ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
52件中 21-30件を表示

酸化亜鉛ナノ粒子が誘発した肝障害に対する、α-リポ酸・ケルセチン・アスコルビン酸の改善効果

Ameliorative Effects of Alpha Lipoic Acid, Quercetin and Ascorbic Acid against Zinc Oxide Nanoparticles Induced Hepatic Damage In vivo

著作名:
Sumera Sajiad
Laiba Saeed
Husna Malik
Bushra Naseem
Farzana Rashido
Iram Liaqat
Nida Khalid
Amna Naseem
出典:
Sains Malaysiana
2023
52
563-578
DOI:
10.17576/jsm-2023-5202-18
要旨:
酸化亜鉛ナノ粒子で惹起した肝障害のマウスに、α-リポ酸、ケルセチン、アスコルビン酸のそれぞれ(いずれも100 mg/kg)を投与した。酸化亜鉛ナノ粒子がもたらした、肝組織の壊死と血中ALT・AST・ALPの上昇は、3化合物とも顕著に改善した...
要旨:
ヒト由来肝細胞癌細胞株HepG-2・Huh-7・Hep3B2.1–7および胆管癌細胞株TFK-1を用いて、ケルセチンの増殖阻害作用を評価した。その結果、ケルセチンはこれら4種にアポトーシスを誘導し、Huh-7以外の3種にDNA損傷を認めた。ケルセチンは...

ケルセチンはマクロファージの転換とTGF/β-Smad2/3経路を阻害して、珪肺症マウスの肺線維症を軽減する

Quercetin Alleviates Pulmonary Fibrosis in Silicotic Mice by Inhibiting Macrophage Transition and TGF-β-Smad2/3 Pathway

著作名:
Fei Geng
Lan Zhao
Yuhao Cai
Ying Zhao
Fuyu Jin
Yaqian Li
Tian Li
Xinyu Yang
Shifeng Li
Xuemin Gao
Wenchen Cai
Na Mao
Ying Sun
Hong Xu
Zhongqiu Wei
Fang Yang
出典:
Current Issues in Molecular Biology
2023
45
3087-3101
DOI:
10.3390/cimb45040202
要旨:
シリカゲルを吸入して惹起した珪肺症のモデルマウスは、マクロファージの筋線維芽細胞への転換が活性化して、肺線維症の進行が顕著であった。ケルセチンの投与は、TGF/β-Smad2/3経路を抑制して、肺組織の病変を元に戻した。別途実施し...

ケルセチンはラットの脂肪組織と肝臓のトランスクリプトームを変化させ、脂肪過多・脂質異常症・耐糖能異常を改善する

Quercetin supplementation alters adipose tissue and hepatic transcriptomes and ameliorates adiposity, dyslipidemia, and glucose intolerance in adult male rats

著作名:
Adéla Kábelová
Hana Malínská
Irena Marková
Martina Hüttl
Blanka Chylíková
Ondřej Šeda
出典:
Frontiers in Nutrition
2022
9
952065
DOI:
10.3389/fnut.2022.952065
要旨:
遺伝性のメタボリックシンドロームのラットに、高ショ糖食もしくはケルセチンを含む高ショ糖食で、それぞれ飼育した。ケルセチン投与群は、ショ糖単独群と比べて顕著に、精巣上体脂肪と後腹膜脂肪が減少し、血糖値と空腹時インスリン...

ルチンを含む固体脂質ナノ粒子は、紫外線B波(UVB)の照射による皮膚生検および人工皮膚組織の損傷を保護する

Photoprotective effect of solid lipid nanoparticles of rutin against UVB radiation damage on skin biopsies and tissue-engineered skin

著作名:
Rodrigo Molina Martins
Silvia de Siqueira Martins
Gustavo Luis Ferreira Barbosa
Maria José Vieira Fonseca
Patrick J. Rochette
Véronique J. Moulin
Luis Alexandre Pedro de Freitas
出典:
Journal of Microencapsulation
2022
39
668-679
DOI:
10.1080/02652048.2022.2156631
要旨:
熱融解およびマイクロ懸濁法で、ルチンを担持した固体脂質ナノ粒子を新規に調整した。粒径は74.22± 2.77 nm、ゼータ電位は-53.0±1.61 mV、ルチンの封入効率は98.90±0.25%であった。このナノ粒子は、紫外線B波(UVB)の照射による皮膚生...

酵素処理イソケルシトリン: 生産・代謝・バイオアベイラビリティ・毒性・薬理・関連する分子メカニズム

Enzymatically Modified Isoquercitrin: Production, Metabolism, Bioavailability, Toxicity, Pharmacology, and Related Molecular Mechanisms

著作名:
Aleksandra Owczarek-Januszkiewicz
Anna Magiera
Monika Anna Olszewska
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2022
23
14784
DOI:
10.3390/ijms232314784
要旨:
酵素処理イソケルシトリン(EMIQ)に関する、総合的な総説。まず、EMIQの化学構造と製法を概説した後、物性として、ケルセチンやルチンと比較して水溶性が向上した点を強調する。体内動態に関しては、動物実験の論文5件を例示して、バイ...
要旨:
ルチンのバイオアベイラビリティを向上すべく、酵素反応にてオレイン酸およびリノール酸とのエステルをそれぞれ合成した。これらの毒性評価を、in virtoおよびin ovo(卵内で行う評価)で実施した。Vitro: 心筋細胞H9c2・肝細胞HepaRG・...
要旨:
シリカ(SiO2)を気管内注入したマウスは、肺組織にコラーゲンIが増大して、肺線維症が進行した。しかし、ケルセチンの同時投与はコラーゲンIの生成を顕著に抑制したが、投与開始を遅れると効果が半減した。ケルセチンはまた、シリカが...

モリンとイソケルシトリンはシグナル伝達経路を調節し、ミトコンドリアの生合成を刺激して、虚血性神経損傷から保護する

Morin and isoquercitrin protect against ischemic neuronal injury by modulating signaling pathways and stimulating mitochondrial biogenesis

著作名:
Vanesa Carmona Mata
Joshua Goldberg
出典:
Nutritional Neuroscience
2023
26
796-806
DOI:
10.1080/1028415X.2022.2094855
要旨:
海馬の神経細胞HT22をヨード酢酸で刺激して、虚血性神経損傷の特徴であるエネルギー枯渇をシミュレーションした。モリンとイソケルシトリンを作用させると、ヨード酢酸の毒性に有意な神経保護効果を示し、ミトコンドリア複合体の活性...
要旨:
骨粗鬆症・骨癌・歯周炎の治療における、レスベラトロール・ケルセチン・クルクミンの骨代謝に関するシステマティックレビュー。各種データベースを検索して得た、主にvirtoおよび動物実験の論文計36件を対象とした。骨代謝の調節・骨...