ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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10件中 1-10件を表示

ポリアスパラギン酸とカルボキシメチルセルロースから成る抗酸化ヒドロゲルにケルセチンを加え、火傷被覆材として利用する

Antioxidant hydrogel from poly(aspartic acid) and carboxymethylcellulose with quercetin loading as burn wound dressing

著作名:
Jingjing Zhu
Kaiyue Zhang
Yu Zhang
Chengyan Zhou
Zhe Cui
Wenjuan Li
Yong Wang
Jianglei Qin
出典:
International Journal of Biological Macromolecules
2024
282
137323
DOI:
10.1016/j.ijbiomac.2024.137323
要旨:
ポリコハク酸イミドより合成したポリ(アスパラギン酸ヒドラジド)を、酸化したカルボキシメチルセルロースと反応して、Schiff塩基で架橋した生分解性ヒドロゲルを調製した。得られたヒドロゲルはフリーラジカルを消去して、抗酸化作用...

酸化された大豆蛋白質を摂取したラットにおける、腸の消化および吸収機能と腸内細菌叢はケルセチンが改善する: トランスクリプトームおよびミクロバイオミクス解析による洞察

Quercetin Supplementation Improves Intestinal Digestive and Absorptive Functions and Microbiota in Rats Fed Protein-Oxidized Soybean Meal: Transcriptomics and Microbiomics Insights

著作名:
Zhiyong Wang
Peng Wang
Yanmin Zhou
Su Zhuang
出典:
Animals
2024
14
2326
DOI:
10.3390/ani14162326
要旨:
古くなって酸化された大豆蛋白質を28日間摂取したラットは、膵臓・胃・盲腸の相対重量が低下し、十二指腸の絨毛が短くなり、リパーゼの活性が低下し、アミノ酸の回腸消化率および全消化管における消化率が低下した。しかし、酸化され...

湿式粉砕がデンプン-ケルセチン複合体に及ぼす影響: ピッカリング乳化の能力と酸化耐性の向上

Effect of wet media milling on starch-quercetin complex: Enhancement of Pickering emulsifying ability and oxidative resistance

著作名:
Shufan Li
Wenwen Yu
Yong Wang
Xuanxuan Lu
出典:
Food Chemistry
2024
460
140586
DOI:
10.1016/j.foodchem.2024.140586
要旨:
コーンスターチ(CS)-ケルセチン(QC)複合体の調製にて、CS/QC 24:1の比率がケルセチンの封入効率を最適化した。湿式粉砕にて得られた複合体の微粒子は、優れた乳化特性を有していた。複合体微粒子はピッカリング乳濁液(界面活性剤では...

ケルセチン/β-シクロデキストリン/ジアシルグリセロール粒子が安定化するピッカリング乳濁液: ジグリセリドの含有量が複合粒子の界面挙動と乳化特性に及ぼす影響

Pickering emulsion stabilized by quercetin-β-cyclodextrin-diglyceride particles: Effect of diglyceride content on interfacial behavior and emulsifying property of complex particles

著作名:
Liuyu Ye
Yong Wang
Xuanxuan Lu
出典:
Food Chemistry
2024
455
139901
DOI:
10.1016/j.foodchem.2024.139901
要旨:
ケルセチン/β-シクロデキストリン/ジアシルグリセロール複合体は自己集合して、ピッカリング乳濁液(界面活性剤ではなく固体微粒子を用いる乳濁液)を形成した。ジアシルグリセロールの含量はケルセチンの封入効率に影響を与え、80%の時...

表面にルチンを交互積層したチタンインプラントを用いて、骨粗鬆症ラットの耐酸化と骨形成を改善する

Loading rutin on surfaces by the layer-by-layer assembly technique to improve the oxidation resistance and osteogenesis of titanium implants in osteoporotic rats

著作名:
Yinsheng Wu
Yong Wang
Fengyan Chen
Bingzhang Wang
出典:
Biomedical Materials
2024
19
045011
DOI:
10.1088/1748-605X/ad4aa8
要旨:
チタンの表面にポリエチレンアミンをコーティングし、その上にヒアルロン酸、さらにその上にルチン‐キトサンを交互積層して、新規インプラントを設計した。得られたチタンインプラントから、ルチンが放出されることを確認した。交互積...

