ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 5271-5280件を表示

ケルセチンと代謝物が尿酸生合成に及ぼす影響と内皮における遺伝子発現

Effects of quercetin and metabolites on uric acid biosynthesis and consequences for gene expression in the endothelium

著作名:
Sarka Tumova
Yuanlu Shi
Ian M. Carr
Gary Williamson
出典:
Free Radical Biology and Medicine
2021
162
191-201
DOI:
10.1016/j.freeradbiomed.2020.10.017
要旨:
ケルセチンおよびその代謝物を対象にして、各種尿酸合成酵素(アデノシンデアミナーゼ・プリンヌクレオシドリン酸エステル転移酵素・キサンチン酸化還元酵素)の阻害作用を調べた。ケルセチンは、アデノシンデアミナーゼに弱い阻害作用...

比較検討: 培養肝細胞におけるケルセチン・ルテオリン・アピゲニン・関連ポリフェノールの尿酸産出の抑制効果と、プリン体がマウスに誘発した高尿酸血症のルチンによる抑制

Comparative effects of quercetin, luteolin, apigenin and their related polyphenols on uric acid production in cultured hepatocytes and suppression of purine bodies-induced hyperuricemia by rutin in mice

著作名:
Shin-ichi Adachi
Mifuyu Oyama
Shinji Kondo
Kazumi Yagasaki
出典:
Cytotechnology
2021
73
343–351
DOI:
10.1007/s10616-021-00452-9
要旨:
Vitro: ケルセチン・ルテオリン・ジオスミン・アピゲニンはいずれも、培養した肝細胞の尿酸産出を濃度依存的に阻害した。ポジティブコントロールには、既存薬アロプリノールを用いた。Vivo: プリン体で惹起したマウスの高尿酸血症モデ...

境界性尿酸血症患者におけるケルセチン・ルチン・ブロメライン・L-カルノシンを含むサプリメントの効果の評価

Evaluation of the Effects of a Supplement Composed by Quercetin, Rutin, Bromelain and L-Carnosine in Patients with Borderline Uricemia

著作名:
Giuseppe Derosa
Angela D’Angelo
Pamela Maffioli
出典:
Journal of Food and Nutrition Research
2020
8
550-555
DOI:
10.12691/jfnr-8-10-2
要旨:
既に販売されている栄養補助食品Uricemin(ルチン、ケルセチン、ブロメライン、カルノシンを含む)の臨床研究。正常と高尿酸血症との境界(血中尿酸値が6~7 mg/dL)にある116名を対象とする。ランダムに2群に分け、59名がUriceminを1日1錠...

培養肝細胞およびモデルマウスにおけるイソラムネチンの抗高尿酸血症効果: 尿酸生成阻害作用に関するメチルケルセチンの構造活性相関

Anti-hyperuricemic effect of isorhamnetin in cultured hepatocytes and model mice: structure–activity relationships of methylquercetins as inhibitors of uric acid production

著作名:
Shin-ichi Adachi
Shinji Kondo
Fumiaki Yoshizawa
Kazumi Yagasaki
出典:
Cytotechnology
2019
71
181–192
DOI:
10.1007/s10616-018-0275-8
要旨:
Vitro: 培養した肝細胞AML12にプリン体を添加して、高尿酸状態とした。ケルセチン・イソラムネチン共に、濃度依存的に尿酸の産出を阻害した。Vivo: 高尿酸血症のモデルマウスを用いて、イソラムネチンとその誘導体の薬効評価を行った...

ケルセチンは高尿酸血症予備軍男性の血中尿酸を低下させる: 無作為化・二重盲検・プラセボ対照・クロスオーバー試験

Quercetin lowers plasma uric acid in pre-hyperuricaemic males: a randomised, double-blinded, placebo-controlled, cross-over trial

著作名:
Yuanlu Shi
Gary Williamson
出典:
British Journal of Nutrition
2016
115
800 - 806
DOI:
10.1017/S0007114515005310
要旨:
19~60歳の男性で、尿酸値が高め(平均: 5.7 mg/dL)の健常者22名を対象とする二重盲検臨床研究。ランダムに2群に分け、介入群はケルセチン500 mg/dayを4週間服用し、コントロール群はプラセボを服用した。4週間のウォッシュアウト期間の...

無症候性高尿酸血症患者の血中尿酸濃度と脂質プロファイルへの、新規に固定された栄養補助食品の組合せ効果

Effects of a Novel Fixed Combination of Nutraceuticals on Serum Uric Acid Concentrations and the Lipid Profile in Asymptomatic Hyperuricemic Patients

著作名:
Francesco Rozza
Valentina Trimarco
Raffaele Izzo
Davide Grassi
Claudio Ferri
出典:
High Blood Pressure & Cardiovascular Prevention
2016
23
381–386
DOI:
10.1007/s40292-016-0168-x
要旨:
無症候性高尿酸血症患者60名を対象とする、栄養補助食品Zinutrik(ルチン、カフェイン、バイカリン、ケンフェロールを含む)の臨床研究。ランダムに2群に分け、30名がZinutrikを1日1錠服用し、残る30名がプラセボを摂取した。4週間の服...

食後血糖値の上昇に対する糖転移ルチンの単回投与の抑制効果: 無作為化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー試験

Suppressive effect of a single dose of monoglucosyl rutin on postprandial blood glucose elevation: A randomized, placebo-controlled, double-blind crossover study

著作名:
Yushi Hashizume
Mahamadou Tandia
出典:
Functional Foods in Health and Disease
2021
11
270-282
DOI:
10.31989/ffhd.v11i6.793
要旨:
平均年齢56.6歳で、空腹時血糖値がやや高め(110~126 mg/dL)の日本人健常者34名を対象とする臨床研究。ランダムに2群に分け、片方の17名は糖転移ルチン200 mgを含むタブレットを摂取し、残りの17名はプラセボを摂取した。単回投与試験...

タモキシフェンで処置した卵巣切除ラットにおけるケルセチンの血糖降下作用

Antihyperglycemic Effect of Quercetin in Ovariectomized Rats Treated with Tamoxifen

著作名:
Fernanda Coleraus Silva
Isabella Calvo Bramatti
Adrieli Gorlin Toledo
Fernando Marques Salles
Ana Maria Itinose
Carla Brugin Marek
出典:
Journal of Medicinal Food
2017
20
235-242
DOI:
10.1089/jmf.2016.0078
要旨:
抗癌剤タモキシフェンで惹起した卵巣摘出ラットの高血糖状態を、ケルセチンが保護した。ケルセチンのブチリルコリンエステラーゼ阻害作用は、高血糖の軽減と相関している。腸内の同酵素の働きは減少した一方で、脂肪組織では投与量に...

ルチンは老化に関連する代謝機能障害を保護する

Rutin protects against aging-related metabolic dysfunction

著作名:
Tianyi Li
Sufang Chen
Tao Feng
Jie Dong
Yuanyuan Li
Hua Li
出典:
Food & Function
2016
7
1147-1154
DOI:
10.1039/C5FO01036E
要旨:
ルチンは、加齢に伴う代謝機能障害を緩和した。老齢のラットにルチンを投与すると、血中の中性脂肪値・AST・ALTを下げた。また、加齢で増加した炎症マーカー(IL-1β・TNF-α)も、ルチンによって低下した。
要旨:
ケルセチンはなぜ非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)に有効かを解明した、基礎研究。同疾病は、メチオニンと塩素が不足する際に活性化されるPI3K/AKT伝達経路が引起すが、ケルセチンはAKTのリン酸化を阻害する。