ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 4691-4700件を表示

牛肉の黒焦げに曝露されたマウス肝細胞の芳香族炭化水素受容体の活性化への、ケルセチンとレスベラトロールの効果

Effects of quercetin and resveratrol on AHR activation in mouse hepatocyte exposed to beef char

著作名:
Kyle R. Brena
Jennifer C. Schroeder
出典:
Georgia Journal of Science
2020
78
78
DOI:
?
要旨:
牛肉を焼いた時の黒焦げから抽出した、発癌成分Hepa1.1をマウスに作用させた。ケルセチンおよびレスベラトロールを共投与すると、芳香族炭化水素受容体をブロックするため、Hepa1.1がこの受容体を介する発癌の調節を阻止できる。

小胞体ストレスの誘導および活性酸素種の産出を介してケルセチンは、パクリタキセルの前立腺癌PC-3に対する治療効果を増強する

Quercetin Enhanced Paclitaxel Therapeutic Effects Towards PC-3 Prostate Cancer Through ER Stress Induction and ROS Production

著作名:
Xiangyu Zhang
Jingwen Huang
Chao Yu
Longquan Xiang
Liang Li
Dongmei Shi
Fanzhong Lin
出典:
OncoTargets and Therapy
2020
13
513-523
DOI:
10.2147/OTT.S228453
要旨:
前立腺癌細胞を用いるvitro実験(細胞増殖の阻止・アポトーシスの誘導・細胞周期G2/Mの閉じ込め・小胞体ストレスの発生)にて、パクリタキセルを単独で作用させた時と比べて、ケルセチンとの組合せは良好な結果を示した。マウスモデルに...

ケルセチンはmiR-16-5p/WEE1軸の調節を通じて、非小細胞肺癌細胞の放射線感受性を高める

Quercetin radiosensitizes non-small cell lung cancer cells through the regulation of miR-16-5p/WEE1 axis

著作名:
Qi Wang
Yaokun Chen
Haijun Lu
Haiji Wang
Hui Feng
Jinpeng Xu
Biyuan Zhang
出典:
IUBMB Life
2020
72
1012–1022
DOI:
10.1002/iub.2242
要旨:
ケルセチンは、非小細胞肺癌細胞の放射線感受性を濃度依存的に高めた。メカニズムとして、ケルセチンはmiR-16-5pの発現を促進し、WEE1の発現を抑制することを見出した。

口腔扁平上皮癌にてケルセチンは、上皮間葉転換を介して癌細胞の生存と転移能を阻害する

Quercetin Inhibits Cell Survival and Metastatic Ability via the EMT-Mediated Pathway in Oral Squamous Cell Carcinoma

著作名:
So Ra Kim
Eun Young Lee
Da Jeong Kim
Hye Jung Kim
Hae Ryoun Park
出典:
Molecules
2020
25
757
DOI:
10.3390/molecules25030757
要旨:
ケルセチンは、口腔扁平上皮癌細胞株の細胞周期におけるG2/M過程を阻害して、生存率を下げた。しかし、正常細胞(HaCaT・nHOK)の生存率には影響を与えない、選択毒性も示した。上皮間葉転換を介して細胞遊走を抑制する、ケルセチンの働...

ケルセチンはアンドロゲン受容体とPI3K/Aktシグナル伝達経路を介して、前立腺癌のドセタキセル耐性を無効化する

Quercetin reverses docetaxel resistance in prostate cancer via androgen receptor and PI3K/Akt signaling pathways

著作名:
Xinxing Lu
Feiya Yang
Dexi Chen
Qinxin Zhao
Dong Chen
Hao Ping
Nianzeng Xing
出典:
International Journal of Biological Sciences
2020
16
1121-1134
DOI:
10.7150/ijbs.41686
要旨:
ケルセチンには、ドセタキセル耐性を獲得した前立腺癌細胞に、耐性を無効化する作用がある。耐性細胞にドセタキセルを加えても阻止効果は見られないが、ケルセチンとドセタキセルとを併用すると、細胞の増殖・コロニー形成・遊走・侵...

ケルセチンの抗乳癌特性に関するレビュー

A review on anti-cancer properties of Quercetin in breast cancer

著作名:
Maryam Ezzati
Bahman Yousefi
Kobra Velaei
Amin Safa
出典:
Life Sciences
2020
248
117463
DOI:
10.1016/j.lfs.2020.117463
要旨:
ケルセチンの抗乳癌作用に関する総説。ケルセチンが有する抗炎症および抗酸化作用がいかにして、乳癌細胞の増殖と血管新生を阻害しアポトーシスを誘導するかを詳しく論じている。
要旨:
ケルセチンの抗卵巣癌効果は、virtoやvivoでは良好な結果が得られてるが、臨床データは少ない。その少ない臨床研究を取り上げ、ケルセチンの抗癌作用ではなく、卵巣癌の治療効果に焦点を当てた総説。

多剤耐性乳癌に対するドキソルビシンとケルセチンの併用療法と、混合ミセルによる連続送達

Combination Therapy of Doxorubicin and Quercetin on Multidrug-Resistant Breast Cancer and Their Sequential Delivery by Reduction-Sensitive Hyaluronic Acid-Based Conjugate/d-α-Tocopheryl Poly(ethylene glycol) 1000 Succinate Mixed Micelles

著作名:
Shuo Liu
Rui Li
Jin Qian
Jiabin Sun
Guowen Li
Jianliang Shen
Yan Xie
出典:
Molecular Pharmaceutics
2020
17
1415–1427
DOI:
10.1021/acs.molpharmaceut.0c00138
要旨:
ヒト乳癌細胞由来MDA-MB-231にケルセチンを作用させた後、ドキソルビシン処置をすると、多剤耐性を克服できた。これをヒントに、ケルセチンとドキソルビシンとが時間差を持って放出するミセルを設計した。この組合せ療法は、細胞間ド...

アポフェリチンの孔に担持したケルセチンとクルクミンは、相乗的に乳癌細胞をアポトーシスする

Efficient synergistic combination effect of Quercetin with Curcumin on breast cancer cell apoptosis through their loading into Apo ferritin cavity

著作名:
Fariba Mansourizadeh
Diego Alberti
Valeria Bitonto
Martina Tripepi
Houri Sepehri
Sepideh Khoee
Simonetta Geninatti Crich
出典:
Colloids and Surfaces B: Biointerfaces
2020
191
110982
DOI:
10.1016/j.colsurfb.2020.110982
要旨:
アポフェリチン(蛋白質フェリチンに鉄が結合していない状態)に、ケルセチンとクルクミンを取込ませたナノ粒子を作成した。乳癌細胞株MCF-7に作用させると、フリーのケルセチンとクルクミンの組合せ時と比べて、高い細胞透過性とアポト...
要旨:
1,2-ジメチルヒドラジンで惹起したラットの結腸直腸癌モデルを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンを投与すると、DNAの損傷の抑制と、損傷したDNAの修復とが顕著に見られた。また、酵素性/非酵素性とは関係なく抗酸化性物質が増...