ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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323件中 261-270件を表示

アセトアミノフェンが誘発する肝アポトーシスの、レスベラトロールとケルセチンの組合せによる抑制: 酸化ストレスとインターロイキン-11の関連

Suppression of hepatic apoptosis induced by acetaminophen using a combination of resveratrol and quercetin: An association of oxidative stress and interleukin-11

著作名:
Suliman Al Humayed
Bahjat Al-Ani
Abdullah S. Shatoor
Abbas O. El Karib
Mohammad Dallak
Samaa S. Kamar
Mohamed A. Haidara
出典:
International Journal of Morphology
2020
38
83-90
DOI:
?
要旨:
アセトアミノフェンで惹起したラットの急性肝毒性を、ケルセチンおよびレスベラトロールの組合せが保護した。2つのポリフェノールを予め投与すると、アセトアミノフェンによるマロンジアルデヒド・Bcl-2・IL-11・IL-6・ALT・AST・SOD...

ケルセチンはSIRT1/ERK経路を活性化して、イソニアジドが誘発したHepG2細胞のアポトーシスを保護する

Quercetin protected against isoniazid-induced HepG2 cell apoptosis by activating the SIRT1/ERK pathway

著作名:
Yueming Zhang
Wenrui Zhang
Lina Tao
Jinghui Zhai
Huan Gao
Yanqing Song
Xiaoyu Qu
出典:
Journal of Biochemical and Molecular Toxicology
2019
33
e22369
DOI:
10.1002/jbt.22369
要旨:
イソニアジドは汎用されている抗結核薬であるが、肝毒性がある。イソニアジドを作用させたHepG2細胞にケルセチンを加えると、生存率が著しく延びた。ケルセチンはSIRT1/ERK経路を調節して、HepG2細胞のアポトーシスを阻害した。

NF-κB/IκBα・p38 MAPK・Bcl-2/Baxシグナル伝達の調節を介して、ケルセチンは肝線維症の進行を阻害する

Inhibitory effects of quercetin on the progression of liver fibrosis through the regulation of NF-кB/IкBα, p38 MAPK, and Bcl-2/Bax signaling

著作名:
Rong Wang
Hai Zhang
Yuanyuan Wang
Fuxing Song
Yongfang Yuan
出典:
International Immunopharmacology
2017
47
126-133
DOI:
10.1016/j.intimp.2017.03.029
要旨:
四塩化炭素で惹起したラットの肝線維化の進行を、ケルセチンがくい止めた。ケルセチンの抗線維化は、Bcl-2/Baxによる抗アポトーシスのシグナル伝達と深く関連している。ケルセチンは、肝星細胞の活性化に関わる蛋白質の働きを抑制して...

B群レンサ球菌に感染した牛乳由来好中球に対する、ケルセチンおよびクルクミンの免疫調節効果

Immunomodulatory Effects of Herbal Compounds Quercetin and Curcumin on Cellular and Molecular Functions of Bovine-Milk-Isolated Neutrophils toward Streptococcus agalactiae Infection

著作名:
Purichaya Disbanchong
Wichayaporn Punmanee
Anyaphat Srithanasuwan
Noppason Pangprasit
Kanruethai Wongsawan
Witaya Suriyasathaporn
Phongsakorn Chuammitri
出典:
Animals
2021
11
3286
DOI:
10.3390/ani11113286
要旨:
B群レンサ球菌はウシの乳腺炎の原因となるが、ケルセチンとクルクミンによる予防法を、牛乳由来の好中球を用いて検証した。ケルセチンとクルクミンは、以下の遺伝子発現の調節に有益な効果を示した: 炎症誘導性サイトカイン(IL-1B・IL...

