ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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検索結果:
5419件中 4661-4670件を表示
要旨:
テモゾロミドは神経膠腫に効果効能を持つが、ルチンと組合わせると作用が増強される。モデルマウスに投与したところ、それぞれの単独投与よりも、組合せにより強力な効果を認めた。テモゾロミドがJNKを活性化しオートファジーを誘導す...

相反するケルセチンの作用: エリスロポエチンを介する細胞保護、HepG2細胞への損傷

Effect of quercetin on cell protection via erythropoietin and cell injury of HepG2 cells

著作名:
Kazuhiko Nishimura
Risa Matsumoto
Yuuki Yonezawa
Hiroshi Nakagawa
出典:
Archives of Biochemistry and Biophysics
2017
636
11-16
DOI:
10.1016/j.abb.2017.10.013
要旨:
ケルセチンは、ヒト由来肝癌細胞株HepG2に保護作用および細胞毒性の両方の挙動を示した。前者はエリスロポエチンの産出を介しており、後者はエリスロポエチンが関与しないアポトーシスであった。
要旨:
発癌リスクの高いヒトパピローマウィルス16(HPV16)の遺伝子を導入したマウスの病変は、ルチンまたはクルクミンが軽減した。また、炎症に関与する酵素COX-2の発現も、ルチンまたはクルクミンで抑制できた。

ヒト結腸癌細胞株に対するルチンとシリビニンの相乗的相互作用

Synergistic Interaction of Rutin and Silibinin on Human Colon Cancer Cell Line

著作名:
Sana Nafees
Syed Hassan Mehdi
Mohammad Zafaryab
Bushra Zeya
Tarique Sarwar
Moshahid Alam Rizvi
出典:
Archives of Medical Research
2018
49
226-234
DOI:
10.1016/j.arcmed.2018.09.008
要旨:
ルチンとシリビニンとの組合せは、ヒト由来結腸癌細胞株HT-29のアポトーシスを促進した。また、炎症とMAPKシグナル伝達経路に関連する蛋白質の発現も促進した。

ケルセチンはヒト胃癌細胞AGSにアポトーシスを誘導し、遺伝子発現を変化させる

Quercetin induced cell apoptosis and altered gene expression in AGS human gastric cancer cells

著作名:
Hung-Sheng Shang
Hsu-Feng Lu
Ching-Hsiao Lee
Han-Sun Chiang
Yung-Lin Chu
Ann Chen
Yuh-Feng Lin
Jing-Gung Chung
出典:
Environmental Toxicology
2018
33
1168-1181
DOI:
10.1002/tox.22623
要旨:
ヒト由来胃癌細胞株AGSを用いて、ケルセチンの薬理作用を調べた。ケルセチンは同細胞のアポトーシスを誘導し、遺伝子発現の変化をもたらし、生存率を低減させた。

N-ニトロソジエチルアミンが発症し、フェノバルビタールが促進するWistarラットの肝細胞癌に対する、ルチンの化学療法および予防効果

Chemo Preventive Effect of Rutin Against N-Nitrosodiethylamine-Induced and Phenobarbital- Promoted Hepatocellular Carcinoma in Wistar Rats

著作名:
Yadala Prapurna Chandra
A.H.M. Viswanathswamy
出典:
Indian Journal of Pharmaceutical Education and Research
2018
52
78-86
DOI:
10.5530/ijper.52.1.9
要旨:
N-ニトロソジエチルアミンおよびフェノバルビタールをモデルラットに作用させると肝細胞癌を発症するが、ルチンを共投与すると顕著な予防効果を示した。ルチンは、腫瘍マーカー(AFPおよびCEA)を減少させた。

ケルセチンの抗癌活性: 包括的なレビュー

Anticancer potential of quercetin: A comprehensive review

著作名:
Abdur Rauf
Muhammad Imran
Imtiaz Ali Khan
Mujeeb- ur-Rehman
Syed Amir Gilani
Zaffar Mehmood
Mohammad S. Mubarak
出典:
Phytotherapy Research
2018
32
2109-2130
DOI:
10.1002/ptr.6155
要旨:
ケルセチンの抗癌作用を、vitro(細胞実験)とvivo(動物モデル)の両面からまとめた総説。作用メカニズムにも重点が置かれている。

ケルセチン・イソラムネチン・イソラムネチン-3-O-グルクロン酸抱合体で異なる、ヒト由来乳癌細胞株MCF-7の増殖阻害効果

Differential Effects of Quercetin and Two of Its Derivatives, Isorhamnetin and Isorhamnetin-3-glucuronide, in Inhibiting the Proliferation of Human Breast-Cancer MCF-7 Cells

著作名:
Qiu Wu
Paul A. Kroon
Hongjun Shao
Paul W. Needs
Xingbin Yang
出典:
Journal of Agricultural and Food Chemistry
2018
66
7181–7189
DOI:
10.1021/acs.jafc.8b02420
要旨:
ヒト由来乳癌細胞株MCF-7の増殖阻害作用を比較したところ、ケルセチン > イソラムネチン > イソラムネチン-3-O-グルクロン酸抱合体の順序であった。3種それぞれを100 μMの濃度でMCF-7の作用させた際の、細胞周期の初期にアポトーシス...

銅が誘発するヒトγD-クリスタリン凝集のルチンによる阻害と、ヒトαA-クリスタリンのシャペロン活性増強に関する、マルチ分光技術を用いる分子レベルの研究

Inhibition of copper-induced aggregation of human γD-crystallin by rutin and studies on its role in molecular level for enhancing the chaperone activity of human αA-crystallin by using multi-spectroscopic techniques

著作名:
Priyanka Chauhan
Kalyan S. Ghosh
出典:
Spectrochimica Acta Part A: Molecular and Biomolecular Spectroscopy
2019
218
229-236
DOI:
10.1016/j.saa.2019.04.013
要旨:
水晶体中の蛋白質γD-クリスタリンの銅が起因する凝集は、白内障の主原因である。ルチンはγD-クリスタリンの凝集を抑制するだけでなく、αA-クリスタリンのシャペロン活性を増強する働きも見出した。ルチンとαA-クリスタリンの分子相互...

ルチンはα-クリスタリンのシャペロン活性を高めて、フリーラジカルがもたらす白内障を改善する

Rutin ameliorates free radical mediated cataract by enhancing the chaperone activity of α-crystallin

著作名:
V. Sasikala
B. N. Rooban
V. Sahasranamam
Annie Abraham
出典:
Graefe's Archive for Clinical and Experimental Ophthalmology
2013
251
1747–1755
DOI:
10.1007/s00417-013-2281-z
要旨:
亜セレン酸ナトリウムで惹起した白内障のモデルマウスに、ルチンを投与した。水晶体に存在するα-クリスタリンなる蛋白質は、シャペロン活性を有し、他の蛋白質に正しい折りたたみ構造を取らせる。亜セレン酸ナトリウムはα-クリスタリ...