ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
33件中 21-30件を表示
要旨:
ケルセチンの結直腸癌に対する効果をメカニズムを中心にまとめた総説。まずインロト代わりに、結直腸癌の概要と、ケルセチンの生合成と代謝を述べた。次に、鍵となるシグナル伝達経路を、Wnt/β-カテニン・PI3K/AKT/mTOR・MAPKカスケー...

犬の癌予防に化学物質を用いる枠組を支持する証拠

Evidence supporting the conceptual framework of cancer chemoprevention in canines

著作名:
Tamara P. Kondratyuk
Julie Ann Luiz Adrian
Brian Wright
Eun-Jung Park
Richard B. van Breemen
Kenneth R. Morris
John M. Pezzuto
出典:
Scientific Reports
2016
6
26500
DOI:
10.1038/srep26500
要旨:
ポリフェノールを含む犬用のビスケットを作成した。1個当たり、レスベラトロール250 mg、エラグ酸63 mg、ゲニステイン125 mg、クルクミン250 mg、ケルセチン250 mgを含んでいる。一方、これらのポリフェノールを含まないビスケットを...

ケルセチンのヒトのバイオアベイラビリティにおける個体間変動

Bioavailability of Quercetin in Humans with a Focus on Interindividual Variation

著作名:
A. Filipa Almeida
Grethe Iren A. Borge
Mariusz Piskula
Adriana Tudose
Liliana Tudoreanu
Kateřina Valentová
Gary Williamson
Cláudia N. Santos
出典:
Comprehensive Reviews in Food Science and Food Safety
2018
17
714-731
DOI:
10.1111/1541-4337.12342
要旨:
ケルセチンのヒト体内動態に関する総説。まず、ケルセチンの代謝を2枚のパネルに図示する。片方は、フラボノイド骨格を有したまま、グルクロン酸・メチルエーテル・硫酸エステルが結合する経路について、関与する酵素と代謝物の構造を...

ケルセチンは、ストレス下のマウスの行動と生化学的な変化を調節する

Quercetin Modulates Behavioural and Biochemical Alterations in Stressed Mice

著作名:
Anthony Taghogho Eduviere
Emuesiri Goodies Moke
Adrian Itivere Omogbiya
Lily Oghenevovwero Otomewo
Juliet Nnenda Olayinka
Faith Eninidiere Aboyewa
Atare Peace Ijeje
出典:
Biosciences Biotechnology Research Asia
2021
18
681-689
DOI:
10.13005/bbra/2951
要旨:
睡眠不足が惹起したマウスに、ケルセチンが神経保護効果を示した。投与は7日間続け、4日目からは睡眠不足に晒した。ケルセチンは非投与群と比べて、記憶能力を有意に増幅し、うつ病様の行動を軽減し、カタラーゼとSODを増加した。ケル...
要旨:
腓腹筋を機械的に損傷したモデルラットを用いる薬効評価。ケルセチンーβ-シクロデキストリン錯体を含むゲルで処置すると、過酸化脂質の生成、SODおよびカタラーゼ活性が著しく低下した。超音波パルスの患部への照射を併用すると、より...

実験的な胸膜炎症における、ケルセチンとクルクミンの効果

Quercetin and curcumin effects in experimental pleural inflammation

著作名:
Cristina Bidian
Daniela-Rodica Mitrea
Olivia Gabriela Vasile
Adriana Filip
Adriana Florinela Cătoi
Remus Moldovan
Nicoleta Decea
Adriana Albu
出典:
Medicine and Pharmacy Reports
2020
93
260 - 266
DOI:
10.15386/mpr-1484
要旨:
カラギーナンで惹起したラットの胸膜炎を、ケルセチンおよびクルクミンの組合せが効果的に保護した。組合せを投与すると、マロンジアルデヒドを減少させ、セルロプラスミンとグルタチオン値を正常化した。また肺組織のレドックスバラ...
要旨:
ケルセチンは、イベルメクチンが有する捻転胃虫の幼虫の駆除効果を、増強させる。ただし、成虫の駆除には効果がない。ヒツジを用いる動物実験で検証した。

SARS-CoV-2が有する3CLproの構造安定性と実験的スクリーニングによる、阻害剤としてのケルセチンの特定

Structural stability of SARS-CoV-2 3CLpro and identification of quercetin as an inhibitor by experimental screening

著作名:
Olga Abian
David Ortega-Alarcon
Ana Jimenez-Alesanco
Laura Ceballos-Laita
Sonia Vega
Hugh T. Reyburn
Bruno Rizzuti
Adrian Velazquez-Campoy
出典:
International Journal of Biological Macromolecules
2020
164
1693-1703
DOI:
10.1016/j.ijbiomac.2020.07.235
要旨:
新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の複製過程にて、3C様プロテアーゼ(3CLpro)は必須不可欠な酵素である。今回、天然物ライブラリーを対象に、SARS-CoV-2の3CLproの阻害物質をスクリーニングした結果、ケルセチンが最も高い値 (Ki = 7 μM...
要旨:
SARS-CoV-2の主要酵素である3CLproに、ルチンが阻害作用を示すことは、よく知られている。しかし、ルチンは水溶性に乏しく、医薬品としての実用化が覚束なかった。今回、L-アルギニンとルチンとを混合することで、水溶性と3CLproへのK...
要旨:
出生後ラットの脳組織培養にて、ルチンの神経保護作用のメカニズムを検証した。グルタミン酸-アスパラギン酸トランスポーターの増加に伴って起こる、グルタミン酸が惹起する細胞死とグルタミン合成酵素の喪失を、ルチンが阻害した。ル...