ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 5011-5020件を表示

メタボリックシンドロームの高齢者における、血小板の機能状態と血液粘度へのケルセチンの影響

The influence of quercetin on the functional state of platelets and the viscosity of blood among the aged people with the metabolic syndrome

著作名:
Oleg Korkushko
Svitlana Naskalova
Ivanna Antonuk-Shchehlova
Georgij Duzhak
Olena Bondarenko
Oksana Grib
Valeri Shatilo
出典:
Ageing and Longevity
2020
1
27-32
DOI:
10.47855/jal9020-2020-1-5
要旨:
60~75歳のメタボリックシンドローム患者110名を対象とする、ケルセチンの効果を検証した臨床研究。55名ずつランダムに2分し、片方はケルセチン80mgを含む咀嚼錠を1日3回摂取し、もう片方のグループはプラセボを服用した。3カ月間の服...

鉄過剰の遺伝的マウスモデルにおける、血中および肝臓中鉄含有量へのルチンの効果

The effect of the flavonol rutin on serum and liver iron content in a genetic mouse model of iron overload

著作名:
Zachary J. Hawula
Eriza S. Secondes
Daniel F. Wallace
Gautam Rishi
V. Nathan Subramaniam
出典:
Bioscience Reports
2021
41
BSR20210720
DOI:
10.1042/BSR20210720
要旨:
鉄代謝で重要な役割を果たすトランスフェリン受容体2をノックアウトし、III型遺伝性ヘモクロマトーシスのモデルマウスを新規に作成した。この病態モデルにルチンを投与すると、肝臓中のフェリチン(鉄と結合する蛋白質)の発現が顕著に...

アルビノWistarラットにグリホサートが誘発した毒性における、体重および血液成分への悪影響はケルセチンが改善する

Ameliorative effect of quercetin on body weights and haematology of glyphosate induced toxicity in albino Wistar rats

著作名:
P. Manaswini Reddy
M. Jeevanalatha
M. Lakshman
B. Kalakumar
Y. Ravi Kumar
K. Aparna
出典:
The Pharma Innovation
2021
10
782-785
DOI:
?
要旨:
ラットに除草剤グリホサートを投与すると、赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット値が著しく減少した。ケルセチンの共投与はこれらを回復したが、グリホサートによる白血球の増大には、効果が弱かった。

アクリルアミドが誘発するラットの血液成分の変動へのケルセチンの効果

Effects of Quercetin on Acrylamide-Induced Variation of Serum Elements in Rats

著作名:
Zhang Xia
Zheng Kai
Xin Youwei
Wang Ruijuan
Guan Tong
Jia Siqi
Li Siqi
Zhao Xiujuan
出典:
Biological Trace Element Research
2021
199
2972–2982
DOI:
10.1007/s12011-020-02407-1
要旨:
アクリルアミドで惹起した、血液成分(主に金属)の変化への保護効果を、ケルセチンが示した。ラットにアクリルアミドを投与すると、血中のバナジウム・銅・亜鉛・セレン・コバルト・マグネシウムが低下し、カルシウム値が上昇した。し...

雄ラットにおけるカルベンダジム曝露とケルセチンの保護効果が媒介する、血液成分の生化学的変化

Hemato-Biochemical Alterations Mediated by Carbendazim Exposure and Protective Effect of Quercetin in Male Rats

著作名:
N. V. Patil
M. K. Lonare
M. Sharma
P. C. Lalhriatpuia
S. P. S. Saini
S. Rampal
出典:
Toxicology International
2018
25
7-18
DOI:
10.18311/ti/2018/21569
要旨:
抗カビ剤カルベンダジムで惹起した、ラットの血液成分の異常を、ケルセチンが保護した。カルベンダジムは血中の、ALT・AST・ALP・コレステロール・中性脂肪を上昇させ、一方でグロブリンを減少させた。ケルセチンの共投与は、このよう...
要旨:
コラーゲンもしくはトロンビン受容体作動性ペプチド-6(TRAP-6)で刺激した血小板凝固に、イソラムネチンを添加してその阻害効果を調べた。その結果、8.1±2.6および16.1±11.1 μMのIC50値を示した。コラーゲンやTRAP-6が上昇させた血小板...

血栓症における血管チオールイソメラーゼ: その光と影

Vascular thiol isomerases in thrombosis: The yin and yang

著作名:
Yi Wu
David W. Essex
出典:
Journal of Thrombosis and Haemostasis
2020
18
2790-2800
DOI:
10.1111/jth.15019
要旨:
PDIファミリーにはPDI・ERp57・ERp72・ERp5の4種類の酵素があり、互いに独立して、血小板の蓄積と凝固を支えている。最近、PDIファミリーに属する膜透過型のTMX1が発見され、血小板の機能と血栓を阻害作用、すなわち従来のPDIファミリ...

ケルシトリンは動脈血栓症の血小板活性化を阻害する

Quercitrin inhibits platelet activation in arterial thrombosis

著作名:
Tae Woo Oh
Hyun Ju Do
Jae-Han Jeon
Kyungho Kim
出典:
Phytomedicine
2021
80
153363
DOI:
10.1016/j.phymed.2020.153363
要旨:
塩化鉄で惹起したマウスの動脈血栓症を、ケルシトリンが修復した。ケルシトリンを投与して見られた軽減効果は、1) コラーゲンに関連する血小板凝集、2) 顆粒の分泌、3) 活性酸素種の発生、4) カルシウムの細胞内結集であった。ケルシ...
要旨:
進行癌患者57名を対象とする、イソケルセチンの抗血栓効果と安全性を検証した、第II相臨床試験。イソケルセチンの服用期間は56日で、グループAは1日500 mg、グループBは1000 mgとした。主要監視項目は、静脈血栓閉栓症の指標であるD-...

ルチンはb’xドメインに結合して、プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)を阻害する

Quercetin-3-rutinoside Inhibits Protein Disulfide Isomerase by Binding to Its b′x Domain

著作名:
Lin Lin
Srila Gopal
Anish Sharda
Freda Passam
Sheryl R. Bowley
Jack Stopa
Guangpu Xue
Cai Yuan
Barbara C. Furie
Robert Flaumenhaft
Mingdong Huang
Bruce Furie
出典:
Journal of Biological Chemistry
2015
290
23543-23552
DOI:
10.1074/jbc.M115.666180
要旨:
ルチンとPDIとの相互作用の様式を、初めて明らかにした。ルチンはPDIのb′xドメインに直接結合して、阻害作用を発揮する。マウスの血栓症モデルにb′xドメインを注入すると、ルチンが阻害した血栓形成が復活した。なお、b′xドメイン単独...