ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
32件中 1-10件を表示

DNA修復におけるケルセチンの役割: 糖尿病にて薬物耐性に対抗する標的

Role of Quercetin in DNA Repair: Possible Target to Combat Drug Resistance in Diabetes

著作名:
Yaseen Hussain
Abdullah
Fazlullah Khan
Waqas Alam
Haseeba Sardar
Muhammad Ajmal Khan
Xiaoyan Shen
Haroon Khan
出典:
Current Drug Targets
2024
25
670-682
DOI:
10.2174/0113894501302098240430164446
要旨:
糖尿病における、損傷したDNAの修復と薬物耐性の克服に関するケルセチンの役割に焦点を当てた総説。ケルセチンによるDNA損傷の軽減に関して、抗酸化酵素の再活性化・活性酸素種の低減・8-ヒドロキシデオキシグアノシンの減少を論じる...
要旨:
ラットに中大脳動脈閉塞再灌流(MCAO)を施して、虚血性脳卒中のモデルとした。ケルセチンを投与すると、虚血性脳卒中に起因する皮質および線条体ニューロンの細胞死を減少し、NR2a/PSD95の減少が逆転し、CRMP2のリン酸化を阻害した。ケ...
要旨:
抗うつ様効果: マウスに評価対象の薬物を投与した30分後に強制水泳試験を行い、抗うつ様効果を評価した。ケルセチン・スクラレオールともに、不動時間を短縮して抗うつ様効果を示したが、両者を併用すると相乗的な増強を認めた。眠気...
要旨:
ケルセチンを担持した固体脂質ナノ粒子の調製に当たり、Box-Behnken実験計画にて、封入効率と粒子サイズを97.8±1.16%および132.16±4.1 nmで最適化した。得られたナノ製剤は、48時間に渡る持続的なケルセチンの放出を可能にした。ヒト...

Jurinea mesopotamica抽出物による前立腺癌細胞のアポトーシス効果: 癌の化学療法の有望な供給源

A mixed-apoptotic effect of Jurinea mesopotamica extract on prostate cancer cells: a promising source for natural chemotherapeutics

著作名:
Ismail Koyuncu
Ebru Temiz
Fatma Seker
M. Maruf Balos
Feridun Akkafa
Ozgür Yuksekdag
M. Abdullah Yılmaz
Gokhan Zengin
出典:
Chemistry & Biodiversity
2024
21
e202301747
DOI:
10.1002/cbdv.202301747
要旨:
キク科の植物Jurinea mesopotamicaのブタノール抽出物は、前立腺癌細胞にIC50値10 μg/mLの細胞毒性を示した。同濃度にて、細胞小器官の完全性を破壊し(49%)、活性酸素種を増加し(66%)、アポトーシスを誘導した(51%)。Jurinea mesopota...

外傷性脳損傷モデルにおける、煙草の煙への暴露とケルセチン処置の影響

Therapeutic Benefits of Quercetin in Traumatic Brain Injury Model Exposed to Cigarette Smoke

著作名:
Faleh Alqahtani
Yousif S. Mohamed Ali
Mohammed M. Almutairi
Abdullah F. Alotaibi
Imran Imran
Musaad A. Alshammari
Abdullah K. Alshememry
Shakir D. AlSharari
Thamer H. Albekairi
出典:
Saudi Pharmaceutical Journal
2024
32
101895
DOI:
10.1016/j.jsps.2023.101895
要旨:
外傷性脳損傷における、煙草の煙とケルセチンの影響を調査した。マウスを3群に分け、21日間に渡って以下の処理を行った。1) 煙吸入(煙草2本分の煙12分間かけてを吸入、1日に6回)、2) 煙吸入+ケルセチンの投与(50 mg/kg)、3) 処置なし...

SFRP4を標的とする植物由来化学物質のin silico同定: 肥満が糖尿病を誘発し始めるバイオマーカー

In Silico identification of novel phytochemicals that target SFRP4: An early biomarker of diabesity

著作名:
Asim Rehman
Shazia Anwer Bukhari
Naheed Akhter
Muhammad Abdullah Ijaz Hussain
Zunera Chauhdary
出典:
PLoS ONE
2023
18
e0292155
DOI:
10.1371/journal.pone.0292155
要旨:
肥満(obesity)はしばしば糖尿病(diabetes)を誘発するが、両者が共存する状態を"diabesity"と造語する。SFRP4 (secreted frizzled-related protein 4)は、脂肪組織内のIL-1βが分泌し、膵β細胞からのインスリン分泌を妨げるため、diabes...

赤および白ローゼル(Hibiscus sabdariffa)の萼における、化学プロファイル・抗酸化作用・酵素阻害活性に関する比較研究

Comparative Study on the Chemical Profile, Antioxidant Activity, and Enzyme Inhibition Capacity of Red and White Hibiscus sabdariffa Variety Calyces

著作名:
Sakina Yagi
Abdullahi Ibrahim Uba
Kouadio Ibrahime Sinan
Diletta Piatti
Gianni Sagratini
Giovanni Caprioli
Sayadat M. Eltigani
Irina Lazarova
Gökhan Zengin
出典:
ACS Omega
2023
8
42511–42521
DOI:
10.1021/acsomega.3c05217
要旨:
アオイ科の植物である赤および白ローゼル(Hibiscus sabdariffa)の萼(がく)を、浸漬法・加熱法・連続法のそれぞれで、水抽出した。浸漬法に関してはメタノールでも行い、計8種類の抽出物を得た。赤ローゼルにおける、最大のポリフェノ...
要旨:
麻酔薬チオペンタールで眠らせた生後5日のヒヨコに、スクラレオール・ケルセチン・カフェインの組合せを投与した。その結果、それぞれの単独投与時と比較して顕著に、睡眠時間を短縮し入眠までの時間を長くした。分子ドッキングの結果...
要旨:
頸動脈を4時間閉塞して、マウスに虚血性脳卒中を惹起した。T字迷路試験の結果、脳卒中に起因する認知障害を示唆したが、ケルセチンは濃度依存的にスコアを改善した。ケルセチンは、脳卒中で減少した海馬中の4型メラノコルチン受容体(M...