ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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34件中 31-34件を表示
要旨:
ケルセチンは急性骨髄性白血病の腫瘍細胞を、カスパーゼ依存的にアポトーシスした。ケルセチン処置した細胞は、VEGFR2が減少し、PI3K/Aktシグナル伝達が阻害された。

イソラムネチンは、低酸素環境でPI3Kを介した適応性オートファジーを阻害して、胃癌細胞株MKN-45のアポトーシスを促進する

Isorhamnetin Promotes MKN-45 Gastric Cancer Cell Apoptosis by Inhibiting PI3K-Mediated Adaptive Autophagy in a Hypoxic Environment

著作名:
Chenghao Li
Jiawei Li
Yan Li
Ling Li
Yali Luo
Junjie Li
Yiming Zhang
Yanru Wang
Xiuzhu Liu
Xiaotian Zhou
Hongxia Gong
Xiaojie Jin
Yongqi Liu
出典:
Journal of Agricultural and Food Chemistry
2021
69
8130–8143
DOI:
10.1021/acs.jafc.1c02620
要旨:
ヒト由来胃癌細胞株MKN-45を低酸素下に置くと、オートファジーにより増殖が促進される。しかしイソラムネチンは、これを阻害した。イソラムネチンはPI3Kに結合し、MKN-45のオートファジーに必要なPI3K/AKT/mTORシグナル伝達を阻止した...

低酸素再酸素化による心筋細胞の損傷への、乳酸-グリコール酸共重合体(PLGA)ナノ粒子でカプセル化したケルセチンの効果と、その作用機序

Effect of lactic-co-glycolicacid nanoparticles polymer encapsulated quercetin on hypoxia/reoxygenation-induced cardiomyocyte injury and its mechanism

著作名:
Shubo Song
Weijie Liang
Bin Li
Haoju Dong
Kaiyuan Wu
Liyun Zhao
Taibing Fan
出典:
Materials Express
2021
11
1653-1659
DOI:
10.1166/mex.2021.2075
要旨:
乳酸-グリコール酸共重合体ナノ粒子(PLGA)でカプセル化したケルセチンを調製した。低酸素再酸素化で損傷した心筋細胞を用いて、薬効を評価した。カプセル化したケルセチンフリーのケルセチンともに、細胞の生存率を高め、アポトーシス...

アルツハイマー病のマウスモデルにおける、タウ蛋白質による病理と神経炎症はルチンが予防する

Rutin prevents tau pathology and neuroinflammation in a mouse model of Alzheimer’s disease

著作名:
Xiao-ying Sun
Ling-jie Li
Quan-Xiu Dong
Jie Zhu
Ya-ru Huang
Sheng-jie Hou
Xiao-lin Yu
Rui-tian Liu
出典:
Journal of Neuroinflammation
2021
18
131
DOI:
10.1186/s12974-021-02182-3
要旨:
タウ蛋白質はアルツハイマー認知症と深く関係するが、その凝集をルチンが阻害した。ルチンはまた、タウ蛋白質の凝集体が原因となる神経毒性も緩和した。P301Sマウス(タウ蛋白質による神経原線維変化のモデル)にルチンを投与すると、モ...