ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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52件中 41-50件を表示
要旨:
CD4+およびCD62L+T細胞の移植で惹起した大腸炎の病態モデルマウスを用いる、ルチンの薬効評価。1日57 mg/kgのルチンで諸症状(疾病インデクス・体重減少・ミエロペルオキシダーゼおよびALPの過剰発現)は改善されたが、その半分の投与量...

高脂肪食がマウスに誘発した非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)に対するケルセチンの保護効果は、腸内細菌叢の不均衡と関連する腸肝軸の調節が媒介する

Protective effect of quercetin on high-fat diet-induced non-alcoholic fatty liver disease in mice is mediated by modulating intestinal microbiota imbalance and related gut-liver axis activation

著作名:
David Porras
Esther Nistal
Susana Martínez-Flórez
Sandra Pisonero-Vaquero
José Luis Olcoz
Ramiro Jover
Javier González-Gallego
María Victoria García-Mediavilla
Sonia Sánchez-Campos
出典:
Free Radical Biology and Medicine
2017
102
188-202
DOI:
10.1016/j.freeradbiomed.2016.11.037
要旨:
高脂肪食で惹起したマウスの非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)を、ケルセチンが緩和した。高脂肪食が腸内毒素症を起こし、腸内毒素症がTLR4経路による炎症と脂質毒性の原因となるが、ケルセチンには抑制的に働く。

ケルセチンはヒト甲状腺細胞をカドミウム毒性から保護する

Quercetin Protects Human Thyroid Cells against Cadmium Toxicity

著作名:
Francesca Capriglione
Jessica Maiuolo
Marilena Celano
Giuseppe Damante
Diego Russo
Stefania Bulotta
Valentina Maggisano
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2021
22
6849
DOI:
10.3390/ijms22136849
要旨:
ヒト由来甲状腺細胞Nthy-ori-3-1に塩化カドミウムで処理すると、投与量および時間依存的に、成長が阻害された。ケルセチンには、塩化カドミウムの悪影響を打ち消す作用があることを見出した。すなわちケルセチンは、細胞外シグナル制...

II型糖尿病ラットに対する桑葉抽出物のin vivo抗糖尿病活性に、クロロゲン酸とルチンは主要な役割を果たす

Chlorogenic Acid and Rutin Play a Major Role in the In Vivo Anti-Diabetic Activity of Morus alba Leaf Extract on Type II Diabetic Rats

著作名:
Attila Hunyadi
Ana Martins
Tusty-Jiuan Hsieh
Adrienn Seres
István Zupkó
出典:
PLoS ONE
2012
7
e50619
DOI:
10.1371/journal.pone.0050619
要旨:
糖尿病モデルラットに桑葉エキスを投与すると、濃度依存的に血糖値が降下した。桑葉エキスの主成分はクロロゲン酸、ルチン、イソケルシトリンであり、それぞれのvivo活性を同様の動物モデルで検証した。その結果、クロロゲン酸とルチ...
要旨:
トリニトロベンゼンスルホン酸で惹起した、回腸炎および大腸炎のモデルラットにて、ルチンは顕著な抗炎症作用を示したが、ケルセチンにはほとんど効果がなかった。この不一致を説明するために、粘膜中のフラボノイドレベルを測定した...

ビフィズス菌とガセリ菌とを組込んだマイクロカプセルとケルセチンの併用は、発癌高感受性モデルマウスの結腸直腸癌の発症を阻害する

Microencapsulated Bifidobacterium bifidum and Lactobacillus gasseri in Combination with Quercetin Inhibit Colorectal Cancer Development in ApcMin/+ Mice

著作名:
Iván Benito
Ignacio J. Encío
Fermín I. Milagro
María Alfaro
Ana Martínez-Peñuela
Miguel Barajas
Florencio Marzo
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2021
22
4906
DOI:
10.3390/ijms22094906
要旨:
プロバイオティクスとケルセチンとの組合せ薬効を検証した。ApcMin/+マウス(発癌高感受性モデル)にビフィズス菌とガセリ菌とを組込んだマイクロカプセルを8週間投与すると、結腸直腸癌発症の指標である異常陰窩巣と腺腫の、それぞれ45...
要旨:
関節リウマチのモデルラットを用いて、既存治療薬メトトレキサートとケルセチンの比較を行った。投与量としてメトトレキサート0.75 mg/kgとケルセチン25 mg/kgとがほぼ同等の効果をもたらし、侵害受容の閾値・滑液への白血球流出・炎...

ケルセチン・ルチン・ジオスメチン・ジオスミンの結合および抗血小板活性

Binding and antiplatelet activity of quercetin, rutin, diosmetin, and diosmin flavonoids

著作名:
Cristina Zaragozá
Jorge Monserrat
Carolina Mantecón
Lucinda Villaescusa
Miguel Ángel Álvarez-Mon
Francisco Zaragozá
Melchor Álvarez-Mon
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2021
141
111867
DOI:
10.1016/j.biopha.2021.111867
要旨:
ルチン、ケルセチン、ジオスメチン、ジオスミンの、血小板凝集に対する挙動を調べた。これらは、血小板表面に存在する膜糖蛋白質GPIIb/IIIa受容体を遮断した。その結果、血小板活性化が抑制され、カルシウムイオノフォアの凝集促進効...
要旨:
悪性黒色腫細胞RPMI-7951およびSK-MEL-28に対する、ルチンのIC50値は64.5±13.3 μMと47.4±2.4 μMであり、濃度依存的な生存率の減少を示した。また、細胞核内においては、内容物が目に見えるように減少し、典型的なアポトーシスの特徴を...

タモキシフェンで処置した卵巣切除ラットにおけるケルセチンの血糖降下作用

Antihyperglycemic Effect of Quercetin in Ovariectomized Rats Treated with Tamoxifen

著作名:
Fernanda Coleraus Silva
Isabella Calvo Bramatti
Adrieli Gorlin Toledo
Fernando Marques Salles
Ana Maria Itinose
Carla Brugin Marek
出典:
Journal of Medicinal Food
2017
20
235-242
DOI:
10.1089/jmf.2016.0078
要旨:
抗癌剤タモキシフェンで惹起した卵巣摘出ラットの高血糖状態を、ケルセチンが保護した。ケルセチンのブチリルコリンエステラーゼ阻害作用は、高血糖の軽減と相関している。腸内の同酵素の働きは減少した一方で、脂肪組織では投与量に...