ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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AMPK/MAPK経路を媒介して、ケルセチンは慢性絞扼性神経損傷(CCI)モデルラットの神経障害性疼痛を緩和する

Quercetin Alleviates Neuropathic Pain in the Rat CCI Model by Mediating AMPK/MAPK Pathway

著作名:
Guangyao Ye
Chunyan Lin
Yu Zhang
Zihan Ma
Yuebo Chen
Lingsi Kong
Liyong Yuan
Tao Ma
出典:
Journal of Pain Research
2021
14
1289—1301
DOI:
10.2147/JPR.S298727
要旨:
ラットの坐骨神経を結紮して惹起した慢性絞扼性神経損傷(chronic constriction injury, CCI)モデルを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンを投与すると、機械的および熱的痛感閾値が上がり、神経障害性疼痛を改善した。坐骨神経...
要旨:
ルチンと各種非ステロイド性抗炎症薬(アセトアミノフェン・ナプロキセン・ケトロラク・ジクロフェナク)を調べた。Virto: RAW 264.7マクロファージを用いて、NO阻害を評価。Vivo: マウスによる酢酸ライジング試験(酢酸を投与した際の身...

慢性絞扼性神経損傷による神経障害性疼痛に対するケルセチンの抗侵害受容作用は、シグマ1受容体拮抗薬(BD-1063)が増強する

Sigma-1 receptor antagonist (BD-1063) potentiates the antinociceptive effect of quercetin in neuropathic pain induced by chronic constriction injury

著作名:
Josué Vidal Espinosa-Juárez
Osmar Antonio Jaramillo-Morales
Myrna Déciga-Campos
Luis Alfonso Moreno-Rocha
Francisco Javier López-Muñoz
出典:
Drug Development Research
2021
82
267-277
DOI:
10.1002/ddr.21750
要旨:
シグマ-1受容体拮抗薬BD-1063とケルセチンとの組合せは、神経障害性疼痛の鎮痛に効力を示した。神経障害性疼痛のモデル動物に、BD-1063(17.8 mg/kg)とケルセチン(5.6 mg/kg)とを共投与した際に、相乗的な効果を観察した。

活性酸素種を介するERK1/2シグナル伝達の調節と脊髄グリア活性化の阻害により、ケルセチンはフロイント完全アジュバントに起因する慢性炎症性痛覚過敏をin vivoで改善する

Quercetin Ameliorates CFA-Induced Chronic Inflammatory Hyperalgesia via Modulation of ROS-Mediated ERK1/2 Signaling and Inhibition of Spinal Glial Activation In Vivo

著作名:
Sanjay Kumar
Manjula Vinayak
出典:
NeuroMolecular Medicine
2020
22
517–533
DOI:
10.1007/s12017-020-08609-z
要旨:
フロイント完全アジュバント(CFA)で惹起した痛覚過敏モデルを用いる、ケルセチンの薬効評価。CFAは、熱刺激によって後肢をどけるまでの時間を短くし、脊髄中のc-Fos・ERK1/2・NF-κBを活性化した。後根神経節では、上記のマーカーに加...

ラットにおける、ジクロフェナクの薬物動態へのルチンの効果

Effect of rutin on pharmacokinetic modulation of diclofenac in rats

著作名:
Ashish Dogra
Abhishek Gour
Shipra Bhatt
Priyanka Sharma
Anjna Sharma
Pankul Kotwal
Priya Wazir
Prashant Mishra
Gurdarshan Singh
Utpal Nandi
出典:
Xenobiotica
2020
50
1332-1340
DOI:
10.1080/00498254.2020.1773008
要旨:
ルチンは、汎用されている非ステロイド性抗炎症薬ジクロフェナクの体内吸収を改善した。ルチンは、薬物トランスポーターの一種BCRPを阻害するため、ジクロフェナクの腸での透過性を向上させた。ラットを用いる動物実験で検証した。

ルチンとメロキシカムはマウスの足の炎症を軽減する: ソルビトール脱水素酵素の活性に影響を与える

Rutin and meloxicam attenuate paw inflammation in mice: Affecting sorbitol dehydrogenase activity

著作名:
Ebtehal M. Fikry
Wedad A. Hasan
Eman G. Mohamed
出典:
Journal of Biochemical and Molecular Toxicology
2018
32
e22029
DOI:
10.1002/jbt.22029
要旨:
ホルマリンで惹起したマウスの前脚の炎症を、ルチンもしくは消炎鎮痛剤メロキシカムが緩和した。単独投与よりも共投与の方が、より効果的であった。
要旨:
顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)は、疼痛を惹起することが知られているが、ルチンで緩和できる。ルチンは、G-CSFが誘発する痛覚過敏抑制性サイトカインの産生を減少させ、マウスの痛覚過敏を抑制した。

ルチンの痛覚抑制は、ラットにおけるオピオイド作動性メカニズムと腹外側中脳水道周囲灰白質の下降調節を伴う

Rutin antinociception involves opioidergic mechanism and descending modulation of ventrolateral periaqueductal gray matter in rats

著作名:
A. Hernandez-Leon
A. Fernández-Guasti
M.E. González-Trujano
出典:
European Journal of Pain
2016
20
274-283
DOI:
10.1002/ejp.720
要旨:
ラットの水道周囲灰白質へ、薬物(ルチン単独 or オピオイド拮抗剤との併用)を直接注入した時の挙動を調べた。ルチンが有する抗侵害作用は、オピオイド拮抗剤が阻害した。ゆえに、ルチンのオピオイド的な作用が強く示唆された。

マウスにおけるルチンの抗侵害受容効果

Anti-Nociceptive Effect in Mice of Thillai Flavonoid Rutin

著作名:
Gurudeeban Selvaraj
Satyavani Kaliamurthi
Ramanathan Thirungnasambandam
Lalitha Vivekanandan
Balasubramanian Thangavel
出典:
Biomedical and Environmental Sciences
2014
27
295-299
DOI:
10.3967/bes2014.052
要旨:
シマシラキ(Excoecaria agallocha; トウダイグサ科の植物)抽出物の薬理作用を、マウスを用いて評価した。熱および化学的な処置で惹起した侵害刺激を、用量依存的な改善効果を示したが、その有効成分はルチンであった。

マウスのニコチン摂取に伴う快感は、ケルセチンが打ち消す

The effects of quercetin on nicotine-induced reward effects in mice

著作名:
Mahardian Rahmadi
Dian Suasana
Silvy Restuning Lailis
Dinda Monika Nusantara Ratri
Chrismawan Ardianto
出典:
Journal of Basic and Clinical Physiology and Pharmacology
2021
32
327–333
DOI:
10.1515/jbcpp-2020-0418
要旨:
ニコチンもしくはニコチンを含む煙草抽出物を投与したマウスに、条件付け場所嗜好性試験(パブロフの犬を厳密な実験系に仕上げた評価法)を行うと、有意な依存性を示した。しかし、ケルセチンを共投与すると依存性を示さなくなった。こ...