ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 4621-4630件を表示

卵巣癌細胞の増殖に対するケルセチンとシスプラチンの相乗的な抗増殖活性

Synergistic antiproliferative activity of quercetin and cisplatin on ovarian cancer cell growth

著作名:
G. Scambia
F. O. Ranelletti
P. Benedetti Panici
G. Bonanno
R. De Vincenzo
M. Piantelli
S. Mancuso
出典:
Anti-Cancer Drugs
1990
1
45–48
DOI:
?
要旨:
ケルセチンは、卵巣癌細胞株433のエストロゲン結合部位と相互作用し、その発育と増殖を阻害した。既存薬シスプラチンと併用すると、より効果的であった。

食品由来のポリフェノールは、ミトコンドリアのチトクロームCの放出とアポトーシスを介して膵癌の増殖を阻害する

Food-derived polyphenols inhibit pancreatic cancer growth through mitochondrial cytochrome C release and apoptosis

著作名:
Michelle Mouria
Anna S. Gukovskaya
Yoon Jung
Peter Buechler
Oscar J. Hines
Howard A. Reber
Stephen J. Pandol
出典:
International Journal of Cancer
2002
98
761-769
DOI:
10.1002/ijc.10202
要旨:
ヌードマウスに膵癌細胞を移植したモデルによる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンは、腫瘍組織を縮小し、転移を抑制した。メカニズムとして、アポトーシスを起こす酵素カスパーゼ-3をケルセチンが活性化した。しかし、ルチンにはそ...

高リスク腺腫の食物性フラボノールによる再発予防の指標、インターロイキン-6

Interleukin-6 as a Potential Indicator for Prevention of High-Risk Adenoma Recurrence by Dietary Flavonols in the Polyp Prevention Trial

著作名:
Gerd Bobe
Paul S. Albert
Leah B. Sansbury
Elaine Lanza
Arthur Schatzkin
Nancy H. Colburn
Amanda J. Cross
出典:
Cancer Prevention Research
2010
3
764–775
DOI:
10.1158/1940-6207.CAPR-09-0161
要旨:
直近6ヶ月の内視鏡検査で、少なくとも1つの結腸直腸腺腫細胞が確認された被験者872名を対象とする、臨床研究。血中ポリフェノール濃度と、結腸直腸癌のリスク因子との関係を、4年間に渡り追跡調査した。低脂肪食・高線維食・野菜や果...
要旨:
ヒト由来白血病細胞HL60をマウスに移植したモデルによる、ルチンの薬効評価。対照には、既存薬ビンブラスチンを用いた。ビンブラスチンと同等の薬効を得るためには、約1000倍の濃度のルチンを注射する必要がある。

結腸直腸癌細胞株を用いる、食物性ポリフェノールの化学的な予防効果

Chemopreventive effect of dietary polyphenols in colorectal cancer cell lines

著作名:
João R. Araújo
Pedro Gonçalves
Fátima Martel
出典:
Nutrition Research
2011
31
77-87
DOI:
10.1016/j.nutres.2011.01.006
要旨:
ルチンを含むポリフェノール類の結腸直腸癌細胞への作用をまとめた総説。結腸直腸癌細胞の増殖阻止、細胞周期の停止、血管新生や転移の阻害について論じている。

ルチンはSW480腫瘍を移植したヌードマウスに抗腫瘍効果を発揮する

Rutin Exerts Antitumor Effects on Nude Mice Bearing SW480 Tumor

著作名:
Angel Josabad Alonso-Castro
Fabiola Domínguez
Alejandro García-Carrancá
出典:
Archives of Medical Research
2013
44
346-351
DOI:
10.1016/j.arcmed.2013.06.002
要旨:
ヌードマウスにヒト由来結腸癌細胞SW480を移植したモデルによる、ルチンの薬効評価。ルチンは、投与量依存的に腫瘍組織を縮小したが、目立った毒性は認められなかった。

G2/M細胞周期停止の誘導とアポトーシスの促進を介した、ヒト由来神経芽腫細胞株に対するルチンの抗腫瘍効果

Anti-Tumor Effect of Rutin on Human Neuroblastoma Cell Lines through Inducing G2/M Cell Cycle Arrest and Promoting Apoptosis

著作名:
Hongyan Chen
Qing Miao
Miao Geng
Jing Liu
Yazhuo Hu
Lei Tian
Jingkun Pan
Yi Yang
出典:
The Scientific World Journal
2013
2013
269165
DOI:
10.1155/2013/269165
要旨:
ルチンの神経芽腫細胞の阻害効果を評価した。培養したヒト由来神経芽腫細胞株LAN-5をルチンは良好に阻害した。ルチンは抗アポトーシス遺伝子BCL-2を減少させ、その結果、腫瘍壊死因子TNF-αの産出を促進するメカニズムを提唱した。
要旨:
癌に罹患すると、甲状腺へのヨウ素の取込み機能が低下し、甲状腺ホルモンの生合成に支障をきたす。ルチンを投与すると、ラットのヨウ素の取込みを活性化することを認めた。この結果は、放射性ヨウ素を用いる癌治療に、ルチンが重要な...

L-チロキシンで誘発した甲状腺機能亢進症のモデルラットにおける、ナリンギン・ヘスペリジン・ルチンの抗甲状腺効果: チロキシン-5′-脱ヨウ素酵素が媒介する可能性

Antithyroid effects of naringin, hesperidin and rutin in l-T4 induced hyperthyroid rats: Possible mediation through 5′DI activity

著作名:
Sunanda Panda
Anand Kar
出典:
Pharmacological Reports
2014
66
1092-1099
DOI:
10.1016/j.pharep.2014.07.002
要旨:
ラットにL-チロキシンを投与すると、血中のトリヨードチロニンと肝組織中のマロンジアルデヒド濃度をが高まり、甲状腺機能亢進症の症状を呈した。ルチン、ナリンギン、ヘスペリジンのいずれも、肝組織にてヒドロキシラジカルを抑制し...

ケルセチン予防: ラットの肺における酸化ストレス・ホスホジエステラーゼ-5活性・経血管漏出の低酸素媒介性増加を防ぐ新しいアプローチ

Quercetin Prophylaxis: A Novel Approach to Prevent Hypoxia-Mediated Increase in Oxidative Stress, Pde-5 Activity and Transvascular Leakage in the Lungs of Rats

著作名:
Tripathi A
Kumar B
Kumar M
Kaur P
Sagi SSK
出典:
Journal of Pulmonary Medicine & Respiratory Research
2021
2021
10.24966/PMRR-0177/100041
DOI:
10.24966/PMRR-0177/100041
要旨:
ラットにケルセチンかタダラフィルのいずれかを投与して1時間後に、7,620 mの低酸素状態に6時間曝した。薬物間の効果を比較したところ、ケルセチンは有意に肺中の活性酸素とマロンジアルデヒドを減少し、GSHを増大し、ホスホジエステ...