出典:
Turkish Journal of Fisheries and Aquatic Sciences
2022
22
TRJFAS20269
DOI:
10.4194/TRJFAS20269
要旨:
受精後6時間のゼブラフィッシュの胚に高濃度のビタミンD2を作用すると、形態学的異常の発生すなわち催奇性が見られ、孵化の割合、心拍数、速度、体長、生存率が低下した。しかし、ケルセチンを共投与すると、催奇性が減少し、生存率...