ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5414件中 591-600件を表示

ケルセチンとパクリタキセルとの組合せが卵巣癌細胞に与える影響

The impact of quercetin and paclitaxel combination on ovarian cancer cells

著作名:
Huihui Ji
Zihan Zhang
Cheng Chen
Wenbin Xu
Tingxian Liu
Yue Dong
Jiakun Wang
Huihui Wang
Xueqiong Zhu
出典:
iScience
2024
27
110434
DOI:
10.1016/j.isci.2024.110434
要旨:
ケルセチンとパクリタキセルとの組合せは、ヒト由来卵巣癌細胞株SKOV3およびA2780にて、相乗的にアポトーシスを増強した。両細胞株の遊走と浸潤においても、組合せは単独作用に比べて顕著な阻害効果を示した。組合せはまた、それぞれ...

ケルセチンを含む磁性リポソームの環境にやさしい合成と、抗酸化作用・温熱療法・MRI造影への応用

Green synthesis of quercetin-loaded magneto-liposomes and their assessment of antioxidant efficacy, hyperthermia and MRI contrast features

著作名:
Poornima G.
Somlee Gupta
Arunkumar Dhayalan
B. B. Lahiri
John Philip
S. Kannan
出典:
Materials Chemistry and Physics
2024
323
129663
DOI:
10.1016/j.matchemphys.2024.129663
要旨:
ケルセチンを含む磁性リポソームを薄膜水和法にて合成し、粒径100 nmの粒子を得た。得られた磁性リポソームは濃度依存的なラジカル消去活性を示し、過酸化脂質を減少した。磁性リポソームは、ヒト由来骨肉腫細胞株MG-63の生存率を45%...

ケルセチン・ナリンギン・ナリンゲニンによる、炎症誘導性ヒトマクロファージにおけるリン脂質の調節

Differential Modulation of the Phospholipidome of Proinflammatory Human Macrophages by the Flavonoids Quercetin, Naringin and Naringenin

著作名:
Tiago A. Conde
Luís Mendes
Vítor M. Gaspar
João F. Mano
Tânia Melo
M. Rosário Domingues
Iola F. Duarte
出典:
Molecules
2020
25
3460
DOI:
10.3390/molecules25153460
要旨:
THP-1細胞をリポ多糖とインターフェロン-γで刺激して、炎症誘導性マクロファージ様細胞とし、質量分析に基づくリピドミクス解析を行った。その結果、全部で147種のリン脂質を同定し、相対比を確定した。その後、3種のフラボノイド(ケ...

メタボロミクス解析が明らかにした、デオキシニバレノールと15-アセチルデオキシニバレノールが誘導するアポトーシスにおける、ケルセチンの細胞毒性効果と保護機能

Metabolomic profiling reveals similar cytotoxic effects and protective functions of quercetin during deoxynivalenol- and 15-acetyl deoxynivalenol-induced cell apoptosis

著作名:
Y. X. Yang
S. Yu
B. X. Jia
Na Liu
Aibo Wu
出典:
Toxicology in Vitro
2020
66
104838
DOI:
10.1016/j.tiv.2020.104838
要旨:
胃粘膜上皮細胞GES-1にデオキシニバレノール(DON)もしくは15-アセチルデオキシニバレノール(15ADON)を投与すると、アポトーシスを誘導し、FOXO3aの核移行を促進し、ERK1/2を介する細胞生存経路を阻害した。しかし、ケルセチンの共投与...
要旨:
ケルセチンとその代謝物(メチル・硫酸・グルクロン酸の各抱合体)を対象に、薬物代謝酵素および薬物トランスポーターに対する阻害活性を系統的に調査した。ケルセチン・ケルセチン-3'-硫酸抱合体・ケルセチン-3-グルクロン酸抱合体・イ...

