ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

DNA修復におけるケルセチンの役割: 糖尿病にて薬物耐性に対抗する標的

Role of Quercetin in DNA Repair: Possible Target to Combat Drug Resistance in Diabetes

著作名:
Yaseen Hussain
Abdullah
Fazlullah Khan
Waqas Alam
Haseeba Sardar
Muhammad Ajmal Khan
Xiaoyan Shen
Haroon Khan
出典:
Current Drug Targets
2024
25
670-682
DOI:
10.2174/0113894501302098240430164446
キーワード:
総説
糖尿病
DNA損傷
DNA修復
薬物耐性
ケルセチン
要旨:
糖尿病における、損傷したDNAの修復と薬物耐性の克服に関するケルセチンの役割に焦点を当てた総説。ケルセチンによるDNA損傷の軽減に関して、抗酸化酵素の再活性化・活性酸素種の低減・8-ヒドロキシデオキシグアノシンの減少を論じる。また、ケルセチンによるDNA修復が、糖尿病に起因する薬物耐性を克服するメカニズムにも言及する。