ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
33件中 11-20件を表示

HepG2細胞におけるスフィンゴ脂質の代謝に関する、ケルセチンとフィンゴリモドの単独または組合せの効果

Effect of Quercetin and Fingolimod, Alone or in Combination, on the Sphingolipid Metabolism in HepG2 Cells

著作名:
Albena Momchilova
Georgi Nikolaev
Stefan Pankov
Evgenia Vassileva
Nikolai Krastev
Bozhil Robev
Dimo Krastev
Adriana Pinkas
Roumen Pankov
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2022
23
13916
DOI:
10.3390/ijms232213916
要旨:
ヒト由来肝癌細胞株HepG2に対する、ケルセチンとフィンゴリモドの挙動を調査した。アポトーシスと増殖のバランスを維持するスフィンゴシンキナーゼ1(SK1)の阻害活性は、ケルセチン単独<フィンゴリモド単独<両者の組合せの順であった...
要旨:
ルチンをヘスペリナーゼで加水分解して、ラムノース部分を除去したイソケルセチンを得た。最終的なのイソケルセチン濃度は、ルチン濃度に比例し、反応時間に反比例した。ハムスター由来卵巣上皮細胞CHO-K1を用いる変異原性試験にて、...
要旨:
ケルセチンの神経保護作用をまとめた総説。まず、ケルセチンの抗酸化作用と抗炎症作用に関して概説し、神経保護作用の足がかりとする。本論では、動物モデル・脊髄損傷・末梢神経損傷に章分けして、ケルセチンの作用機序を論じる。な...

粒子状物質に曝露したヒト気管支上皮細胞のBKチャネルとミトコンドリア機能に対する、ケルセチンの影響

Effect of Quercetin on mitoBKCa Channel and Mitochondrial Function in Human Bronchial Epithelial Cells Exposed to Particulate Matter

著作名:
Adrianna Dabrowska
Miroslaw Zajac
Piotr Bednarczyk
Agnieszka Lukasiak
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2023
24
638
DOI:
10.3390/ijms24010638
要旨:
ミトコンドリア内膜に存在する高コンダクタンスCa調節性Kチャネル(BKチャネル)は、活性酸素種に対する細胞保護に関与している。直径が4 μm未満の粒子状物質(PM)を、ヒト気管支上皮細胞に暴露すると、活性酸素種が上昇し、経上皮電気抵...
要旨:
ルチンのバイオアベイラビリティを向上すべく、酵素反応にてオレイン酸およびリノール酸とのエステルをそれぞれ合成した。これらの毒性評価を、in virtoおよびin ovo(卵内で行う評価)で実施した。Vitro: 心筋細胞H9c2・肝細胞HepaRG・...
要旨:
イノシシの精液を凍結する際の、ケルセチンおよびα-トコフェロールの添加が、精子の質に与える影響を調べた。容器に入れた精液を-196℃で7日間保存し、42℃で12秒間解凍して、精子の運動性・生存率・先体(精子核の周囲部分)の完全性を評...
要旨:
アデニンで惹起した慢性腎臓病のモデルマウスを用いて、通常のケルセチンとナノ粒子化したケルセチンとの違いを比較した。両者ともに、生化学的な指標(血中の尿素窒素およびクレアチニン)・腎組織の炎症と壊死・線維化に関連する遺伝...

インドメタシンが誘発した腸上皮のバリア機能喪失の、タマネギの皮に存在するケルセチン酸化代謝物による保護: in vitroおよびin vivo研究

Protection against indomethacin-induced loss of intestinal epithelial barrier function by a quercetin oxidation metabolite present in onion peel: In vitro and in vivo studies

著作名:
Jocelyn Fuentes
Oscar Brunser
Elías Atala
José Herranz
Adriano Costa de Camargo
Hermann Zbinden-Foncea
Hernán Speisky
出典:
The Journal of Nutritional Biochemistry
2022
100
108886
DOI:
10.1016/j.jnutbio.2021.108886
要旨:
タマネギの皮に存在するケルセチン酸化代謝物である2-(3,4-dihydroxybenzoyl)-2,4,6-trihydroxy-3(2H)-benzofuranone (BZF)は、ケルセチンより抗酸化力が強い。タマネギ皮抽出物およびBZFの、腸上皮のバリア機能の保護効果を、virtoと...

ドキソルビシンがヒト臍帯静脈内皮細胞に誘発した毒性に対する薬理学的特性の比較: ミチヤナギ抽出物を担持したリポソーム vs. ケルセチンを担持したリポソーム

Comparative Study of the Pharmacological Properties and Biological Effects of Polygonum aviculare L. herba Extract-Entrapped Liposomes versus Quercetin-Entrapped Liposomes on Doxorubicin-Induced Toxicity on HUVECs

著作名:
Mariana Mureşan
Diana Olteanu
Gabriela Adriana Filip
Simona Clichici
Ioana Baldea
Tunde Jurca
Annamaria Pallag
Eleonora Marian
Adina Frum
Felicia Gabriela Gligor
Paula Svera
Bogdan Stancu
Laura Vicaș
出典:
Pharmaceutics
2021
13
1418
DOI:
10.3390/pharmaceutics13091418
要旨:
6種類のリポソームL1~L6を作成した。ホスファチジルコリンを基盤するリポソームをL1とし、ホスファチジルセリンのケースをL2とした。それぞれにケルセチンを含むリポソームをL3およびL4とし、ミチヤナギ抽出物を加えた物をL5およびL6...
要旨:
40名のアスリートを対象とする、日常的なケルセチンの摂取が、運動に起因する酸化的損傷および炎症への影響を検証した臨床研究。ランダムに2群に分け、片方がケルセチン1000 mg/dayを摂取し、もう片方はプラセボを服用した。6週間の摂...