フェリチン/キトオリゴ糖系二重コンパートメント乳濁液の物性制御とメカニズム、クルクミンとケルセチンとの共封入化への応用

Properties regulation and mechanism on ferritin/chitooligosaccharide dual-compartmental emulsions and its application for co-encapsulation of curcumin and quercetin bioactive compounds

著作名:
Junlu Gao
Xiaoyi Tan
Hongjie Dai
Hongxia Wang
Hai Chen
Yuhao Zhang
出典:
Food Chemistry
2024
458
140243
DOI:
10.1016/j.foodchem.2024.140243
要旨:
複数の区画を含む二重コンパートメント乳濁液は、異なる薬物を共封入化できる利点がある。新規二重コンパートメント乳濁液を設計するにあたり、クルマエビ由来のフェリチンとキトオリゴ糖の比率を最適化した。その結果、配合比2:1が厚...

ケンフェロールとケルセチンの高生産のための酵母の最適化

Optimizing yeast for high-level production of kaempferol and quercetin

著作名:
Musa Tartik
Juan Liu
Marta Tous Mohedano
Jiwei Mao
Yun Chen
出典:
Microbial Cell Factories
2023
22
74
DOI:
10.1186/s12934-023-02084-4
要旨:
出芽酵母を用いる生合成にて、ケンフェロールとケルセチンの生産を検討した。生合成の鍵となるフラボノール合成酵素とフラバノン-3-ジオキシゲナーゼをスクリーニングして、生合成経路を最適化した。また、上流にあるマロニルCoAの利...

ヒト臍帯静脈内皮細胞の創傷治癒に及ぼすケルセチンの影響

The effects of Quercetin on wound healing in the human umbilical vein endothelial cells

著作名:
Bahar Kartal
Ebru Alimogullari
Pınar Elçi
Tugba Fatsa
Sema Ören
出典:
Cell and Tissue Banking
2024
25
851–860
DOI:
10.1007/s10561-024-10144-1
要旨:
ヒト臍帯静脈内皮細胞にケルセチンを作用すると、生存率が改善した。ケルセチンは同細胞のチューブ形成・遊走・増殖を促進して、創傷に筋する破損を防止した。ケルセチンはまた、線維芽細胞増殖因子(FGF)および血管内皮細胞増殖因子(V...

ネットワーク薬理学と分子ドッキングに基づく、凉血無崋湯(Liang Xue Wu Hua Tang)による酒さの治療メカニズムの解明

Exploring the mechanism of Liang Xue Wu Hua Tang in the treatment of rosacea via network pharmacology and molecular docking

著作名:
Can Cui
Zhu Fan
出典:
Medicine
2024
103
e38705
DOI:
10.1097/MD.0000000000038705
要旨:
中医学にて、酒さ(ほてりが長時間続く慢性炎症性疾患)の治療に凉血無崋湯(Liang Xue Wu Hua Tang)が用いられている。各種データベースから取得した、凉血無崋湯と酒さに共通する遺伝子は28種であった。京都遺伝子ゲノム百科事典(Kyoto...

TGF-β1/SmadおよびTGF-β1/CREB3L1シグナル伝達経路を介して、イソラムネチンは肥厚性瘢痕の形成を阻害する

Isorhamnetin inhibits hypertrophic scar formation through TGF-β1/Smad and TGF-β1/CREB3L1 signaling pathways

著作名:
Junzheng Wu
Yajuan Song
Jianzhang Wang
Tong Wang
Liu Yang
Yi Shi
Baoqiang Song
Zhou Yu
出典:
Heliyon
2024
10
e33802
DOI:
10.1016/j.heliyon.2024.e33802
要旨:
Vitro: ヒトの肥厚性瘢痕(みみずばれ)組織から採取した線維芽細胞に、イソラムネチンを作用した。イソラムネチンはコラーゲン-1および-3・α-SMAの発現の発現を抑制して、ヒト肥厚性瘢痕由来線維芽細胞の増殖・遊走・収縮能力を抑制し...