ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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検索結果:
5962件中 5271-5280件を表示
要旨:
13種類の肝癌細胞株を培養し、ケルセチンの抗癌活性を評価した。ケルセチンは、濃度および時間依存的に、細胞の増殖を抑制した。また、数種の細胞では5-FUとの相乗的な阻害効果を認めた。
要旨:
前立腺癌発生モデルマウス(TRAMP; Transgenic Adenocarcinoma of Mouse Prostate)を用いる、ケルセチンおよびレスベラトロールの薬効評価。予防効果は組合せ・レスベラトロール単独の両方で認めたが、治療効果は組合せのみで現れた。...

好銀性核小体調節領域に関連する蛋白質合成によるケルセチンの抗腫瘍効果

Detection of antitumoral effects of quercetin through protein synthesis associated with argyrophilic nucleolar-regulating region

著作名:
S. Yılmaz
E. Aslan
Z. Doğanyiğit
出典:
Human & Experimental Toxicology
2020
40
90-99
DOI:
10.1177/0960327120943916
要旨:
エールリッヒ腹水癌のマウスを用いる、ケルセチンの薬効評価。モデルマウスにケルセチンを14日間投与した後、腫瘍部位を分析した。ケルセチンは、好銀性核小体形成体(エールリッヒ腹水癌の増殖能指標)を非投与群と比べて有意に減少さ...

癌における複数のシグナル伝達経路の標的化: ルチンによるアプローチ

Targeting Multiple Signaling Pathways in Cancer: The Rutin Therapeutic Approach

著作名:
Zeinab Nouri
Sajad Fakhri
Keyvan Nouri
Carly E. Wallace
Mohammad Hosein Farzaei
Anupam Bishayee
出典:
Cancers
2020
12
2276
DOI:
10.3390/cancers12082276
要旨:
ルチンの抗癌作用のメカニズムを論じた総説。従って、取上げている元文献は、virto実験が中心である。まずイントロ代わりに、癌の進行における炎症・酸化ストレス・アポトーシス・オートファジーの各役割を論じた。その後、各部位(乳...

膵癌幹細胞の上皮間葉転換へのレスベラトロールとケルセチンの効果

The Effect of Resveratrol and Quercetin on Epithelial-Mesenchymal Transition in Pancreatic Cancer Stem Cell

著作名:
Mustafa Hoca
Eda Becer
Hilal Kabadayı
Sevinç Yücecan
Hafize Seda Vatansever
出典:
Nutrition and Cancer
2020
72
1231-1242
DOI:
10.1080/01635581.2019.1670853
要旨:
膵癌幹細胞を用いる、ケルセチンおよびレスベラトロールの薬効評価。ケルセチンはレスベラトロールに比べ、幹細胞を上皮間葉転換した。また、転移の抑制効果も、ケルセチンの方が優れていた。

抗癌剤としてのケルセチン: 食道癌を中心に

Quercetin as an anticancer agent: Focus on esophageal cancer

著作名:
Amirhossein Davoodvandi
Mohammad Shabani Varkani
Cain C. T. Clark
Sadegh Jafarnejad
出典:
Journal of Food Biochemistry
2020
44
e13374
DOI:
10.1111/jfbc.13374
要旨:
ケルセチンは天然由来で、化学治療の抗癌剤より安価であることを強調し、食道癌の予防・治療・日常的に食道癌と向合うための科学的根拠を述べた総説。癌細胞の増殖の阻害・アポトーシスの誘導・酸化ストレスの軽減を論じ、細胞実験お...

新しい治療用ハーブ薬HM0601とその活性成分ルチンは、肥満細胞で強力な抗増殖活性を発揮する

The new therapeutic herbal drug HM0601 and its bioactive compound rutin exert potent antiproliferative activities in mast cells

著作名:
Hyun-Ja Jeong
Myoung-Schook Yoou
Na-Ra Han
Sung Yeoun Hwang
Kyoung Wan Yoon
Hyung-Min Kim
出典:
Fundamental & Clinical Pharmacology
2018
32
279-287
DOI:
10.1111/fcp.12350
要旨:
ニラおよびクコを起源とする健康食品HM0601は、ルチンを豊富に含んでいる。胸腺間質性リンホポエチン(TSLP、造血サイトカインの一種)で刺激したヒト由来マスト細胞株HMC-1(肥満細胞)にHM0601もしくはルチンを作用すると、細胞増殖を抑...
要旨:
ルチンの抗炎症作用のメカニズムを解明した研究。ベンゾ[a]ピレンジオールエポキシドはRaf/MEK/ERK経路を介して、AP-1とNF-κBを間接的に活性化して、COX-2が発現する。ルチンの抗炎症作用はこのシグナル伝達の阻害であるが、Raf/MEK/E...
要旨:
トリニトロベンゼンスルホン酸で惹起した、回腸炎および大腸炎のモデルラットにて、ルチンは顕著な抗炎症作用を示したが、ケルセチンにはほとんど効果がなかった。この不一致を説明するために、粘膜中のフラボノイドレベルを測定した...

リポ多糖が誘発する264.7細胞の炎症への、ルチンの抗炎症効果と用量との関係

Dose-effect relationship on anti-inflammatory activity on LPS induced raw 264.7 cells and antioxidant activity of rutin in vitro

著作名:
Chunlian Tian
Yuru Guo
Yu Chang
Jihang Zhao
Cancan Cui
Mingchun Liu
出典:
Acta Poloniae Pharmaceutica - Drug Research
2019
76
511-522
DOI:
10.32383/appdr/102677
要旨:
RAW 264.7細胞をリポ多糖で刺激した際の、ルチンの抗炎症作用とラジカル消去作用を検証した。前者は、細胞内の一酸化窒素・TNF-α・IL-1β・IL-6の各濃度を指標とした。5, 10, 20, 50, 100 µMのいずれのルチン濃度でも抗炎症作用を示し...