ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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53件中 51-53件を表示

鉄代謝: ケルセチンの抗癌効果の根底にある新たな治療標的

Iron metabolism: an emerging therapeutic target underlying the anti-cancer effect of quercetin

著作名:
Mingming Yin
Yongping Liu
Yi Chen
出典:
Free Radical Research
2021
55
296-303
DOI:
10.1080/10715762.2021.1898604
要旨:
ケルセチンが鉄イオンにキレートする性質を癌の治療に活かす戦略が、近年注目を集めている。本総説では、まず鉄代謝の概略を述べた後、鉄代謝と癌の進行の関係を解説する。その後、ケルセチンと鉄代謝との関係と抗癌作用を論じている。

ケルセチンはPTPRRの発現を上方調節して、多発性骨髄腫細胞の増殖を阻害する

Quercetin inhibits the proliferation of multiple myeloma cells by upregulating PTPRR expression

著作名:
Houcai Wang
Dandan Yu
Hui Zhang
Ruye Ma
Huiqun Wu
Huili Zhai
Huaping Wang
Jingjing Li
Liping Li
Yingcong Wang
Taofang Cheng
Jumei Shi
出典:
Acta Biochimica et Biophysica Sinica
2021
53
1505–1515
DOI:
10.1093/abbs/gmab128
要旨:
ケルセチンは多発性骨髄腫細胞(MM細胞)の増殖を阻害するが、30%阻害濃度でケルセチン処置した後の遺伝子解析を行った。その結果、蛋白質チロシンホスファターゼ受容体タイプR(PTPRR)の発現が最も上昇していた。実際、PTPRRが過剰発現...

リポ多糖が誘発したマウスの急性肺損傷は、イソラムネチンが保護する

Protective Effect of Isorhamnetin on Lipopolysaccharide-Induced Acute Lung Injury in Mice

著作名:
Bo Yang
Xiao-Ping Li
Yun-Feng Ni
Hong-Yin Du
Rong Wang
Ming-Jiang Li
Wen-Chen Wang
Ming-Ming Li
Xu-Hui Wang
Lei Li
Wei-Dong Zhang
Tao Jiang
出典:
Inflammation
2016
39
129–137
DOI:
10.1007/s10753-015-0231-0
要旨:
リポ多糖で惹起したマウスの急性肺損傷を、イソラムネチンが保護した。予めイソラムネチンを投与したマウスは、生存率が向上し、肺組織の病変が抑制された。イソラムネチンはまた、気管支肺胞洗浄液中の炎症性サイトカインを顕著に低...