ブドウ種抽出物に含まれるフェノール化合物は、フリーラジカルの除去とメイラード反応の軽減に関連して、焼ベーコン中のベンゾ[a]ピレンの生成を阻害する

Phenolic compounds in grape seed extract inhibiting the formation of benzo[a]pyrene in baked bacon related to scavenging free radicals and attenuating Maillard reaction

著作名:
Yunkai Zhang
Yuzhu Li
Hongmei Fang
Yong Wang
Kezhou Cai
Hui Zhou
Baocai Xu
出典:
LWT
2023
188
115391
DOI:
10.1016/j.lwt.2023.115391
要旨:
ブドウ種抽出物の主成分は、プロアントシアニジンB2とイソラムネチンであった。ベーコンに0.003%添加して焼いた時のベンゾ[a]ピレンの生成の阻害率は、プロアントシアニジンB2が65.43%、イソラムネチンが52.66%であった。プロアントシ...
要旨:
サイトメガロウィルスで惹起した難聴のモデルマウスに、ガンシクロビル単独、ケルセチンP188(ポロキサマー188を用いてケルセチンを溶解した生理食塩水溶液)単独、ガンシクロビルとケルセチンP188との組合せ、ポロキサマー188単独をそ...

アルツハイマー病のマウスモデルにおける、ケルセチンの長期投与による認知機能とミトコンドリアの改善効果

Effects of Long-Term Treatment with Quercetin on Cognition and Mitochondrial Function in a Mouse Model of Alzheimer’s Disease

著作名:
Dong-Mei Wang
San-Qiang Li
Wen-Lan Wu
Xiao-Ying Zhu
Yong Wang
Hong-Ying Yuan
出典:
Neurochemical Research
2014
39
1533–1543
DOI:
10.1007/s11064-014-1343-x
要旨:
遺伝子導入によるアルツハイマー病のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。ケルセチンは学習および記憶障害を軽減し、脳の老人斑を縮小し、AMPK活性を増強した。ミトコンドリアにてケルセチンは、膜電位とATPレベルを回復し、活性酸...

カドミウムが誘発したオートファジー阻害は、近位尿細管細胞における転写因子EB依存性リソソームを回復して、ケルセチンが軽減する

Quercetin alleviates Cadmium-induced autophagy inhibition via TFEB-dependent lysosomal restoration in primary proximal tubular cells

著作名:
Yuan Zhao
Zi-Fa Li
Dong Zhang
Zhen-Yong Wang
Lin Wang
出典:
Ecotoxicology and Environmental Safety
2021
208
111743
DOI:
10.1016/j.ecoenv.2020.111743
要旨:
ラット由来の近位尿細管細胞を用いて、カドミウムが惹起する腎毒性をケルセチンが緩和するメカニズムを検証した。リソソーム形成ー分解の周期は、オートファジーによって推進するが、カドミウムはオートファジーを阻害する。一方、ケ...

イソラムネチンはMAPKおよびNF-κB経路を介して、ヒト気管支上皮細胞におけるTNF-α誘発性の炎症・増殖・遊走を軽減する

Isorhamnetin attenuates TNF-α-induced inflammation, proliferation, and migration in human bronchial epithelial cells via MAPK and NF-κB pathways

著作名:
Xiaojie Ren
Longyin Han
Yongxing Li
Huanyi Zhao
Ziyin Zhang
Yuerong Zhuang
Ming Zhong
Qiang Wang
Wuhua Ma
Yong Wang
出典:
The Anatomical Record: Advances in Integrative Anatomy and Evolutionary Biology
2021
304
901-913
DOI:
10.1002/ar.24506
要旨:
イソラムネチンは、気管支上皮細胞BEAS-2B株にTNF-αで惹起した炎症を緩和した。すなわち、細胞内のIL-1β・IL-6・IL-8・CXCL10を顕著に減少させ、TNF-αがもたらした細胞の遊走を減少させた。イソラムネチンの抗炎症作用は、MAPK/NF-κB...