ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 4911-4920件を表示
要旨:
ラットの関節に尿酸を注入して惹起した、痛風性関節炎モデルを用いる薬効評価。非ステロイド性抗炎症薬ジクロフェナクとケルセチンを組合せると、ジクロフェナク単独時と比べて、12匹の内10匹で抗侵害受容効果が低下した。ジクロフェ...

ケルセチンを介したSIRT1の活性化は、コラーゲン誘発性のマウスの関節炎を軽減する

Quercetin-mediated SIRT1 activation attenuates collagen-induced mice arthritis

著作名:
Pan Shen
Weiji Lin
Xin Ba
Yao Huang
Zhe Chen
Liang Han
Kai Qin
Ying Huang
Shenghao Tu
出典:
Journal of Ethnopharmacology
2021
279
114213
DOI:
10.1016/j.jep.2021.114213
要旨:
コラーゲンで惹起した関節炎モデルマウスを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンによる治療は、足首の厚みと臨床スコアを改善した。また、関節液の炎症と過形成を緩和し、関節内の骨と軟骨の損傷を軽減し、IL-6・TNF-α・IL-1β・I...
要旨:
SARS-CoV-2の主要酵素である3CLproに、ルチンが阻害作用を示すことは、よく知られている。しかし、ルチンは水溶性に乏しく、医薬品としての実用化が覚束なかった。今回、L-アルギニンとルチンとを混合することで、水溶性と3CLproへのK...

ケルセチン: 潜在的な関節炎の治療薬候補

Quercetin: A Potential Candidate for the Treatment of Arthritis

著作名:
Ahsas Goyal
Neetu Agrawal
出典:
Current Molecular Medicine
2022
22
325 - 335
DOI:
10.2174/1566524021666210315125330
要旨:
関節炎の病態モデル動物を、関節リウマチ・痛風性関節炎・変形性関節症に分類して、ケルセチンの作用メカニズムをまとめた総説。従って、動物実験の論文のみ集め、臨床研究への言及はない。
要旨:
中南米原産の植物セクロピア(Cecropia hololeuca)抽出物の、関節炎緩和効果をマウスで評価した際のポジコンに、ルチンが用いられた。

ラットにおいてケルセチンは、スルファサラジンの経口薬物動態に影響を与える乳癌耐性蛋白質阻害物質として機能する

Quercetin Is a Flavonoid Breast Cancer Resistance Protein Inhibitor with an Impact on the Oral Pharmacokinetics of Sulfasalazine in Rats

著作名:
Yoo-Kyung Song
Jin-Ha Yoon
Jong Kyu Woo
Ju-Hee Kang
Kyeong-Ryoon Lee
Seung Hyun Oh
Suk-Jae Chung
Han-Joo Maeng
出典:
Pharmaceutics
2020
12
397
DOI:
10.3390/pharmaceutics12050397
要旨:
ケルセチンは、乳癌耐性蛋白質(BCRP)の阻害作用を有する。抗リウマチ薬スルファサラジンは典型的なBCRP基質であるが、ラットに予めケルセチンを投与すると非投与時と比べて経口吸収が向上した。ケルセチンがBCRPを阻害することで、ス...

ルチンおよびルチンを担持した金ナノ粒子は、NF-κBとiNOSの活性化を阻害して、コラーゲンによるラットの関節炎を改善する

Rutin and rutin-conjugated gold nanoparticles ameliorate collagen-induced arthritis in rats through inhibition of NF-κB and iNOS activation

著作名:
Anum Gul
Bimal Kunwar
Maryam Mazhar
Shaheen Faizi
Dania Ahmed
Muhammad Raza Shah
Shabana U. Simjee
出典:
International Immunopharmacology
2018
59
310-317
DOI:
10.1016/j.intimp.2018.04.017
要旨:
ルチンおよびルチンを担持した金ナノ粒子は、コラーゲンで惹起したラットの関節炎を効果的に改善した。ルチンは、NF-κBおよびiNOSの発現を抑制し、酸化ストレス関連マーカーを減少させた。

ルチンはSIRT1を活性化して、過酸化水素が誘発する酸化ストレスからラットの関節軟骨細胞を保護する

Rutin protects rat articular chondrocytes against oxidative stress induced by hydrogen peroxide through SIRT1 activation

著作名:
Ji-Young Na
Kibbeum Song
Sokho Kim
Jungkee Kwon
出典:
Biochemical and Biophysical Research Communications
2016
473
1301-1308
DOI:
10.1016/j.bbrc.2016.04.064
要旨:
ルチンは、ヒストン脱アセチル化酵素の一つSIRT1を活性化した。その結果、過酸化水素で惹起した酸化ストレスを軽減し、ラットの関節軟骨細胞を保護した。

Candida albicansが引起こす敗血症性関節炎への、ルチンの治療効果

Rutin has therapeutic effect on septic arthritis caused by Candida albicans

著作名:
Yongmoon Han
出典:
International Immunopharmacology
2009
9
207-211
DOI:
10.1016/j.intimp.2008.11.002
要旨:
菌類が原因となる関節炎のモデルとして、日和見病原性酵母Candida albicansを作用させたマウスを用いた薬効評価を行った結果、ルチンが良好な効果を示した。ルチンは、マクロファージが産出するNO合成酵素を阻害し、T-細胞の増殖を抑...

植物フラボノイドの抗炎症作用: ラットのアジュバント関節炎へのルチン・ケルセチン・ヘスペリジンの効果

Anti-inflammatory properties of plant flavonoids. Effects of rutin, quercetin and hesperidin on adjuvant arthritis in rat

著作名:
Teresita Guardia
Alejandra Ester Rotelli
Américo Osvaldo Juarez
Lilian Eugenia Pelzer
出典:
Il Farmaco
2001
56
683-687
DOI:
10.1016/S0014-827X(01)01111-9
要旨:
アジュバント関節炎モデルラットを用いて、ルチン、ケルセチン、ヘスペリジンの薬効を評価した。3種の中では、ルチンが最も強い抗炎症作用(急性・慢性の両方とも)を示した。