ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
5419件中 5051-5060件を表示

ルチンによるケタミン誘発性統合失調症様行動の予防と逆転に関与する分子メカニズム: マウスにおけるグルタミン酸デカルボキシラーゼアイソフォーム-67・コリン作動性・Nox-2-酸化ストレス経路の役割

Molecular mechanisms involved in the prevention and reversal of ketamine-induced schizophrenia-like behavior by rutin: the role of glutamic acid decarboxylase isoform-67, cholinergic, Nox-2-oxidative stress pathways in mice

著作名:
Tolulope Olabode Oshodi
Benneth Ben-Azu
Ismail O. Ishola
Abayomi Mayowa Ajayi
Osagie Emokpae
Solomon Umukoro
出典:
Molecular Biology Reports
2021
48
2335–2350
DOI:
10.1007/s11033-021-06264-6
要旨:
麻酔薬ケタミンで惹起したマウスの統合失調症様の行動を、ルチンが予防と改善の両方の効果を示した。行動テスト(オープンフィールド・社会的相互作用・Y字迷路)、酸化ストレスマーカー、免疫組織物質(グルタミン酸デカルボキシラーゼ6...

クエチアピンの薬物動態へのケルセチンの影響: wistarラットにおけるin vivo研究の洞察

Impact of quercetin on pharmacokinetics of quetiapine: insights from in-vivo studies in wistar rats

著作名:
Priyadeep Bhutani
Prabhakar K. Rajanna
Atish T. Paul
出典:
Xenobiotica
2020
50
1483-1489
DOI:
10.1080/00498254.2020.1792002
要旨:
統合失調症治療薬クエチアピンとケルセチンとの間には、重篤な薬物相互作用があり、両者の併用は避けるべきである。ケルセチンを予め投与したラットに、クエチアピン1 mg/kgを静脈注射すると、5分以内に全て死亡した。薬物代謝酵素を...
要旨:
ハンチントン病のモデル線虫(Caenorhabditis elegans)を用いる、ルチンの薬効評価。モデル線虫にルチンを作用させると、ASHニューロンの機能を維持し、神経変性を減少させた。ルチンは、抗酸化酵素や他のシャペロンの発現をコントロー...

ハンチントン病のマウスモデルにおける3-ニトロプロピオン酸誘発性の神経化学的および分子的障害は、ルチンとセレンの同時投与が逆転する

Rutin and Selenium Co-administration Reverse 3-Nitropropionic Acid-Induced Neurochemical and Molecular Impairments in a Mouse Model of Huntington’s Disease

著作名:
Mohamed S. Abdelfattah
Sherif E. A. Badr
Sally A. Lotfy
Gouda H. Attia
Ahmed M. Aref
Ahmed E. Abdel Moneim
Rami B. Kassab
出典:
Neurotoxicity Research
2020
37
77–92
DOI:
10.1007/s12640-019-00086-y
要旨:
3-ニトロプロピオン酸で惹起した、ハンチントン病態モデルマウスを用いる薬効評価。3-ニトロプロピオン酸は、線条体のマロンジアルデヒドとNOを増大させ、抗酸化物質(GSH・GPx・GR・SOD・カタラーゼ)は減少し、炎症誘導物質(IL-1β・TN...
要旨:
ハンチントン病のモデル線虫(Caenorhabditis elegans)を用いる、ルチンの薬効評価。モデル線虫にルチンを作用させると、筋肉中でのポリグルタミンの凝集が抑制され、この凝集に起因する神経死が抑えられ、結果として線虫の寿命が延び...
要旨:
妊娠したラットにバルプロ酸を投与すると、生まれた子ラットは、行動テストにて自閉症の特徴を示した。また、海馬と線条体に酸化ストレス性の損傷を認めた。しかし、同時期にケルセチンを投与した群より生まれた子ラットには、このよ...
要旨:
臭化エチジウムで惹起した脱髄のモデルラットを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンは、脱髄時における脳橋・小脳でのNa⁺/K⁺-ATPアーゼの減少を防ぎ、髄鞘再生時にはこれらの酵素を活性化した。

ケルセチンはマウスのTREK-1カリウムチャネルを活性化して、D-アンフェタミン誘発性の躁病様行動を緩和する

Quercetin relieves D-amphetamine-induced manic-like behaviour through activating TREK-1 potassium channels in mice

著作名:
Keke Ren
Haiying Liu
Baolin Guo
Rui Li
Honghui Mao
Qian Xue
Han Yao
Shengxi Wu
Zhantao Bai
Wenting Wang
出典:
British Journal of Pharmacology
2021
178
3682-3695
DOI:
10.1111/bph.15510
要旨:
アンフェタミン(覚醒剤)で惹起したマウスの異常興奮を、ケルセチンが鎮めた。ケルセチンはカリウムチャネルTREK-1を活性化するが、その結果、カルシウムの流れが抑制される。アンフェタミンは前頭前皮質の神経を過剰に活性化して、興...

逆説睡眠不足が誘発するマウスの躁病様の行動と脳の酸化ストレスは、ケルセチンが軽減する

Quercetin reduces manic-like behavior and brain oxidative stress induced by paradoxical sleep deprivation in mice

著作名:
Luiz K.S. Kanazawa
Débora D. Vecchia
Etiéli M. Wendler
Palloma de A.S. Hocayen
Francislaine A. dos Reis Lívero
Maria Carolina Stipp
Inara M.R. Barcaro
Alexandra Acco
Roberto Andreatini
出典:
Free Radical Biology and Medicine
2016
99
79-86
DOI:
10.1016/j.freeradbiomed.2016.07.027
要旨:
マウスの逆説睡眠(レム睡眠)不足が原因の過剰活動と酸化ストレスを、ケルセチンが軽減した。また、過剰活動と酸化ストレスとが良好に相関することも見出した。従って、ケルセチンはその抗酸化作用により、躁状態を緩和する働きがある...

ケルセチンは脊髄損傷後のオートファジーの誘導を通じて、運動機能の回復と軸索の再生を促進する

Quercetin promotes locomotor function recovery and axonal regeneration through induction of autophagy after spinal cord injury

著作名:
Yeyang Wang
Man Xiong
Mingsen Wang
Hongdong Chen
Wenjun Li
Xiaozhong Zhou
出典:
Clinical and Experimental Pharmacology and Physiology
2021
48
1642-1652
DOI:
10.1111/1440-1681.13573
要旨:
脊髄損傷のモデルラットにケルセチンを投与すると、BBBスコアを指標とする歩行機能が改善された。ケルセチンは、体性感覚誘発電位(SEP)および運動誘発電位(MEP)の潜伏時間を短縮し、脊髄損傷後のSEPとMEPの振幅を増大した。ケルセチン...