単胃動物とヒトの腸機能への、シトルリンおよびケルセチンの有望な関わり: 包括的なレビュー

Potential Implications of Citrulline and Quercetin on Gut Functioning of Monogastric Animals and Humans: A Comprehensive Review

著作名:
Victoria Anthony Uyanga
Felix Kwame Amevor
Min Liu
Zhifu Cui
Xiaoling Zhao
Hai Lin
出典:
Nutrients
2021
13
3782
DOI:
10.3390/nu13113782
要旨:
動物実験を中心に、ケルセチンとシトルリンが腸機能に与える影響をまとめた総説。まずイントロ代わりに、両者の代謝について概要を述べている。本題では、シトルリン・ケルセチン・両者の組合せに章分けしているが、3番目に重点が置か...

腎虚血再灌流がラットに誘発した遠隔心筋損傷は、ケルセチンが改善する: Rhoキナーゼと硫化水素の役割

Quercetin ameliorated remote myocardial injury induced by renal ischemia/reperfusion in rats: Role of Rho-kinase and hydrogen sulfide

著作名:
Shaimaa S. El-Sayed
Rania M. Shahin
Ahmed Fahmy
Shimaa M. Elshazly
出典:
Life Sciences
2021
287
120144
DOI:
10.1016/j.lfs.2021.120144
要旨:
ラットの腎臓を虚血再灌流すると、腎および心筋の両組織が損傷する遠隔心筋損傷をもたらすが、ケルセチンの投与で改善した。ケルセチンは腎組織のシスタチオニンβ合成酵素のレベルと活性を増強し、心筋の硫化水素を減少した。ケルセチ...

五酸化二バナジウムがオスラットに誘発する酸化ストレスと生殖ホルモンかく乱は、ケルセチンが緩和する

Quercetin Mitigates Vanadium-Pentoxide-Induced Oxidative Stress and Reproductive-Hormone Disruption in Male Rats

著作名:
Tamer S. Imam
Walaa M. Elhady
Rasha Thabet Metwaly Alam
Haiam A. Mohammed
出典:
Advances in Animal and Veterinary Sciences
2020
8
490-498
DOI:
10.17582/journal.aavs/2020/8.5.490.498
要旨:
五酸化二バナジウムで惹起したラットの生殖障害を、ケルセチンが効果的に保護した。バナジウムは精子形成を阻害し、精子の運動性と総数を減少させ、異常精子が増大した。しかし、ケルセチンはこのような状態を正常化した。また、ケル...
要旨:
殺虫剤ロテノンで惹起したパーキンソン病のモデルラットを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンを予め投与した際の予防効果と、ロテノン処置後にケルセチンを投与する治療効果の2通りを比較した。ケルセチンの投与は、ロテノンが...

ケルセチンは、ヒトおよび老齢マウスの卵母細胞の体外成熟培養を促進する

Quercetin promotes in vitro maturation of oocytes from humans and aged mice

著作名:
Yongzhi Cao
Haibin Zhao
Zhao Wang
Changming Zhang
Yuehong Bian
Xin Liu
Chuanxin Zhang
Xin Zhang
Yueran Zhao
出典:
Cell Death & Disease
2020
11
965
DOI:
10.1038/s41419-020-03183-5
要旨:
老齢マウスの卵母細胞を用いる、ケルセチンの評価。ケルセチンは、体外成熟培養(卵胞と卵母細胞を体外で成熟させる)を19.6%向上させ、胚盤胞形成率を15.5%上昇させた。ケルセチンは、ミトコンドリア中の活性酸素種を除去し、アポトー...

イソケルセチンは活性酸素種依存的な小胞体ストレスの抑制を介して、ラットにツニカマイシンが誘発した脊髄後根神経節ニューロンのアポトーシスを改善する

Isoquercetin ameliorates tunicamycin-induced apoptosis in rat dorsal root ganglion neurons via suppressing ROS-dependent endoplasmic reticulum stress

著作名:
Tan Lu
Chao Zhang
Mingxiang Chai
Yongbo An
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2016
80
343-351
DOI:
10.1016/j.biopha.2016.03.039
要旨:
イソケルセチンは、ツニカマイシンで惹起したラットの脊髄後根神経節細胞のアポトーシスを抑制した。ミトコンドリアと小胞体への酸化ストレスを緩和することが、アポトーシスを誘導するシグナルを阻止した。