ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5641件中 2331-2340件を表示

病原性でカルバペネム耐性の緑膿菌およびアシネトバクター・バウマニに対する、メロペネムの抗菌活性はケルセチンが増強する

Quercetin potentiates meropenem activity among pathogenic carbapenem‐resistant Pseudomonas aeruginosa and Acinetobacter baumannii

著作名:
A. Pal
A. Tripathi
出典:
Journal of Applied Microbiology
2019
127
1038–1047
DOI:
10.1111/jam.14388
要旨:
ケルセチンとカルバペネム系抗生物質メロペネムとの組合せを、カルバペネム耐性緑膿菌およびカルバペネム耐性アシネトバクター・バウマニに作用した。ケルセチンはメロペネムの抗菌活性を増強して、相乗効果を認めた。組合せは細胞壁...
要旨:
エールリッヒ腹水癌細胞を注射したマウスにルチンを投与すると、腫瘍組織のサイズを著しく縮小した。AKT・mTOR・PI3Kの発現は蛋白質とmRNAの両方のレベルで、ルチンが顕著に減少して、PI3K/AKT/mTORシグナル伝達経路を抑制した。ルチ...

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌のβ-ラクタマーゼ阻害剤を、フラボノイドからコンピュータ創薬アプローチで探索する

Identification of Potential Inhibitors for Beta-Lactamase in Methicillin-Resistant Staphylococcus aureus from Flavonoids Using a Computational Drug Discovery Approach

著作名:
Amirreza Abdollahian
Maryam Hazhirkamal
Mohammad Taheri
Fatemeh Nouri
Amir Taherkhani
出典:
Letters in Drug Design & Discovery
2023
20
1086-1097
DOI:
10.2174/1570180819666220610112231
要旨:
黄色ブドウ球菌がメチシリン耐性を獲得する鍵は、β-ラクタマーゼの産出にある。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に有効な抗菌剤をフラボノイドから探索すべく、分子ドッキングと分子動力学シミュレーションにて、同酵素との親和性...

吸収性縫合糸におけるケルセチン-キニジン抽出物のin vitro評価

In Vitro Evaluation of Quercetin-Quinidine Extract on Absorbable Sutures

著作名:
Poojitha Kumaran
Anju Cecil
Rajalakshmanan Eswaramoorthy
Rubin S. John
出典:
European Chemical Bulletin
2023
12 (4)
1286-1293
DOI:
10.31838/ecb/2023.12. 4.102
要旨:
手術の縫合に用いる糸には生体吸収性が望まれ、材質としてPGAとVICRYLが実用化されている。生体吸収性に抗酸化作用と抗炎症作用を加えて付加価値を高めるべく、糸の表面にケルセチンとキニジンを主成分とするワサビノキ葉抽出物をコー...

吸収性縫合糸に対するケルセチンとカフェインの影響

Influence of Quercetin and Caffeine on Absorbable Sutures

著作名:
Muskan soni
Anju Cecil
Rajalakshmanan Eswaramoorthy
Rubin S. John
出典:
European Chemical Bulletin
2023
12 (4)
1275-1285
DOI:
10.31838/ecb/2023.12. 4.101
要旨:
手術の縫合に用いる糸には生体吸収性が望まれ、材質としてPGAとVICRYLが実用化されている。生体吸収性に抗酸化作用と抗炎症作用を加えて付加価値を高めるべく、糸の表面にケルセチンとカフェインをコーティングして、物性を評価した。...

糖尿病性創傷におけるケルセチンを含むナノ製剤の重要性

The significance of quercetin-loaded advanced nanoformulations for the management of diabetic wounds

著作名:
Vijay Kumar Panthi
Mohammad Imran
Arshi Chaudhary
Keshav Raj Paudel
Yousuf Mohammed
出典:
Nanomedicine
2023
18
391–411
DOI:
10.2217/nnm-2022-0281
要旨:
ケルセチンを含むナノ製剤による、糖尿病性創傷を中心とする慢性創傷の治療に関する総説。まず、慢性と急性の違いを対比しながら創傷治癒のメカニズムを概説し、糖尿病性創傷の位置づけを明らかにする。その後、ケルセチンによる創傷...

乳癌へのケルセチンの送達とヒアルロン酸ナノミセルによる増強

Delivery of quercetin for breast cancer and targeting potentiation via hyaluronic nano micelle

著作名:
Jiao Sun
Min Li
Kexin Lin
Zhanbiao Liu
Zhe Wang
Wei Wang
Yinan Zhao
Yuhong Zhen
Shubiao Zhang
出典:
International Journal of Biological Macromolecules
2023
242
124736
DOI:
10.1016/j.ijbiomac.2023.124736
要旨:
ヒアルロン酸にドデシルアミンを結合して、両親媒性のポリマーを得た。両親媒性のヒアルロン酸アミドは、ケルセチンと自己集合して、薬物送達ミセルを形成した。ケルセチンの封入効率は75.9 %に達し、しかもヒアルロン酸の性質であるC...
要旨:
β-シクロデキストリンを基盤とするナノスポンジは、ケルセチンとホスト-ゲスト相互作用することを、電界放出形走査電子顕微鏡と粉末X線で確認した。このホスト-ゲスト錯体は、銀ナノ粒子とも相互作用して新規複合体を形成した。得ら...

ジメトエートとフッ化物が誘発したラットの腎毒性における、ケルセチンと生姜(Zingiber officinale)抽出物の保護効果

Protective Effect of Quercetin and Ginger (Zingiber officinale) Extract against Dimethoate Potentiated Fluoride-Induced Nephrotoxicity in Rats

著作名:
Priyanka Sharma
Pawan Kumar Verma
Shilpa Sood
Rasia Yousuf
Amit Kumar
Rajinder Raina
Muhammad Asim Shabbir
Zuhaib F. Bhat
出典:
Foods
2023
12
1899
DOI:
10.3390/foods12091899
要旨:
殺虫剤ジメトエートの亜致死量(致死量の1/10)もしくは4.5 ppm(許容限界の3倍)のフッ化物イオンを含む飲料水を投与したラットは、腎毒性を誘発した。両者を組合わせて投与すると、さらに悪化した。血中の尿素窒素・クレアチニン・尿酸...

ケルセチンが乳癌をパクリタキセルに再感作させるメカニズム: ネットワーク薬理学・分子ドッキング・実験による検証

Exploring the mechanism by which quercetin re-sensitizes breast cancer to paclitaxel: network pharmacology, molecular docking, and experimental verification

著作名:
Ye Yang
Jiaoyan Yan
Jian Huang
Xiangyi Wu
Yan Yuan
Shu Zhang
Fei Mo
出典:
Naunyn-Schmiedeberg's Archives of Pharmacology
2023
396
3045–3059
DOI:
10.1007/s00210-023-02510-9
要旨:
パクリタキセル耐性を獲得した乳癌細胞にケルセチンを作用すると、再びパクリタキセルが効くようになる再感作機能が知られているが、そのメカニズムを初めて明らかにした。各種データベースにより、ケルセチンが標的とする遺伝子220種...